×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
♪ #36: パラボラ / PARQUETS
一昨日新年一発目のウィンドの練習、そして運営委員会がありました。
運営委員会が始まるまでの間、木管5重奏が再来週の本番に向けて練習してたんですが、
トッキュウジャーの曲のサビが「ニャホニャホタマクロー」に聞こえてしょうがなかったなー。
さて、明けまして10日立ちますがおめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年末に帰省した際に、3月に結婚式を控えるアネゴから
「アンタら2人(おれと弟)にはお色直しの中座で姉を手引きする役割を与えよう」
と仰せつかりました。
どれどれと披露宴のタイムテーブル的な紙を見せてもらうと、
中座の部分に相当するメモの中に、
「中座は弟2人(ザキヤマ似・細身)」と書かれてました。
どうも式場の人との打ち合わせの際に義兄が
「上の弟がメッチャザキヤマに似てるんですよ~」と言っていたらしく、
それで何故か目印として書き留められてしまったようです。
この遠慮の無さが既に現れてるというのは喜ばしいことなんですがね。
それにしても、大学のころからザキヤマに似てると言われ続けてきたわけで、
最初はそうか~?と思いながら聞き流してたのですが、
バイト先のラーメン屋で客の大学生グループにわざわざ呼び止められて
「スイマセン、ザキヤマに似てるって言われませんか?」
今の会社に入っても、(ウザさ含めて)ザキヤマと形容され、
見積もりについていった際に一度だけ面識のあったとある工務店の人からは
「おっ、来たね~ザキヤマさん」
ここまでされると実はホントに似てるのでは?なんて気にさせられます。
ちなみに他に似てると言われたのは、
バズライトイヤー、ウザイオレンジ、デッカチャン、諸見里、ドム……(他多数)
おれが芸人気質でよかったとつくづく思います。
―――――――――――――――――――――――
さて、その結婚式が行われる日ですが、
東広島ウィンド第25回定期演奏会の行われる日曜の次の土曜なのです。
例年練習が休みになりやすい定期翌週の土曜日、
しかも今年は開催が早い(例年より次に向けて急ぐ必要が少ない)、
さらにこの日はとある団員の結婚式も行われるため、
9割方練習は休みになるだろうと思っていたのですが、
運営委員会で休みにせず練習日になることが決まってしまいました。
これによって、毎年定期終了後第一発目の練習日恒例になっている課題曲の初見大会に出られないことが確定。
すげー悔しい。
しかも年によっては、その日1回吹いただけで「この曲はもうしない」みたいな曲も出てくることがあるので
その翌週に行くと、もうマーチ2曲に絞っちゃってるなんて光景も……
運営委員会で「課題曲はⅤを買うかどうか」みたいな議論になり、
紆余曲折の末、結局今年は買わない方向になったのですが、
さらに、「15年度は非マーチ(Ⅰ、Ⅲ、Ⅴ)が4分半、マーチ(Ⅱ、Ⅳ)が3分と3分半」という情報だけで、
マーチのどちらか(しかもⅣよりⅡ)に話が進んでいったのが、課題曲マニアとしては、なんだかなぁという感じ。
誤解を恐れずに言えば、「この人らマジか…」と。
どこまで本気なのかわからないですけどね。
「課題曲Ⅲは特殊打楽器の準備が難しいからやめよう」とかならわかりますけどね。
2008年からもう100回以上言ってる気がしますが、
こういう考えのもとで曲を選ぼうとする人が続出するから、
現行の「マーチ非マーチ混合制」はさっさとやめてほしいと思ってるんですよね。
グチを続けても仕方ないので、
ついこないだから連盟のHPで始まった冒頭1分試聴を聴いてのファーストインプレッションをば。
Ⅰ: 天空の旅 ~吹奏楽のための譚詩~
ベルトーンからの、ホルン、次いでペットによるファンファーレで始まる。
これが非常に短くて、余計な要素を極力そぎ落とした簡素さ。
M-1と同じで、ツカミは極力短く、すぐに本題に入るというのは大事かと。
テンポが速くなった主部ですが、ビックリするくらい想像通りでした。
や、もちろん旋律については想像しようがないのですが、
リズムパターンというか、バックに流れる空気というか。
要するに、4拍子を「3+3+2」に分けたビートですね。
このビート感は、疾走感を感じさせる効果があり、
天空を風になって駆け巡る、あるいは広い広い大海原へ旅立つ、といったイメージを
聴き手に容易に抱かせられるように思います。
そのせいか、テンポが速くなってからの部分は
このリズムパターンを多用したことで知られるスウェアリンジェンの作風を想起させます。
ただ、朝日賞受賞曲ということを考えると、冒頭1分時点でのインパクトはとても弱い。
小粒な印象を受けます。
Ⅱ: マーチ「春の道を歩こう」
「THE 課題曲マーチ」です。それ以上でもそれ以下でもなしといったところ。
ところどころお洒落な響きが聴こえるのがとても爽やかです。
進行上違和感を感じるような部分はなく、優等生的、無難な曲想で
演奏時間が一番短いことを踏まえても、一番演奏されるんじゃないかなーという予想。
個人的にはアクのなさ=個性のなさになってしまわないかが心配。
1分以降にこの曲の持つ独自性が見えればガラッと印象は変わるだろうが、
面白くないと言えば面白くないかなという印象。
曲がではなく、こういう課題曲でコンクールに臨むという姿勢がね。
Ⅲ: 秘儀Ⅲ ~旋回舞踊のためのヘテロフォニー~
いや、こういう気持ち悪いの大好き。
フワフワとして落ち着かない浮遊感や、
どこか逼迫しているかのように焦りを感じさせる音の重なり。
受け付けない人はずっと気持ち悪いだけのままで終わりそうだし、
曲として形になるまでは精神的に苦行のような練習、合奏を強いられそうですが、
「秘儀」の雰囲気はこれ以上ないというほど出ていると思います。
見えますよ、グルグル回って踊る舞人の姿が。
エキゾチック、あるいは民俗的な課題曲は過去にもいくつか見られますが、
宗教的な匂いを前面に押し出したような課題曲は過去に例がないので、
非常に楽しみです。
……まあ、事前に秘儀Ⅰと秘儀Ⅱを聴いてたので、おおよそ予想の範囲内の曲調でしたが。
余談ですが、参考演奏があまり上手く聴こえないんですが……
Ⅳ: マーチ「プロヴァンスの風」
いいねー。スペイン風行進曲。
アマチュア作品と侮ってましたが、単純に好みです。
「会報すいそうがく」の作曲者エッセイによれば、
「スペインから出発して、Trioでプロヴァンスへ、そして最後は再びスペインへ帰っていく」というイメージだそうで、
スペイン→南仏→スペインを吹く風の旅です。
スペイン風マーチといえば、90年課題曲の「カタロニアの栄光」が有名です。
あちらは間宮氏独特の異国的な響きで以て、「西欧的とも思えるし、若干中東っぽい匂いも感じさせる」
ま、要は日本からは離れたどこか辺境の異国を思わせる曲だったわけで、
ミクソリディア旋法という教会旋法を用いて書かれているので、そういった印象になっているのですが、
こちらのマーチは、ガッツリカルメンチックなスペインぽさです。
旋法的に特に変わったことはしてないはずですが(耳コピでちょっとだけ弾いてみました)
すごくと独自性が見えます。構成は今のところ普通の課題曲マーチですが。
オーケストレーションも厚く書かれてるようですが、
演奏効果がどれほどのものなのかはややキニナルポイントではありますね。
何はともあれ、珍しく期待を持たせる課題曲マーチが来たかなという印象。
余談ですが、作曲者の田坂氏、おれの2歳上で修道大学で学指揮やってたということは、
修道大学へ進んだ中学時代の吹奏楽部同期のI君は、
彼を知っているということでしょうか?
気になるので今度聞いてみよう。
Ⅴ: 暁闇の宴
タイトルがそのままの意味であれば、
課題曲Ⅲと題材が若干被っちゃってる気もするのですが、
ムードはしっかり出てると思います。これは今年も元祖はこれ選びそうだなぁ。
この手の曲をあーだこーだ言うのは苦手なので曲についてはノーコメント。
例年に比べれば、ややとっつきやすくて難易度も少し低めなのではないかなと思うのですが。
一昨日新年一発目のウィンドの練習、そして運営委員会がありました。
運営委員会が始まるまでの間、木管5重奏が再来週の本番に向けて練習してたんですが、
トッキュウジャーの曲のサビが「ニャホニャホタマクロー」に聞こえてしょうがなかったなー。
さて、明けまして10日立ちますがおめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年末に帰省した際に、3月に結婚式を控えるアネゴから
「アンタら2人(おれと弟)にはお色直しの中座で姉を手引きする役割を与えよう」
と仰せつかりました。
どれどれと披露宴のタイムテーブル的な紙を見せてもらうと、
中座の部分に相当するメモの中に、
「中座は弟2人(ザキヤマ似・細身)」と書かれてました。
どうも式場の人との打ち合わせの際に義兄が
「上の弟がメッチャザキヤマに似てるんですよ~」と言っていたらしく、
それで何故か目印として書き留められてしまったようです。
この遠慮の無さが既に現れてるというのは喜ばしいことなんですがね。
それにしても、大学のころからザキヤマに似てると言われ続けてきたわけで、
最初はそうか~?と思いながら聞き流してたのですが、
バイト先のラーメン屋で客の大学生グループにわざわざ呼び止められて
「スイマセン、ザキヤマに似てるって言われませんか?」
今の会社に入っても、(ウザさ含めて)ザキヤマと形容され、
見積もりについていった際に一度だけ面識のあったとある工務店の人からは
「おっ、来たね~ザキヤマさん」
ここまでされると実はホントに似てるのでは?なんて気にさせられます。
ちなみに他に似てると言われたのは、
バズライトイヤー、ウザイオレンジ、デッカチャン、諸見里、ドム……(他多数)
おれが芸人気質でよかったとつくづく思います。
―――――――――――――――――――――――
さて、その結婚式が行われる日ですが、
東広島ウィンド第25回定期演奏会の行われる日曜の次の土曜なのです。
例年練習が休みになりやすい定期翌週の土曜日、
しかも今年は開催が早い(例年より次に向けて急ぐ必要が少ない)、
さらにこの日はとある団員の結婚式も行われるため、
9割方練習は休みになるだろうと思っていたのですが、
運営委員会で休みにせず練習日になることが決まってしまいました。
これによって、毎年定期終了後第一発目の練習日恒例になっている課題曲の初見大会に出られないことが確定。
すげー悔しい。
しかも年によっては、その日1回吹いただけで「この曲はもうしない」みたいな曲も出てくることがあるので
その翌週に行くと、もうマーチ2曲に絞っちゃってるなんて光景も……
運営委員会で「課題曲はⅤを買うかどうか」みたいな議論になり、
紆余曲折の末、結局今年は買わない方向になったのですが、
さらに、「15年度は非マーチ(Ⅰ、Ⅲ、Ⅴ)が4分半、マーチ(Ⅱ、Ⅳ)が3分と3分半」という情報だけで、
マーチのどちらか(しかもⅣよりⅡ)に話が進んでいったのが、課題曲マニアとしては、なんだかなぁという感じ。
誤解を恐れずに言えば、「この人らマジか…」と。
どこまで本気なのかわからないですけどね。
「課題曲Ⅲは特殊打楽器の準備が難しいからやめよう」とかならわかりますけどね。
2008年からもう100回以上言ってる気がしますが、
こういう考えのもとで曲を選ぼうとする人が続出するから、
現行の「マーチ非マーチ混合制」はさっさとやめてほしいと思ってるんですよね。
グチを続けても仕方ないので、
ついこないだから連盟のHPで始まった冒頭1分試聴を聴いてのファーストインプレッションをば。
Ⅰ: 天空の旅 ~吹奏楽のための譚詩~
ベルトーンからの、ホルン、次いでペットによるファンファーレで始まる。
これが非常に短くて、余計な要素を極力そぎ落とした簡素さ。
M-1と同じで、ツカミは極力短く、すぐに本題に入るというのは大事かと。
テンポが速くなった主部ですが、ビックリするくらい想像通りでした。
や、もちろん旋律については想像しようがないのですが、
リズムパターンというか、バックに流れる空気というか。
要するに、4拍子を「3+3+2」に分けたビートですね。
このビート感は、疾走感を感じさせる効果があり、
天空を風になって駆け巡る、あるいは広い広い大海原へ旅立つ、といったイメージを
聴き手に容易に抱かせられるように思います。
そのせいか、テンポが速くなってからの部分は
このリズムパターンを多用したことで知られるスウェアリンジェンの作風を想起させます。
ただ、朝日賞受賞曲ということを考えると、冒頭1分時点でのインパクトはとても弱い。
小粒な印象を受けます。
Ⅱ: マーチ「春の道を歩こう」
「THE 課題曲マーチ」です。それ以上でもそれ以下でもなしといったところ。
ところどころお洒落な響きが聴こえるのがとても爽やかです。
進行上違和感を感じるような部分はなく、優等生的、無難な曲想で
演奏時間が一番短いことを踏まえても、一番演奏されるんじゃないかなーという予想。
個人的にはアクのなさ=個性のなさになってしまわないかが心配。
1分以降にこの曲の持つ独自性が見えればガラッと印象は変わるだろうが、
面白くないと言えば面白くないかなという印象。
曲がではなく、こういう課題曲でコンクールに臨むという姿勢がね。
Ⅲ: 秘儀Ⅲ ~旋回舞踊のためのヘテロフォニー~
いや、こういう気持ち悪いの大好き。
フワフワとして落ち着かない浮遊感や、
どこか逼迫しているかのように焦りを感じさせる音の重なり。
受け付けない人はずっと気持ち悪いだけのままで終わりそうだし、
曲として形になるまでは精神的に苦行のような練習、合奏を強いられそうですが、
「秘儀」の雰囲気はこれ以上ないというほど出ていると思います。
見えますよ、グルグル回って踊る舞人の姿が。
エキゾチック、あるいは民俗的な課題曲は過去にもいくつか見られますが、
宗教的な匂いを前面に押し出したような課題曲は過去に例がないので、
非常に楽しみです。
……まあ、事前に秘儀Ⅰと秘儀Ⅱを聴いてたので、おおよそ予想の範囲内の曲調でしたが。
余談ですが、参考演奏があまり上手く聴こえないんですが……
Ⅳ: マーチ「プロヴァンスの風」
いいねー。スペイン風行進曲。
アマチュア作品と侮ってましたが、単純に好みです。
「会報すいそうがく」の作曲者エッセイによれば、
「スペインから出発して、Trioでプロヴァンスへ、そして最後は再びスペインへ帰っていく」というイメージだそうで、
スペイン→南仏→スペインを吹く風の旅です。
スペイン風マーチといえば、90年課題曲の「カタロニアの栄光」が有名です。
あちらは間宮氏独特の異国的な響きで以て、「西欧的とも思えるし、若干中東っぽい匂いも感じさせる」
ま、要は日本からは離れたどこか辺境の異国を思わせる曲だったわけで、
ミクソリディア旋法という教会旋法を用いて書かれているので、そういった印象になっているのですが、
こちらのマーチは、ガッツリカルメンチックなスペインぽさです。
旋法的に特に変わったことはしてないはずですが(耳コピでちょっとだけ弾いてみました)
すごくと独自性が見えます。構成は今のところ普通の課題曲マーチですが。
オーケストレーションも厚く書かれてるようですが、
演奏効果がどれほどのものなのかはややキニナルポイントではありますね。
何はともあれ、珍しく期待を持たせる課題曲マーチが来たかなという印象。
余談ですが、作曲者の田坂氏、おれの2歳上で修道大学で学指揮やってたということは、
修道大学へ進んだ中学時代の吹奏楽部同期のI君は、
彼を知っているということでしょうか?
気になるので今度聞いてみよう。
Ⅴ: 暁闇の宴
タイトルがそのままの意味であれば、
課題曲Ⅲと題材が若干被っちゃってる気もするのですが、
ムードはしっかり出てると思います。これは今年も元祖はこれ選びそうだなぁ。
この手の曲をあーだこーだ言うのは苦手なので曲についてはノーコメント。
例年に比べれば、ややとっつきやすくて難易度も少し低めなのではないかなと思うのですが。
PR
Comment
カウンター
プロフィール
HN:
根魚
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/09/16
職業:
臨時職員
趣味:
作曲・編曲、釣り、ラーメン屋巡り
カレンダー
アーカイブ
最新記事
(02/01)
(01/14)
(12/31)
(09/15)
(08/27)
ブログ内検索