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酒都西条の地で、吹奏楽と作曲・編曲(……と、ちょこっと仕事)に勤しむラッパ吹き根魚のブログ
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♪ #43: さとりのしょ / detune.

まさか今更地上波でピーピングライフを始めるとは思いませんでした。
や、確かに最近SATのCMやZIPとのコラボなどなど、突然色々始めてたので「なぜ今更突然?」みたいには思っていたんですが。。。
考えてみればあの時間帯にはピッタリです。
たまに「おもしろくない」「意味がわからない」みたいな意見を目にしますが、
あのアニメを見てそういう感想が選択肢にあがる人とは仲良くなれる気がしません。
そもそもあの作品はそういう土俵で戦ってないのですから、このような批評自体が的外れなんですよね。
おれだって別にすげーおもしろいかと言われれば微妙だし、「だからなんなの」という話が大半ですが、
あのアニメはそういった類のものを求めて観るようなものではないのです。



やるせないほどに最近感じているおれの今年一番の失敗は、
酒まつりコンサート(映画音楽シバリ)の曲目に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をプログラミングしなかったことです。
やーー。。。団内の映画ツウの方々、今年はこれ入れなきゃダメでしたね。スミマセン。。。
まさか舞台が2015年だったなんて……完全に勉強不足でした。
今年は公開○周年みたいな作品や、今年広島で劇団四季が演りましたね、みたいなのが多く、
じゃあ他に何が外せたかといったら、洋画の部では唯一の癒し枠だったニュームーンしかなかったため、
いずれにせよ難しい判断だったのは間違いないのですが……。

ただ、何が悔しいって、
2015年舞台とは知らず、まさにこのバック・トゥ・ザ・フューチャーを来年やる予定でいたことです。
既にプログラムも固まった時期に、
おお、そういやあの曲いいな。来年やろう。と思ったのですが、
酒まつりが終わってから数日後、テレビからはしきりにデロリアンや自動でキュッと紐が締まる靴みたいなのの話題でもちきり。
これは来年やりづれぇーー。。。○周年とかで散々盛り上がった過去の名作をその翌年にプログラミングなんて、
一番避けなくてはならない……というか単純に今更感満載でダサイ。
名曲に古いも新しいもないのですが、さすがにこのタイミングはカッコ悪すぎです。
最近ずっとこのことでモヤモヤしておりました。


―――――――――――――――――――――――――


さ、ここで私事ですがご報告があります。

この度転職をしました。


ざわ・・・ざわ・・・


色々あって前の会社を夏の終わりに辞めまして(理由はどうあれ自己都合扱いですが…)、
最近は転職サイトや転職雑誌を読み漁る日々でした。

とは言え、どうせ転職するんだしと開き直って、
新卒のときと比べて(一応まだ3年以内なので学卒扱いですが)かなり条件を絞ってました。

・東広島市近郊(引越し資金がない。ウィンド続けたい)
・少なくとも日曜は休み。できれば土曜も休み(前職が基本的に週休1日で、どんだけ大変かがわかった。日曜休みはウィンド続けたいから)
・夜勤はなし(長い目で見て絶対身体壊す)
・ガテン系はなし(天気に左右されるので不安定)

なんだかとっても大上段な姿勢にも見えますが、
もう中途半端なことはしないと固く決めましたので、これらは徹底してオレの中で掲げてました。

でも、特にフリーペーパーに載るような求人は、
「中型免許必要」なものであったり、「夜勤あり」なものが多く、
なっかなかこれだと思えるようなものが見つからず、徐々に流されそうになってたところ、
つい先日発行された求人情報誌の中に、ついにピンとくるものを見つけたのです。

初めて見る求人だったので、急いで書いてある番号に電話。
どうやら急な欠員ですぐに補充したいのでということで、翌日すぐに面接。
あ、ちなみに最初は派遣で、1年か2年かしたら直接雇用に切り替わる見通しとのことでした。

最初に派遣会社の人と面接だったのですが、履歴書を見るなり、
「これを見る限りなかなか高学歴ですね~」
やはり中堅国立でも広大は県内ではエリート扱いです。
最初の好印象が効いたのか、雇用先の会社に連絡する際にも、とても好意的に話を通しておいていただくことができ、
結果的にはトントン拍子といった具合に進みました。

で、求人誌には記載がなかったのですが、雇用先はまさかのJAひろしまでした。
天下の全農ですよ。マジか!
面接担当の方が帰社するまで少し時間があいたので、先に職場の見学をさせていただくことに。

仕事は、簡単に言うと「米の品質調査・品質管理」です。
様々な専用の機械を用いて、精米の水分量やタンパク質、脂肪酸その他成分を測定したり、
精米に割れや変色があれば、どのようなタイプでの未熟粒なのかを分析、区分したり、
汚染がないか、pHは適正であるかを検査したり、
時期や産地によって細かく変わる炊飯時の適正な浸漬時間や加水量、火力、水温などを官能試験(簡単に言うと、実際に見て、嗅いで、食べる)を基に算出して消費者へのアドバイスに繋げたり……。

どうです?ものすごくそそられる仕事内容じゃないですか?
白衣を着て、小さな部屋の中を所狭しと取り囲む様々な専用の測定機に囲まれるという、
大学の頃の既に懐かしくなった記憶が蘇るような環境です。
院卒でなく、所詮は学部卒なのでそういった理系の専門職はほとんど諦めていましたが、
学部単位で見れば専攻していた分野にドンピシャの専門的な業務内容です。キタコレ!


応募する時点から感じていた、「ここは絶対逃したらアカン」てな思いがここで頂点に達しましたが、
見学の後で通された面接の部屋では、正直既に勝利を確信しながらの会話でした。
先方も、「研究機関のように専門的というわけではない」としながらも、
知識や経験が要求される仕事なだけに長期での雇用が可能な人材(=若いほどgood)を採用したいと言っており、
そういう観点からも1~2年後には直接雇用に切り替えたいという旨の話も聞き、さすれば安定感は折り紙つきの職場なので安心です。
ちなみにここでも学歴・出身学部に触れられ、見る限りでは好印象を与えることができたはずです。
面接を担当するらしい人が帰社される前に案内や説明をしてくれた社員の方も、
「なんかもう決まったようなモンですね」と言うくらい、派遣会社の担当の方も交えて、
なんとも和やかなムードで話をしていたところ、ついに担当の方が帰社。

あらかじめ電話で大方紹介してもらっていたとはいえ、
なぜ最初の会話が「普段弁当をどこで食べているか」の会話だったのでしょうかね(笑)
そして実にスムーズに「いつから来れる?」と切り出されました。
どうも、3人1組となって動いている現在の職場ですが、10月いっぱいで退社する人がおり、
それもあっての急募だったようです。
これマジで運がよかったんだと感動すらしました。
11月からオレは派遣社員としてJAひろしまで勤務スタートとなります。
最初は扱う製品の知識やパソコンの基本的な操作を勉強したりする日々になると思いますが、
早く自信を持って名刺を出せるくらいになりたいと思っています。

最近中学時代の友人や高校時代の部活の後輩なんかの近況を聞く機会がたて続けにあり、
その度にいたたまれない気持ちになり続けておりましたので、
ようやく彼らと同じステージに立つことができて本当にホッとしております。派遣ですが。


それにしても、学生のときもフリーターのときも、
県内の有名どころでいうとアヲハタ、アマノフーズ、田中食品、寺岡有機醸造、……と
民間の食品製造・管理系に割と絞ってあんだけ色々動いたにもかかわらず惨敗を喫し続けていたのに、
見つかるときはサッと話が進んであっけないほどサッと決まるもんですね。しかもわりと専門分野の。派遣ですが。
「何事もノリとタイミング」ってわけですか。
よく、「もともと縁があることってのは、どういう道を行っても結局出会う運命にある」みたいなことを聞きますが、
今回の一件はまさにそうだったのかもしれません。
JAなんて、公務員的な存在の大きさみたいなものに恐れをなして
現役のとき受けてすらいないですからね。自分から意識下で避けてましたからね。
運命はどこでどう転ぶかわからんもんです。派遣ですが。

あと感じたのは、「基町高→広島大」ってルート。
手前味噌ですがやっぱ広島県内限定で無類の信用を得られますね。
JAのような、割と地方ならではの体質が強いところだと尚更。
大学以降がグダグダなこんなオレにも、学歴は愛想つかすことなく一生一緒に歩いてくれるので、
あの頃必死で勉強しててホントによかったと思います。ホントに。
まあ、正直親はもっと上を期待していたんじゃないかという気もしないではないですが……。
回り道ばかりでなかなか落ち着きませんでしたが、ひとまずはようやく安心させられることができたかな、という安堵感でホッとしとります。派遣ですが。
なんとか親が元気で旅行しまくれる内に色々と返していけるようにせねば。。。



そしてここからは余談、昨日手続きのために市内の派遣会社に行ってきたんですが、
本通りのすぐ前だったので帰る前に少しブラブラしてたら、中島尚樹がロケしてました。
メンツ的に多分デルゲーツ。

あと、話題の例のメイドカフェのあたりも通りました。
直視できませんでしたが、なんかもうきれいになってた……?
大学時代によく市内にラーメン行脚をしていた頃、
本通り周辺の店を散策するためによく原付を路駐してたのが、実はあのメイドカフェの真ん前(道向かい)あたりだったんです。
広島にもこんなものが?ってなインパクトのメイドカフェもさることながら、
そのカフェの隣が「まよねぇず屋」というマヨネーズを売りにしてる飲食店っぽくて、
オレの中のいろんなアンテナが拒否反応を起こしまくってたのでよく覚えてたんです。

あ、あと、「リゾート」が微妙に移転してました。
「リゾート」と言えば、広島市近郊の県民なら誰でも知ってるレベルの店の一つですが、
意外と1人で行ったことが2回ほどあります。
2回とも前回店があった場所のときですが、男1人で入るのは最初はちょっと勇気がいりました。
ドリアもうまいけど、あのオニオンサラダみたいなやつがタマラン。
タマネギに酢醤油ぶっかけたくらいのもんですが、あの環境、あの食器、あのワクワク感で食べるというのがミソ。
久しぶりに行きたくなってきました。一緒に行ってくれる女性募集中。
男は一緒にラーメンでも食いに行きましょう。


―――――――――――――――――――――――――


ところで、今年は近年では比較的たくさん楽譜を書きました。
オリジナルこそ書いてませんが、
カプリチオや他の金管アンサンブルからの依頼、さらにはウィンドで使うものなど、
アレンジは結構しました。

その中で、ウィンドと賀茂吹の混合メンバーからなる金打アンサンブルより依頼があって書いたのが、90年代のマッキーメドレーです。
「マッキーの曲がやりたい」というよりは、
「マッキーならアイツも喜んで書いてくれるだろう」みたいな主旨で頼まれたのだと思われますが、
まんまとその思惑に乗っかって安請け合いしてしまったのです。
金管5重奏でとなると、時間的にも体力的にも相当考慮はしないといけないのですが、
マッキー好きなもんだから、あれもやりたいこれもやりたい、となるのは当然です。オレが吹くわけではないですが。
ただ、このメンバーはみな演奏技術に信頼はありますので、
こちらもある程度はやりたいことを抑えることなく自由に構成することに。

結局、「90年代」と「割とメジャーどころ」という縛りを作り、
「もう恋なんてしない」「北風 ~君に届きますように~」「モンタージュ」「冬がはじまるよ」「遠く遠く」「LOVE LETTER」「No.1」「どんなときも。」の8曲を
5分半に詰め込むという、まあ金管奏者が作ったとはとても思えない非情な楽譜になったのです。

このうち、「LOVE LETTER」はメンバー内でマッキー好きな方からの要望だったのですが、
あとはオレにしては割と手堅い選曲になったかなと思います。
ちなみにオレはこの中だと一番「モンタージュ」が好きです。全体の中でもかなり好きな曲です。

ところで、このメドレーは酒まつり2日目の街角コンサートで実際に演奏してもらえたのですが、
さすがにキツイということで、「No.1」はカットされました。
「No.1」って、マッキーのシングルでオリコン1位を獲得した数少ない曲なのですが(他には「どんなときも。」と「SPY」だけ)、
その割には何故だか地味というか、あんまり知られてない曲のように感じるんですよ。
メドレーに何を入れるか考えてるときに、この「No.1」は実は当落線上だったんですが、
そういった思いもあって、やっぱり入れるべきだと判断してぶっこんだので、
「ああ、これが削られちゃったか……」と少し思ったのですが、
ついに最近この曲が脚光を浴びることになりましたね。


そう、前の日記でも触れた「俺物語!!」です。

別に劇場版には興味はないのですが、
主題歌がこの「No.1」だと知った時は、チョイスした人に惜しみない拍手を送りたいほどでした。
言われてみればこの曲の歌詞、大部分が「まんま俺物語」なんですよね。
2番のAメロくらいですかね。歌詞を見て、「あ、あのシーンだ」って思いつかないのが。
なんなら、「マッキーのNo.1から膨らませてこの話を書きました」って言われても違和感ないくらい。

不必要なタイアップに走らず、
物語の本質を理解し、それに素晴らしくマッチする20年以上も前の曲を大抜擢した姿勢に、
俺物語とマッキー両方のファンとしてこの上なく幸せに思っております。


アレンジの話に戻りますが、
転職活動中に少し時間が空いたので、割と一気に書くことができた曲があるのです。
本当なら今年の春には書き始める予定だったのが、
アンサンブルで3曲、ウィンドで使うものが3曲、途切れることなく入ってきたために後ろにずれ込んでいたのですが、
期せずしてこの1か月で時間にして8分ほども仕上げることができました。
まだ吹奏楽アレンジされていないとある一大アニメ映画ジャンルの某作品のメドレーなのですが、
完成したら来年の酒まつりプロに企画案として出そうかなと思っております。
だってボク、企画責任者ですから。提案するだけならタダですし。



そんなわけで、毎年忙しいウィンドに加え、この秋はカプリチオの本番も多いですが、
これが東広島ウィンドのいいところです。本番回数が多いってのは何よりです。
明日の小谷SAと寺西文化祭(ウィンド)
3日の老人ホーム慰問演奏(カプリチオ)
来週の入野小学校芸術鑑賞会(ウィンド)が終われば、
ついに定期に向けてスタートです。
指揮者の問題やピアノ奏者の問題や曲自体の難易度の問題など、今年も課題は山積みですが、
定期実行委員長ケイン氏の元、一丸となって取り組めればいいなと感じております。



あ、企画会議の段取りを決めねば。。。



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転職おめでとう♪
NONAME 2015.11.05 Thu  21:04 Edit
無題
>>風吹けば名無し行進曲さま

ありがとうございます。
まあ今までが五代くん状態でしたので、今はようやくマイナス地点でベクトルがプラス方向に修正できたにすぎません。
同い年でストレートに行った人はもう4年目ですからね(^^ゞ
管理人 2015.11.05 Thu  22:21 Edit
カウンター
プロフィール
HN:
根魚
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1989/09/16
職業:
臨時職員
趣味:
作曲・編曲、釣り、ラーメン屋巡り
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