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酒都西条の地で、吹奏楽と作曲・編曲(……と、ちょこっと仕事)に勤しむラッパ吹き根魚のブログ
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♪ #35: おせっかい天使 / PARQUETS

ということで、ロンリー・オンリー・ホーリーナイトの根魚です。
12月中旬ごろからクリスマスすっ飛ばして気分はもう正月です。ハッピーニャーイヤー

正月と言えば、年末になると出現する越後製菓のCMですが、
今年は完全にらくポイポイに押されてる気がします。
まあ毎年毎年解答ボタンを押し続けるムサイオッサンよりは、
可愛らしい娘が晴れ着で踊ってる方が受けはいいに決まってますよねぇ。



さて、ここ1か月の間、現在進行形で買って読んでる漫画の単行本の新刊ラッシュで大変。
3か月に1度のONE PIECEと銀魂はまあいいとして、
だいたい半年弱に1度のコナンと金田一R、
そして年に1度の3月のライオンが11月末~正月に集中するなんてヒドイ。
年末年始で色々と物入りなのに……

まあ、ワンピと銀魂と金田一Rは週刊で立ち読みしてるので後回しでもいいっちゃいいんですが。

問題は週刊で追ってないコナンとライオン。

やー、コナン85巻メチャメチャ面白かったです。
昔に比べれば大分スパンが短くなって登場するようになった組織絡みの長編ですが、
今回の『緋色シリーズ』、今まででも最高だったように思います。

毎回「今度の長編でついに組織の中枢へ…」みたいな大仰なアオリ文句の割に
全然展開しない内容で期待を裏切られ続けてきた組織対峙編ですが、
(←必要以上のアオリが悪いのであって、
内容自体は今後への伏線だったり徐々に謎が明かされてきたりと決して悪くはない)
今回は色々とスッキリできましたね。。。


「沖矢昴=赤井秀一」という予想は、
前々から伏線が徐々に積み上げられてきたこともあって、
ネット上では半ば自明として捉えられてきてましたが、
ここにきてついに作中で明らかにされましたね。


そして同時にバーボンこと安室透。
初登場時期が比較的近かった昴さんと安室と世良の3人のうち誰かがバーボンだという予想から始まり、
ベルツリー急行編で「安室=バーボン」が確定してましたが、
「水無怜奈=キール=CIAからのスパイ」という前例がある通り、
気になる描写の多かった安室は純粋に組織の人間なのかという謎が残ってました。
こちらも氷解。
ハッキリと言及されてるわけではないですが、いくつかの伏線から判断すれば、
「バーボン=安室透=本名:降谷零=公安警察からのスパイ(?)」
でOKですかね。
シリーズのラストでポアロを訪れたコナンとの会話、そしてその時の2人の穏やかな表情がいいですね。
敵に回すと赤井並に手強そうな安室だけに、なんとかすんなり協力体制をとってくれないかなー。

ところで、安室が赤井を恨んでいる(誤解っぽくもあるけど)理由である、赤井の言う「彼」とは、
やはり伊達刑事でしょうね。どう繋がってくるんでしょうか。

(ちなみに、「あむろ」だの「とおる」だの「ふるや」だの「赤井(赤い)」だの「秀一」だのは、
世代の人なら誰でも気づくに決まってるニヤリポイントです。おれは当然世代じゃないですが)


何より、今回は純粋な組織の人間がほとんど出てこない代わりに、
FBIの3人、特にジョディ先生とキャメルの絡みが満喫できて楽しい。
過去の一件に加え、今回も(状況的に仕方ないとはいえ)ミスったキャメルにも
得意の超絶ドライブテクで名誉挽回のシーンが与えられててよかった。

そしてハイライトは何と言っても後部座席に乗っていた赤井が姿を現すシーン。
キャメルの「赤井しゃん」がドツボでした。涙流しちゃってるし。これジョディ先生以上に喜んでんじゃない?
やー、何か前々から思ってたんですけど、キャメルって赤井さん大好きですよね。
結果的に明美さんが死ぬ遠因を自分が作ってしまった負い目があるとはいえ。
でもそんなキャメルがおれはFBIメンバーの中で一番好きだ。

ていうか赤井さん、もはやFBIの誰よりコナンを一番信頼してるよね。
余談ですが、コナンと赤井の会話で好きなのが、

コナン「赤井さんが味方でよかったよ」

赤井「ボウヤもな」

です。会話してるシチュエーションも含めてかなり好きなシーンです。


そして組織とは離れますが、もう一つ気になるのが、チュウ吉こと羽田名人。
由美さんの彼氏で将棋棋士(七冠)の彼が、再登場して事件に巻き込まれたわけですが、
事件後に名人戦をとって見事七冠を達成した際、
そのニュースを見て喜ぶ素振りを見せる人間が2人いましたね。
昴さんと、世良と一緒にいる少女(APTXによる幼児化の匂いがプンプンするけど)。

前に世良が「兄が2人いる」と言っていたことを踏まえると、
長兄が赤井というのはほとんど確定として、次兄はもしやチュウ吉か?
確かに棋士ならではのとんでもない記憶力に加え、
コナンと同等以上の恐るべき推理力を持つ彼ならば血筋として非常に納得。
80巻で初登場した彼ですが、思わぬミッシングリンクがここにきて浮かび上がってきました。
一体百何十巻まで続くの。
まあコナン終わったらサンデー死亡だから延ばされてるんだろうけど。。。



さて、コナンで将棋の話を読んだ後は、そのまま3月のライオンへ。
(3月のライオンを「将棋漫画」と称するのは厳しいとは思うけども。)
リアリティある盤上の勝負を描くだけに膨大な記譜の取材や打ち合わせなどで休載が多い都合上、
発刊ペースが年一弱くらいですが、
この内容が読めるならば文句はありません。
今回出た10巻は、「将棋パート」「学校パート」「川本家パート」の主たる3つが
非常にバランスよく配分されてて読みごたえがありました。



周りにほとんど知られてないと思われるおれの好きなことの一つに、「将棋」があります。
尤も、昔から好きだったわけではないので誰かと対局して遊ぶなんて経験はほとんどなく、
今では専ら詰将棋を解いて楽しむ程度のことしかできてませんが。
しかも5手詰くらいのみやすいレベルだし。


実戦経験が決定的に不足しているので全く話にならない強さですが、どなたか一局指しませんか?



―――――――――――――――――――――――――――――


少し前になりますが、吹連のHP上で来年の課題曲の販売が始まりました。
告知が出された翌日が丁度雨で現場が休みだったので、
仕事中にトラックのオイル交換に行った足で郵便局に寄って早々に振り込みを済ませてきました。
雨の日の正しいサボり方
いつも通り、フルスコア集とCDの2点。1月末を待つばかりです。


そして同時に編成表も公開されました。
見る限りでは、ⅡとⅢが小編成ですね。
特殊打楽器については、今年は「2 Chinese Gongs」というモノがありました。しかもⅤではなくⅢに。
要するに大小2つのサイズのドラみたいなのでしょうが、
これはなかなかハードル高い気がします。


更に同時に、「会報すいそうがく」が公開されました。
毎年この時期に出るヤツは、来年の課題曲作曲者によるエッセイが載るので楽しみにしてる号なのです。


特に『天空の旅 -吹奏楽のための譚詩-』は色々気づいたことがありました。

 ・タイトルから受ける印象と、エッセイ読んでの印象が大分変わる。
 ・ちなみに英題は「Pilgrimage - Ballade for wind orchestra」。
 ・2004年の「祈りの旅」の英題も「Pilgrimage」。ちなみに単語の意味は「巡礼の旅」。
 ・エッセイを読んでないと、この英題の意図が理解できないと思う。
 ・作曲者の略歴欄に話題の人物が。石原氏が作曲を師事した中に「新垣隆」の文字。



そして更に更に同時に、来年春の朝日作曲賞及び吹連作曲コンの募集要項がアップされてましたが、
こちらに大きな大きな変更点が。
なんと!
今回応募からは応募料を取るようです。しかも1万円。

これは応募者の中に数多混じってるおれみたいな「日曜作曲家」、
とりわけ「出来たからとりあえず」みたいな記念応募の類を振るい落とそうとしているのでしょうか。
審査員からすれば、
毎年一定数存在する「一見しただけで論外とわかる」作品を落とす作業は難しいものではないでしょうが、
手間なことに変わりはないでしょうし、
「1万円取られるくらいなら出さんとこ……」程度の作品が万一選出されてしまうリスクも消滅です。
日曜作曲家の一人としては厳しいニュースですが、
課題曲ファンとして見れば、質の向上に繋がる契機として前向きに捉えています。

一つ言うならば、
「その分朝日賞の賞金を上乗せして、プロがこぞって手出したくなるようにすればいいのに」ってこと。
じゃないと折角1万取られるのに納得いかない。
1万出しても、それで課題曲の質が上がるならおれは惜しくないぞ。



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根魚
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誕生日:
1989/09/16
職業:
臨時職員
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作曲・編曲、釣り、ラーメン屋巡り
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