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酒都西条の地で、吹奏楽と作曲・編曲(……と、ちょこっと仕事)に勤しむラッパ吹き根魚のブログ
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♪ #13: TWO MOONS / 槇原敬之

こないだ仕事帰りにやけに月がきれいだなぁと。
山際から覗いたばっかりの低さにあったというのもあるが、
今日ってスーパームーンの日だっけ?と思うほどのデカさ。

月は太陽系で5番目に大きい衛星だが、
上位4つは木星や土星といった惑星自体がバカデカいヤツの衛星なんで、
地球に対する月の大きさは、衛星としては規格外、異常なんだそうだ。
(だから潮の満ち引きといった現象がああまで影響してくるわけだが)

今でこそ、夜空に満月が浮かぶと「美しい」となるが、
ガリレオだとか以前の世界では、夜空にあんなのがポッカリ浮かんでたらさぞ不気味だっただろう。
まあ今だって時々月の色が赤くなったり
それこそスーパームーンだとかになると不気味ではあるが。



とにかく、家に帰ってから今日がまさに中秋の名月だということに気づいた。
風呂上りに涼みがてら上半身ハダカでベランダに出て月見てたら、
案の定、風邪をひいました。


まあ直接の原因は、その日の夜に窓パーパーにあけて扇風機つけて寝てたからだとは思いますが。


翌日金曜日、
最初は普通に過ごしていたものの、昼のピークタイムを過ぎたくらいに身体の変調に気づく。
一週間の終わりなので、疲れが出たのかなとも思ったが、
ただの疲れとは明らかに質が違う。


仕事を終えて帰宅、そして普通に風呂に入り、メシを食い、
ただ、明らかに風邪の引き始めであることは感じていたため、葛根湯飲んで12時前には早々に就寝。


風邪のとき特有の、よく寝たと思ったら1時間半しか経ってなかった、
みたいな起床と就寝を繰り返す。
体調不良の時って夜が長く感じてすごい嫌なんですよね。


関係ないけど、
「明けない夜はない」とか「やまない雨はない」とかよく言うけど、
どうせまたいずれは夜は来るんだし、いつかはまた雨になるんですよね。
それに、そのような立場に立った時には、
雲の向こうに待っているであろう晴空や朝日なんか意味はなく、
現在雨が降っていたり、明けそうもない夜であることが問題なんですよね。
関係ないけど。


ともかく、待ち焦がれた朝日がやってきた。
昨日の夜余裕で歩き回ってメシを食ってたのが信じられないほどに
身体は重く、そして熱い。
熱を測ると、なんと38度超。

西条に来てから、春の西条風邪の時期に風邪をひくのは毎年恒例ですが、
だいたい頭痛や咳、のどの痛みくらいで、
あんまり熱出したこともないのでビックリです。


意味もなく「うあぁ~~~」とか苦し紛れに唸りながら
布団の上をのたうちまわる。
風邪ひいても熱ってあんまり出したことない人間なので、もう苦しくてしょーがない。


10時になって、重い身体をなんとか起こして
うちのアパートから歩いて30秒のところにあるドラッグひまわりへ。
僕は風邪の時には葛根湯命ですが、
引き始めではなく完全に風邪をひいてしまった状態では意味がないので、
パブロンゴールドを買ってくる。
ついでにアクエリアスとアイスとリポビタンも購入だ。



この時点で問題なのは、翌日日曜日が、バンフェスの本番であること。
今回はラッパから参加人数が少なく、
2ndがオレ一人なので穴をあけるわけにはいかない。

それに、近辺の本番ならまだよかったものの、
市内まで出るのがこの体調ではキツ過ぎる。
司会打ち合わせで早くいかないといけないし、
終わったら特別に早く帰宅させてもらいたいしで
他の人の車に乗っけてもらうこともできず。


こうなりゃ早く治すしかないと思い、
風邪薬は飲まない方が早く治るってわかってはいるけど
パブロンを飲む。


初めて飲んだのだが、あまりの苦さに衝撃を受けた。


そしてしばらく寝て起きると夕方になっていた。
ここで熱を測ると、なんと37度2分。
5時間で1度くらい下がったぜ。イヤァオ!

とりあえず今日の練習は休ませて下さいと連絡していたので、
ひたすら安静を心がける。


その後、昼過ぎに一度阪神戦の速報見て、
「こりゃー試合前に巨人の優勝決まるかな」
と思ってた阪神戦の経過見ると、なんと阪神追いついてるし。


おいおい、
「デーゲームで阪神敗戦で巨人優勝決定」→「ナイトゲームでマエケンに完敗した巨人の微妙なムードでの胴上げ」
が見たかったのによー。


しかもなんか今日は日テレが巨人優勝目前緊急放送をやるらしい。
地上波で放送が始まる前に廣瀬の3ランが飛び出して
巨0-4広で地上波放送開始というメシウマ状態に。

虚塵ざまぁ。ププッ。



試合後、どうやらマエケンは今日の昼に38度超の熱があったらしく、
初ヒットを許した6回で降板後、病院に向かったとのこと。
確かになんか今日おかしかったもんなー。

でもそんなマエケンに1安打に抑えられる巨人。ププッ。


でもおれは勇気をもらったぜ。
マエケンだって38度の熱出しながら、
マジック1の巨人にあんな圧巻のピッチングしてたんだから、
おれだってわずか2曲の明日の本番、やってやろうじゃないか。




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♪ #12: ロマンスカー / 村下孝蔵

世間では早くも、今年の流行語大賞が何になるかという話題で持ちきりだ。

上半期は「今でしょ」の圧倒的一強だったが、
ここにきて「倍返し」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」といったところが頭角を現してきている。
おれはドラマを見ない人間だし、オリンピックの滝クリのプレゼンも見てなかったので
何かにつけて特別企画チケットを売り出す商魂逞しいDeNAベイスターズが
『「倍返し」チケット』 や 『「おもてなし」チケット』を発売した時も、それの元ネタを知らず、
後になって、ああ、あれはこれにあやかったのねと納得する始末。
事実、半沢見てる人周りに結構いるし、おもてなしもやたらとりあげられてますね。

それでも、汎用性の高さや一般への浸透具合は「今でしょ」に軍配が上がるでしょうが、
毎年のように下半期補正がかかれば微妙なところでしょうか。
「じぇじぇじぇ」は、使ってる人を周りどころかメディアでも見たことないです。
ホントに流行ってんのかコレ。というか意味すら知らないし。


まあでも、例年の傾向を考えると、
今年の年間大賞は「アベノミクス」で決まりでしょう。
「今でしょ」「倍返し」の2つも確実にトップテン入りはするでしょうね。



ついでにネット流行語大賞のほうは、
「激おこぷんぷん丸」 または 「バカッター」 と予想します(笑)


個人的には、不名誉ではありますが 「ドベカス」を推したいところではあります。
自分、なんJ民なんで。
「ドベカス」 気づいた人スゲェって思いましたよ。
偶然にしちゃあ出来すぎ。

なんJ流行語としては、次点で 「あへあへ○○マン」を推しましょう。



――――――――――――――――――――――――――――



最近、近所のスーパーに鮭の白子が大量に並ぶようになった。
ああ、もうそんなシーズンかぁと思うと同時に、
白子はいいから筋子入荷してくんねぇかなぁと思う。未加工の生筋子ね。
白子ってイマイチ食べ方わかんないんですよ。
ちょっと初見殺しっぽい外見だし。
白子大好きなら今まさに絶頂射精シーズンなんですがね。白子だけに。

所詮西日本は諦めろと言うことなんでしょうか。
去年はもう出回ってた記憶なんですが。
毎年この時期になると、時間見つけては生筋子を求めてスーパーラリーしてます。


ほんで今日も結局全敗。
強風の中わざわざ広範囲を回ったのに。そういえば台風きてるんだっけ。
台風といえばなんといってもコロッケだ。
ということで久しぶりにコロッケ作りました。


コロッケ作るたびに思うんですが、
手作りしたコロッケって、なんでスーパーとか冷凍のいわゆるお惣菜のコロッケとは別の食べ物になるんでしょうか。
密度が濃いというか、なんかスーパーのヤツみたいないい意味でのジャンクさがない。
ただひたすらにボリューミーというか、腹が膨れる。
どっちがいいかは人それぞれですが、コレおれがヘタクソなだけか?





そういえば、旧市民球場で開催中のオクトーバーフェスト、明日までですね。
ビール好きならぜひ行ってみたかったんですが、
ビール苦手ではどうにもなりません。
まあビール飲まなくても食べ物と雰囲気だけでも十分楽しめるとは思いますが。
少なくともおれにとっては菓子博よりは興味あります。


でも、オクトーバーフェストって、おれはもやしもん読むまで知りませんでした。
ちょっと前まで日本では全く触れられることがなかった「ハロウィン」が
ここ何年かで徐々に企画のダシに使われたりするようになったように、
これから日本でも流行っていくのかもしれません。


たちまちオクトーバーフェスト知らない人は、もやしもん8巻を読むといいよ。
この巻まるまるビール編なので。



オクトーバーフェストには結局行けずじまいですが、
金曜土曜と珍しく2日連続で居酒屋に行きました。

金曜は仕事後にうちの店の仲のいい社員の人と2人で (アッー)、
土曜はウィンド練習後にJungleと2人で (アッーーー)。



で、Jungleと居酒屋に行ったのは、来週のバンフェスでのインタビューの打ち合わせのため。
去年のバンフェスではJungle不在だったこともあり、
おれとナベ教師の2人でインタビューを受けたのだが、
今年はナベ教師が不在のため、この2人に回ってきた。

例によって当人不在の運営委員会の中で
「あの2人に頼めんかね」みたいな感じで軽く決まってしまったのだが、
(自然な流れでおれたちの名前が出るまでになろうとは。。。シミジミ・・・)
これまで定期演奏会という、あくまでウィンドの舞台でしかやりたい放題してなかった俺たちが、
広島中の一般バンドが集う舞台で暴れまわるチャンスを得たということで、
これはやってやろうじゃねぇかと
たかが演奏後3分ほどのインタビューのためだけに、これまた例によってネタ作り。


長丁場の中、ただのインタビューでは何の印象にも残らないのでね。
ここはひとつ、どっちに転ぶかわからないけど、
とにかく強烈なインパクトを残すべく、綿密にネタを練りました。

その結果、とりあえず
「このネタを他の団体がやってたら俺らなら笑ってしまう」
程度のものは完成しました。
あとは練習あるのみ。

ま、おれらの笑いの方向性はどちらかといえばシュール系なので、明らかに人を選びますが。
「解る人だけ解ればいい」が2人の一貫したスタンスですので。
あとは、爆笑より失笑(←もちろん本来の意味のほうね)を求めるという点。


ポイントは、おれが笑わずに演じ切ることの一点のみ。

このコンビにおいてはJungleがほぼ死角なしの高水準万能タイプなので、
2人で役を完全にわける場合は、おれの技術のなさが悔やまれます。
Jungleレベルとはいかずとも、せめて何やってるかわかる程度には練習しよう、パントマイム。



ちなみに、バンフェスの舞台はともかくとして
定期演奏会の演出をするにあたっての俺たちの目標は、
「固定ファンをつくり、2人が登場するだけで客席がどよめく」ようにすることだ。


スネオさんに負けてられねーわ。




ちなみに、毎年秋になるとおかげさまで多忙になるウィンドですが、
今年は来月2週目の酒まつりからスタートして、
5週連続本番というね。


釣り行けねーー。




―――――――――――――――――――――――――――



こないだ久々に使おうとして発覚したのですが、
なんとプリンタ複合機が突然死してしまったようで、もう二度と電源がONになることはなかった。。。


あらら。どうしよ。
修理するくらいなら買い替えますが、
いずれにせよしばらくは経済的に難しい。

初めてコンビニコピー機の文書プリンタサービス使いましたよ。


その際に、Allegroで作成した楽譜データをPDFにするために
シモフリさんに教えてもらったPDF変換フリーソフトをダウンロードしたのですが、
まだwin7ではまだ日本語対応していないヤツだったので、
インストール時に海外モノの定番、厄介な広告ソフトみたいなのが複数入ってしまって大変でした。
昔除去にすげー苦労したあの悪名高きBabylonほどではなかったですが、
2つ完全に消し去るのに1時間半かかりました。
yieldmanagerとregclean pro許すまじ。
二度とおれの前に顔を見せるな。



悲しいことに今年から
毎年酒まつり1日目のウィンドの本編より楽しみにしていた
2日目の金管アンサンブルで参加する酒蔵コンサートがなくなってしまったらしい。
そのため、長年続いた金管アンサンブルによる酒蔵コンサート出演の歴史は
おれの妊婦女装で幕を閉じるという最悪な結果に。

ただそのせいで現在Capriccioは次回イベントが未定なため、
現在アレンジの仕事はなく、プリンタがなくても当面は問題ない。


ただし、冬には買いたいと思っている。

なぜならば、今年は久々に朝日賞に出すためにオリジナルを書くから。
曲のプロットはもう完成しているので、
そろそろスタートさせるつもりだ。

我ながらまあまともな出来になるのではないかという希望的観測。
マーチではない、とだけ言っておきます。
オリジナルにしろアレンジにしろ、完成したら毎回楽譜を眺めて
「よくこんなめんどくさいこと出来たなー。もう一回同じの書けって言われても絶対無理だしやだ」
とか思っちゃうのですが、(達成感とか充足感はもちろんありますよ)
いざ新しいのを書くとなったら、このような後に待ち受ける膨大な面倒作業のことなど忘れて
ひたすらポジってしまうのです。
希望しか見えてないよ、今。


そんなわけで、頑張って完成させようと思います。



――――――――――――――――――――――――



最後に私事ですが、
16日を以て24歳になってしまいました。
あ・・・抗えない。


いい加減いい年だなぁ。ヤバイなぁ。


ともあれ、先日誕生日の近い3人まとめてウィンドの人に祝っていただきまして、感謝です。
せんべいやカンパン、缶詰、目が光って鳴くにゃんこのキーホルダー、ありがとうございます。



一応形だけでも人並みに誕生日っぽいことをしてみたいと思い、
今日はおやつにケーキを食べました。
まあ自分で買ったわけではなく、結婚式の引菓子として頂いたパウンドケーキですが。


カープ中継見ながら食べてたんですが、
2回ウラが始まって食べ始めたのに、丸々1本食べ終わってまだ2回ウラってどういうことだ。
巨人相手になんだこの今のカープの強さ。
ホントにぼくらのカープか?

前回だったか前々回だったか
「9月14日からの巨巨巨阪阪阪巨巨巨は2勝できれば御の字」
とか書きましたが、
2試合でもう2勝ノルマ達成しちゃったよ。9月のカープでこれは奇跡だ。

本来ならあとは極端な話7連敗しても想定内だったんですが、
ここにきて中日も全然負けなくなってきてるので、まだまだ安心できん。
なんたっておれらカープファンは鍛えられてますからね。
残り7試合をなんとか3勝4敗くらいで乗り切ってくれたら。

その後の中日戦は少なくとも4ゲームは離した状態で迎えたいですね。
そしてそこで負け越さなければ、さすがにもうポジってもいいかなと。



あ、バレンティン選手、おめでとうございます。
歴史が動いた記念日になりましたね。

固め打ちタイプなんで、60本は確実として、65本もあるかも・・・?


まあこれもひとえにチーム別被本塁打数でダントツの数字を残した広島の援護射撃のおかげですかね(泣)
そして同じくカープが大量の勝ち星を献上したライアン・小川投手
今日のカープによる菅野フルボッコで新人王が一気に近づきましたかね。
小川投手今日で4完投3完封目ですし。
顔見るだけでイラっとくる浪人ヤローには与えたくないのでね。


そしてこのままだと、
最下位チームから新人王、最多勝、MVP、三冠王が出てくる可能性があるのか。
ホンマにワケワカランことになってきたな(笑)






♪ #11: 君は僕の宝物 / 槇原敬之

最近は、バイト先の店の冷蔵庫や、
客として行ったコンビニやスーパーのアイスケースの中に入るというのが
若者の間でブームになっているらしいですね。
しかも、細々と楽しめばいいのに、
その様子を写真付きでネット上に垂れ流している模様。
より多くの人とその楽しみを分かち合いたいということでしょうか。

そんなことされても正直全く面白くもないですし、
それ以前にその行動自体になんの楽しみがあるのかすらよくわからないのですが、
暑いから冷蔵庫に避難しようという気持ちはわからんではないです。

何を隠そう、実はおれもバイトのときは毎日冷蔵庫に入ってるからね。
しかも、バイト始めた5年以上も前から欠かさず。
夏なんかは、用事にかこつけて冷蔵庫に入って涼をとったり、
さらに暑くてどうしようもない時は、冷凍庫にも入っちゃったりね。
気持ちいいゾ~これ。



まあ、冷蔵庫といっても、ただのプレハブ冷蔵庫ですがね。


今貧しいながらにそれなりに安定してんだから、
職を失うような愚かなマネするわけないじゃん。
もうバカ大学生じゃないんだし。

そんなわけで、損害賠償された大学生クン、
もう18なんだしさ、どうしようもなくなって親に泣きつくぐらいなら、
自分でケリつけちゃえばいいじゃん。
18なんだから何もこうなること予測できなかったわけじゃないでしょ。

何やろうが勝手だとは思うけど、せめて最低限の責任はもとうよ。
ちなみに管理人は自〇肯定者なのでこんなこと言ってます。




―――――――――――――――――――――――――



日曜日は結婚式に行ってきました。
ウィンドの同じパートである新婦側からの招待です。


他人に迷惑をかけない範囲のことであればギリギリにならないと動かないおれは
前日夜にようやく祝儀袋の準備。
祝儀袋は前回(といっても2年前か)結婚式の際に余分に買ってあったので、
そろそろ寿と名前を書くかと筆をとる。

とる・・・・のだが、筆ペンがない!

どうやら引越しの時に捨ててしまったらしい。ジーザス!


仕方がないので最寄りのセブンへ。定価で買うとなかなか痛いな。


気を取り直して筆ペンで字の練習を20分ほど。
実は昔習字を習っていましたので、さすがにそこはプライドがあります。
当時は嫌々でしたがね、その経験は役に立ちまくりです。

ちなみに前回のときも散々字の練習をしましたが、一番うまく書けないのは、中袋に書く「金」の字です。
筆ペン使って一度たりとも上手く書けた試しがありません。


さて、字の練習も終え、表書きも難なく終了。
あとは中袋に札を入れるだけ。

だけ・・・・なのだが、中袋がない!

どうやら前回の時に、字が滲みまくって予備の中袋まで使い切ってしまったらしい。ガッデム!


仕方がないので最寄りのローソンへ。
家の近くにセブン4店、ローソン3店、ファミマ2店もあると便利です。ありすぎやがな。


そんなわけで、ギリギリになってドタバタの典型パターンを演じることに。




明けて当日。

朝から多量の鼻血を吹いたり (血文字で「壽」なんてどうでしょう。シャツに書けば紅白で縁起よし?)、
礼服に白猫の毛がくっつきまくってたり (前回着たのが実家に戻った法事の時だったので)、
まーだドタバタを引きずりながら出発。


ウィンド関係者からは20人くらい招待されてただけあり、
西条駅で5人、次いで八本松で2人と、自然に集結していきました。

広島駅から送迎マイクロバスで本日の式場、グランラセーレへ。


ご祝儀を渡してラウンジでしばしの歓談。
どうでもいいことだが、新郎新婦と同世代くらいまでの年代で
白系の無柄ネクタイしてる人なんてやっぱいねぇな。

結婚式に出席するのはこれが4回目なのですが、
1回目はかなり幼いころの親戚の結婚式。花束渡す役やったなぁ。
2回目のいとこの時も、ネクタイは父親に借りたので、
前回のときにネクタイ買いに行ったのよ。

ネットで情報収集すると、
「派手なものでなければ、今時はあんまり気にしてる人いない」という意見もあったのですが、
やっぱり多数派の「若い人や、アットホームな式であっても白・シルバー系が無難」という情報を真に受けて
白に近いシルバーのネクタイを着けて行った結果、
みんな結構フリーダムだったのよ。逆に浮いたわ。

ほんで今回も同じ状態です。礼服じゃない普通のダークスーツ系の人ばかりだし。
普通の格好でも似てると散々言われるのに、
これじゃあいよいよアンタッチャブル山崎じゃねぇか。



ところで今回の新郎新婦、共に音楽のプロです。
新郎はベト出身で、現在、広島が誇るプロ吹奏楽団・広島ウィンドに所属するパーカス奏者。
その他アンサンブルや講師として幅広い活動されてます。
新婦は、カワイのピアノ講師で、東広島ウィンドではトランペット奏者として10年以上在籍。
ウィンド内の有志メンバーによる金管アンサンブル「Capriccio」メンバーでもあります。

ちなみにおれは一応新郎とも面識はあります。
去年の酒まつり2日目に児童オケの手伝いでナベ教師と乗ったときに、
同じく手伝いで乗っていたのが新郎だったのです。
まあそれ以前から新婦の話で時々登場していた「はくちゃん」さんに会えるとあって、
なんとなくソワソワしてた記憶があります。
おれ以外のラッパメンバーも、パー練中に新婦のかけた電話で話したり、
聴きに行ったコンサートで花束渡したりと、ちょいちょい絡みはあったのです。

大柄な人ですが、すごくほんわかというか、穏やか~な印象があったんですが、
それは披露宴での恩師の方の挨拶聞いて、全くその通りだったことがわかりました。
というか、ホントにニコーと笑っている以外の表情の印象がないのですが。

そして新婦も天真爛漫といった感じのほわ~っとしたような方なんで、
もうピンズドですよね。



新婦側はまだウィンド勢が半数占めてるのでいいですが、
新郎側はマジでプロばっかり。席次表の肩書きがゴツイ。
なんだこの緊張感。面識がないので気にならないとはいえ・・・ねぇ(笑)


席次表と言えば、おれが座った6人席がやばかった。
6人全員カプリチオのメンバー。
この席、組合せで大人しく厳粛に進行するとは思えない。
もっとも新婦がそのような雰囲気を望んでいるとは毛ほども思わないのだけど。
何より、Jungle、ナベ教師、おれの3人が揃っているのがデンジャラス。
自分で言うのもなんだが、なんとなくこの3人が揃うと何が起こっても不思議ではない危なさがある。
それは過去の定期を見れば明らかなのですが、
こうなると、背後に控える新婦の親族席からのプレッシャーだけが最後の砦だろうか。


いよいよ挙式。
1階からエレベーターで上階に行くと、建物の中にさらにチャペルみたいな建物があってビックリした。
神父の声がかなり聞き取りづらかったことを除けば、特にトラブルもなく進行。
新婦登場のときは、やっぱりハッとなる凄みというか、背筋がピンとなる感覚があります。
普段の姿をよく知っていると、余計に。

そしてここで例の3人が並んで座ってしまった。
こうなると当然、小声で打ち合わせ。「熱唱しよう」と。
聖歌のときに、3人でオペラ風味に熱唱。
さすがに「聞いたことある」程度の歌だったため、「勝手にハモる」というミッションは失敗したが、
あまりのオペラばりに前に座っていた子どもがあっけにとられてこっち凝視してたよ。


挙式が終わって扉の所で写真撮影タイム。
カメラを持っていない3人で端っこのほうにいると、
新婦のお母様に声をかけられたのだが、
なんと「赤鬼クンですよね?」と言われたのだ。
そしてJungleのほうには「青鬼クン」。

いや~~ビックリだわ。正解ですよ。
憶えててくださって恐縮です。
ていうかもう3年以上前ですよ、このネタ。
どんだけインパクトあったんだ。確かにデブの全身タイツは衝撃ですけど。
こないだは、ある団員のお子さんが、「ピーターとマイケル」に大ウケだったという話も聞いた。
バカやりたがり目立ちたがりの2人にとってはこれらは最高の賛辞ですよ。



続いては披露宴。
明るく広々とした会場に入ると、さあいよいよといった感じでシャキッとなる。

野菜好きの新婦のリクエストか、高砂のデコレートに野菜が使われていて新鮮でした。
(野菜もだけど、演出方法がね。)

オープニングムービーに続き、新郎新婦入場。


席に置かれたメッセージに「演奏&料理しっかり楽しんでね」とあった通り、
料理だけでなく、余興として合間合間での演奏がまた凄まじかった。

まあプロばかりだから当然とはいえ、圧巻&ド迫力の内容。
新郎ドラム、新婦ピアノでの初共演をはじめ、
広島ウィンドさんやあおぞら金管合奏団さんの演奏は、もうそれだけでプログラム組める濃さ。
考えてみりゃ贅沢だよなぁ。
いい刺激を頂けたし、すげぇもの見させていただきました。

この余興の中で、「風になりたい」が会場中一体で超ノリノリになっていたときに、
再び例の3人で一計を案じることに。
ノリノリステップで高砂にそろりと近づき、新婦の背後で激しいダンス。
即興なのでもちろんバラバラなのだが、
それが許される雰囲気を感じたので強行したわけです。

あとで廊下で新婦のお母様とはち合わせたときに一応謝っておきました(笑)


ウェディングケーキカットからのファーストバイトでは、
なんとスプーンやフォークではなく「ヘラ」を使い、
互いに競うようにデカく切り取ったケーキを口へ押し込み押し込まれ。
このへんは2人の素の状態ですね。



そうそう、途中でお色直しで新婦が退場して、さらにそのあと新郎も退場となりますが、
ここでぶっとびサプライズ。
新郎のエスコートに登場するは、新婦の妹さん。
そこまではよくあるパターンですが、なんと「チアリーダー」姿。
会場一気に沸きます。

ポンポンを通り道となる席の人に配り、
みんなで2人の門出へのエールを送るような掛け声で送り出します。

ていうか妹さん、何者なんだ。
すごい喋り慣れてる感じだし、チアも恰好だけじゃなくて動きもサマになってるんですが。
ただなんにせよ、新婦に以前聞いたことのある家族の様子がまんま過ぎておかしかった。
やっぱ血筋ってスゴイわ。




そしてこのあとさらに思いもよらぬ嬉しいサプライズ。


新郎側、新婦側、それぞれについて
招待状の返信が一番早かった人が発表されたんですが、
なんと新婦側最速がおれでした。

マジか!

確かにおれは受け取った日(ひがしひろしま音楽祭の日)の翌朝、
出勤前にポストに投函したのでそこそこ早いとは思ってましたが。


まあ全員同じタイミングで受け取ったわけではないようですから公平性に欠けるかもですが、
これは単純によっしゃーですね。


そして、その2人に贈られた副賞がなんと、「二次会会費無料」

マジか!!!

これは嬉しい!引き出物の袋の中にホントにメッセージ付き無料クーポン券らしきもの入ってるし。
貧民じゃなくても5000円はデカイぞ!
懐に忍ばせた封筒に包んだ5000円。これはありがたく受け取らせていただきます。
誠意は尽くすに越したことはないですね。



いよいよ大詰め。新婦の手紙。


泣きました。


もともとどちらかといえば涙もろい傾向はあるんですが、
正直ウルッときても、涙がこぼれるまでいくとは思ってなかったのですが、
甘かった。

思うに、決して悪い意味でなく、普段あまりそういうイメージのない人なせいだったのでしょうか。
不良がネコ可愛がってるといい人に見える法則です。
実際に結構周りでも泣いてる人いたし。


これで一気に涙腺が緩くなった結果、
新郎の気が優しくて(優しすぎ?)不器用ながらもその一生懸命さがダダ漏れの挨拶で泣き、
さらにはなぜか新郎のお父様の挨拶でも泣くという有様。
ここまでくるとさすがにちょっと男としてどうなのか。。。




感動の中、お開きとなった結婚式。


結婚式に出席すると毎度のことだが、結婚がいいものに思えてくる。
なにを当たり前のことを、と思うかもしれないが、
おれは今も恐らくこれからも独身主義者な部分は変わらないだろう。(そこ、酸っぱいブドウ症候群とか言わない)
そんなおれでも、結婚式を見ると、
出会いから始まり、迎えた吉日に至るまでの道のりと今後の新たなステージへ広がる夢、
そして周りの人達に恵まれ、支えられている温かさや大切さを感じて
なるほどこれはほかにいくら経験が豊富であっても代えることのできない種の経験だなと。



二次会は、一蘭が入ってる建物の地下にあるオシャレなジャズクラブみたいな店で。
ビデオレターでオマケのウケも取れたし、
ビンゴは不発でしたが、
2人の幸せのおすそ分けで身も心も満たされ、大満足の一日となりました。


詳細はまだ知らないのですが、新居が市内になるということで、
ちょっと心配だったのですが
どうやらウィンドを辞めるということもないようで一安心。
さすがに今までと全く変わらずというわけにはいかないかもですが、
ラッパパート若手達のお姉さまポジションは変わらず、
ウィンドもカプリチオもこれからも引き続きよろしくお願いします。

そしてこれで新郎とも正式にパイプができたということで、
パーカスピンチの際にウィンドにトラで来てくれないかなぁ~
という軽いジャブも入れてきたのです。



御二方、本当におめでとうございます。
いつも笑いと音楽の絶えない、ほんわか温かい家庭を築いていかれることと思います。



さぁ、次は誰が来ますかな。


♪ #10: フリーキック / 村下孝蔵

秋田書店の不正のニュースが世を賑わせておりますが、
景品担当の女性社員が、読者に申し訳ない思いで
「不正やめましょうよ」 と上司に訴えた後に、
罪をなすりつけられて不当に解雇処分を受けたなんつーとんでもない事実も判明しました。

上司の言ったとされる、
「会社にいたかったら、文句を言わずに黙って仕事しろ」
おれはこの言葉に自分の高校時代の器楽部を思い出して、非常に不愉快でした。
言葉というか、この一連の流れに、かな。

まあ実際におれの場合は、
不正といったレベルでなく、せいぜい校則を部活ぐるみで破りそれを顧問実質黙認からの、
部活のそんな姿勢や顧問の考え方に嫌気がさし、
こんな連中と一緒に音楽出来るかっつって一方的に退部届叩きつけたんですが。



俺 「試験期間中は部活禁止なんだし、講堂内でひっそり練習するならまだしも、
   なんで屋外で堂々と練習するのを許可してるんですか?
   放課後教室で勉強してる人からうるさいと苦情も出てるんですよ。」



顧問 「だったらその文句言っとる奴がオレのところに来ればいいじゃないか。
    だいたい部員であるお前がそんなことを言うのはおかしい」


この1往復のやり取りでおれはもうコイツ(顧問)のイカレっぷりに呆れ、
こんな顧問の下でやってられるかと、こんな部活にいたことに恥ずかしさと情けなさを感じて
一応生徒指揮の立場でありながら、高3のコンクール1か月半前のパート決まってる時期でありながら、
電撃退部を表明。
ちなみにこの理由は、ほとんどの人は知らないはずです。
せいぜい同期の男子部員くらいかな。
なので理由を知らない人からは、大事な時期に突然辞めたことで反感買いまくったのです。


まあ後半ただのグチになっちゃいましたが、
こういった経験があるだけに、件の上司の発言に異様な嫌悪感を感じたのです。
この上司も顧問も〇ね。苦しんで〇ね。




関係ないが、今日はうちのアパートから200mのところにある
賀茂ボウルの駐車場で祭りが開催されている。
そのせいでその近所のスーパー行ったら、祭り客の車であふれかえっていた。
ふざけんな。歩いてこい。
只でさえ広くない駐車場なのに、バイク停める場所もないじゃないか。
個人的に、こういう地元密着系の祭りに車で来るというのは非常に風情がないと思う。

挙句の果てに、さっきから打ち上げ花火が上がり出した。
こんな住宅地の真ん中で花火上げんじゃねぇよ。
みんな祭りに参加してるわけじゃないんだし、みんな花火が見たいわけじゃないんだよ。
そりゃあ花火を否定してるわけじゃないけど、
こんな場所でやるなってこと。



イカン。なんか記事がイライラしっぱなしだ。
最近カープ調子よくてゴキゲンだったのに。
俺の好きなキムショーも調子いいし、梵が人外モードに入ってるし。
今日はようやくライアン小川を惨殺することに成功。

でも全然楽観視はしとりませんよ。
こちとら何年カープ応援し続けたと思ってるのか。
ここから毎年恒例の9月の大失速イベントが残ってるし、
何より9月14日からの地獄日程が待ち構えていることを考えると・・・
巨巨巨阪阪阪巨巨巨の9戦で、正直2勝できれば御の字ではないかと。




―――――――――――――――――――――――――



さて、野球と言えば高校野球。
前橋育英が初出場初優勝の快挙を成し遂げました。
延岡の監督のキャラクターが大好きだったので、心情的には延岡期待だったんですが。


土日しか中継見れないのは仕方ないですね。
中継見てると、絶えず流れる応援のブラスに耳が行くというのはある意味職業病みたいなもの。
毎年ブームになる、、、というか取り上げられる率の高い応援曲というものはありますが、
今年は圧倒的にあまちゃんでした。
チャンステーマとしての使用から、通称あまチャンテ。
あまちゃんの曲なんてそれまで知らなかったのに、甲子園期間で耳から離れなくなってしまうほどに。


時々えげつないレベルのブラスが混じってたりしてビックリします。
何年か前に見た日大三vs習志野の試合の応援が、
自分が今まで見た中では屈指の対決でした。
習志野はコンクールでも全国常連で、吹奏楽の旅でも取り上げられたことがあるので
一般にも少しは浸透しているかもしれません。
日大三に関しては、吹奏楽というのはよく知らないのですが、
ラッパのとんでもないのが1人いたんですよ。
エリックが吹いてんじゃないのかってくらいの。
その素性は不明ですが、当時の実況スレでも、
「ラッパえげつねぇなwwwwwwww」みたいなレスが多数ついてた記憶があります。


甲子園常連校には、吹奏楽が強豪なところ結構多いので、
そういう学校の試合時は、そちらにも注目してみると面白いかもしれません。

遠軽、青森山田、常総、春日部共栄、富山商、高岡商、愛工大名電、天理、大阪桐蔭、福工大城東あたりが有名かな。



実はおれも2回ほどやったことあるんですよ。球場でのラッパ応援。
しかも、1人で。
ウチの高校は野球部は強くなかったので、毎年1回しか吹けないことが多いのですが。
というか、吹けない以前にウチは吹奏楽は多分決勝に駒を進めようとも応援には行かないはずなので。


前述の電撃退部事件から半月後、
広島県でも高校野球大会の地区予選が始まろうとしておりました。

退部直後は、吹奏楽部員でもないクラスメイトからも、
「えっ!マジで?なんで辞めたん?」とこちらが思った以上に驚かれたものだが、
それに自分も周りも慣れてきたちょうどそのころに
同じクラスのある野球部員が話しかけてきた。


「なぁなぁ、どうせ部活辞めたんじゃったら1人でもええけぇラッパ吹きに来てくれん?」


と突然の打診。
吹くこと自体が嫌になって辞めたわけではないので、二つ返事でこの件を承諾。
早速ベンチ入り20人の個別応援曲、それに各種チャンテの確認をして楽譜作成。
ある意味、器楽部時代より生き生きと楽しんで練習したかもしれません。

事前に単身野球部に乗り込み、応援部隊との合わせを何度かしたのち、いよいよ一回戦の日。

試合は平日の昼過ぎ。
野球部以外は普通に授業があったので、
授業後マッハで旧市民球場へ。


このときの対戦相手は舟入でした。市立同士因縁の対決です。

ベンチ入り20人とは言え、全員出場が暗黙のルールになっている少年野球とは違って、
普通はスタメンの9人以外はせいぜい4人くらいでしょうか。出場機会があるのは。
圧倒的点差になって敗色濃厚になってくると思い出代打が続々出てきますが。

なので当然練習した曲でも全然吹かずに終わる曲もあります。

このときはスタメンの個別応援曲に
暴れん坊将軍、必殺仕事人といった派手目な曲が多かったので、
「せっかく練習したのに消化不良」って気分はありませんでした。むしろキツかった。
球場なのである程度の音量もいるし、まして一人なんで休めない。
9回にバテて必殺仕事人のハイB♭派手に外すまで、特に事故が起こらなかったのは奇跡でした。

なおこの試合では、5回くらいから舟入の応援席にもラッパ奏者が一人来たんですよ。
制服着てたので、おれと同じように学校終わってから来たんでしょうが、
そこからはもう対抗意識バリバリでタイマン勝負でした。


結局試合には負けて、夏は終わってしまいましたが、
「ラッパに入ってもらって応援に熱が入った」と言われ、やってよかったなぁと思ったのです。



そして翌年、大学1年の夏
同じ同級生から「今年もお願いできん?今年はバイト代出るって。」の声。
OBとはいえ野球部出身でない外部の人間なので、バイトという扱いにしてもらったのか。
なんにせよバイトとなれば当然やります。


この年の一回戦も平日だったが、たまたま講義が午前で終わりの日だったので、
講義終了後急いで市内へ。
この時はまだ原付持ってなかったので電車移動だ。

おれは大学生になっていたし、前年みたいに事前の練習もできず、
曲も応援の段取りやなんかも、この同級生との電話での会話のみだったので不安はあったのですが、
なんとか応援組がラッパにつけてくれたので無事に進んでいったのです。

このときは、相手校は忘れたのですが、7回コールド負けでした。
到着が少し遅れたために2回裏からの参加で、その上7回コールドだったので、
実質1時間ちょいくらいしか吹かなかったのだが、
交通費込みで5000円もいただいてしまった。マジか。逆に申し訳ないんだけど。

父兄の方からも、
「ラッパが入ってから応援が段違いに派手になった。盛り上がった」
とまたもや感謝の声を頂いた。
野球好きだから積極的に参加させてもらったのだが、
こういう風に言ってもらえると、ラッパ奏者冥利に尽きますね~~



でもやっぱり1人で吹くのは疲れます。緊張するし。
よく考えたら、クソ豆腐メンタルのおれがあんな衆人環視の広場で1人でよくまともに吹けたもんだと思います。
考えるに、みんな野球が目的だから。
要するに、みんな無視してくれたらおれもステージでソロがまともに吹けるのかもしれません。



どうにかこの案を実用化できないものか、
どうすればソロを吹く時にみんなが無視して他のことに目を向けてくれるのか、おれの研究は日夜続く。




―――――――――――――――――――――――――――――



いよいよおれもウィンド復帰だ。
定演後はホントに月に1~2回とか、時間を見つけて鏡山や古墳公園で吹いていた程度。

こないだひっさびさにまともに練習してビックリした。
もともとヒドイ音がもう目も当てられない。
しばらくはリハビリ真面目にしよう。


こないだ酒まつりやその後の本番で使う楽譜が大量に配られたのだが、
その中に、今度の定期の2部ラストで使う予定の曲の楽譜があった。
タイトルみるとピンとこなかったのだが、音源聴くと、
なななんと、報道ステーションのスポーツテーマ曲じゃないか!!


これはなんという激熱展開!
やべーチョー楽しみなんですけど。
正直1st吹きたい(笑)


でもこの手の曲って、原曲は超カッコいいけど吹奏楽編成でやるとビミョーになる曲も多いので、
過度の期待は禁物です。落ち着け俺。
個人的にこの曲に関しては絶対ギターパートも入れて演奏すべき。
Jungle頼むからトロンボーンよりエレギ弾いてくれ~~
最悪エレベで。


この曲、調べるとニューサウンズインブラス2013に収録されてます。
つまり新譜も新譜。
おれとしては、一番組のテーマ曲から誰もが知るコンサートピースの定番曲にまで成り上がった
「情熱大陸」くらいのポテンシャルは持ってる曲だと思うので、
これから流行ればいいなぁと思ってます。



ついでに言わせてもらえば、
去年まで使われてたNHKの野球中継テーマ「Baseball Legend」も
吹奏楽編成になって楽譜が出版されないかなぁ。この曲大好きなんだよ。
野球ファンの間では名曲と名高くても、一般からしたらマニアックすぎて無理なのはわかります。
原曲は超カッコいいけど吹奏楽でやると・・・・・の定型的な曲であることもわかります。

でもでもでも夢を見させてくれよ~~。


なんだったらおれがアレンジするからさ^^






♪ #9: すみれ香水 / 村下孝蔵

土曜日の夜に家にいると、突然花火の音がしたので
窓を開けて外を見ると、遠くのほうで花火が上がっていた。
多分シャープの夏祭りのヤツだろうなぁと思いつつ、
ベランダに出てしばらく眺めたあと、
部屋に戻ろうかと網戸に手をかけようとすると、
網戸の真ん中に、スズメバチ。ヒエ~ッ


極めて慎重に網戸をスライドさせてそーっと部屋に入り、慎重に網戸を閉める。
ここまでくればこっちのものだ。
部屋の中から縫い針を使って網戸の網目の隙間から攻撃。
ほっそいほっそい縫い針なのでなかなかヒットはしないが、
向こうも尻を震わせて威嚇。かなり激怒している模様。
しばらく攻防は続いたが、やがてヨタヨタと網戸の端に移動し、見えなくなってしまった。

実はスズメバチにこんなに接近したの初めてなんで
ついつい幼稚な行動に走ってしまったことを今は反省しております。
でも、申し訳ないことをしたとは思ってません。
ヤツらの殺傷能力の高さを認めればこそ。



――――――――――――――――――――――――



昨日の日曜日は、広島県吹奏楽コンクールの大職一部門の日でした。
今年もおれは不参加なので、終始客席から聴かせていただいた。

それにしてもこの日も暑い。
普段、冷房の効果もほとんど届かない熱気と蒸気の溜まり場である厨房にいるとはいえ、腐っても屋内。
日中は炎天下の屋外に出ることもあまりないので、
実際今年の暑さがどのようなものかあまり実感していなかったのですが、
今年ヤバいね。途中の路上温度計が39℃になってましたよ。

グロッキー状態になりかけながら、なんとか現地に到着。
どうでもいいけど、バイクで走行中に熱中症になったらどうなるんでしょう。
転倒したが最後、2号線でハンバーグになってしまう運命をたどるのでしょうか。


昼過ぎまでは高校A部門の終盤戦が行われていて、そのあと大学→職場一般となるこの日。
大学の部終了後に、いざ会場へ。

っておいおい、販売されているプログラム冊子の表紙。
今年はなんかアレだな、なんか時代を反映してるというか、
そっち方面の文化には明るくないので、○○みたい、という例えはできないのですが、
一般人目線で言うところの、「腐女子が好みそうな絵柄」のキャラクターが楽器を演奏してるイラスト。


吹連はじまったな。いや終わってるだろ。どーすんだコレ。


そんでもって精一杯爽やかさを出そうとしてる感がヒシヒシ伝わってくるのが余計に悲しくなる。
なんでこんな冒険しちゃったのか。吹連は。
まさか、表紙のレイアウトを依頼していた先から提出されたのがこれで、
断るわけにもいかないからそのまま使っちゃったってことはないでしょうね。
いつやらのウィンドの定期のプログラムを思い出すぜ。
結局断ったけど、おれが実行委員長のときだったから大変だったぜ。


そして一般の部の雑感をさらりと。素人耳注意。


NTT中国 ・・・ 金・代表  いつもほど圧倒はされなかった。まあ普段がアレ過ぎるだけなんだが。
海田    ・・・ 銅     うーん。安定の海田クオリティ。いつもよりは多少よかったとは思う。
ファミリア ・・・ 金・代表  今年は珍しくF土井というネームバリューに頼らない納得の代表だったと思う。
祇園W   ・・・ 金・代表  ハッキリ言って今年は絶対代表ではないと思った。納得いかん。
国際OB  ・・・ 銀      近年、「金賞か銀賞かの当落線上」というポジションから一歩後退した気がする。
やすにし  ・・・ 銀     自由曲好きな曲だったんで期待したんですが、非常に惜しい演奏だった印象。
東広島W ・・・ 銀     課題曲がまだ少しバラけて聴こえてくるのが残念。コーラスはGOOD。
元祖平成 ・・・ 金     個人的にここがトップで抜けると思った。圧巻の演奏。Hrnすげぇ。納得いかん。
福山W   ・・・ 銅     コンクールとしては、自由曲の選択がイロモノだった感じ。
廿日市   ・・・ 銀     元祖もよかったけど、課題曲Ⅴはここの演奏がよかった。
五日市   ・・・ 銀     課題曲Ⅲのドラムはここが最高にカッコよかった。楽譜通りだったかは微妙だが。



ということで、代表は、NTT、シンフォニックファミリア、祇園ウィンドの3団体。

個人的には、

NTT≧元祖>>ファミリア>>>>祇園>>東広島>国際>五日市≧廿日市>やすにし>>>福山>>>海田

だった印象。

元祖については、演奏が終わって拍手の段階で、
隣で一緒に聴いてた人と、「ここは抜けましたね」と言い合ってましたし、
休憩中に会った元元祖の友人にも、「元祖は当確じゃろ。祇園はイマイチだったわ。」ということを
祇園の集団がいる横で、それに気づかず断言してしまったり。
代表常連の元祖とはいえ、今年はさらに圧巻だった印象なのに、
プロの耳ってのはわからないなぁ。(これ批判じゃないですよ)


ウィンドについては、特に自由曲よかった。
課題曲も、初のⅤという選択に少し不安でしたが、ホッとしました。
ていうか、音楽祭終了後から1か月半でよくここまで仕上げたな。
まあ毎年のことですが、この短期で持っていく力に関しては目を見張るものがありますね。
そして再来週から酒まつりまでの1か月半で、今度は映画音楽10曲ちょいか。
そして秋のイベント2,3件片づけて、定期まで4か月か。
うん、なんだこの忙しさ。
まあ毎年のことですが。


順位については、まだ詳細を聞いていないのですが、
ウィンドは銀の1番上だったらしい。

マジか!!!

あーーーまたかよ。つーかウィンドって銀賞のトップ多くない?
3年前もそうだったし、去年も銀賞トップと1点差の銀賞2位だった気がする。
ちなみに今年も含めたその3回は、おれは出場していない。
おれがウィンド入団後に出場したのは2回だ。
4年前(銅賞)と、2年前(銀賞の1番下)の2回・・・・・・あれ?


あっ・・・(察し)








ところで、このコンクール。
会場の至る所で、スタッフとして動き回る高校生の姿を見ることができる。
別に女子高生をたくさん見れて喜んでいるわけではありません。
これ、僕も高校時代にやったことあるんですよ。懐かしいなぁ。

ということで、コンクールスタッフのお話を少しさせていただこう。
(あくまでおれが高校生だった当時の内容です。今は知りません。)




スタッフとして召集される高校生は、当然会場近隣の高校の吹奏楽部員ということになる。
おれがいたM町のほか、K泰寺、あとM実もいたかな・・・あとどこだっけ。
毎年コンクール直前に平和祈念式典があって、それの演奏参加校とごっちゃになってるんですよね。
そっちの方は、舟入とか市商とかもいたんですが。

ともかく、その該当高校の生徒たちは、自分のコンクール出場が終わり次第、
スタッフに回ることになるのだが、
基本的に高校は、B部門→小編成→A部門という日程の流れになっていたため、
A部門とB部門の両方に出ていたウチの高校は、
B部門組が先にスタッフとして召集され、A部門組もそちらが終わり次第合流することになる。

ちなみにこれは強制ではなく、あくまで自由参加である。
例えば、コンクール終了後に家庭の用事があったりして参加しない人もいる。
とは言え、どうせこの期間は当然部活もやってないし、
部署にもよるけどタダで他校の演奏が死ぬほど聴けるので
ウチの高校に関してはほとんど参加していたように思う。
さすがに盆に差し掛かってくる終盤辺りは減ってきたけど。

ああ、そうそう。
上で「タダで」と書いたが、実はタダではない。
スタッフとして働くと、1日当たり1000円の日当が出ていたのだ。
今考えると、朝から日没まで、
しかも、炎天下の下で(←これについては後述)動き回っていて1日1000円とはとんでもない話だが、
あくまで部活の延長として行っていたことに日当が発生したことに当時は感動したものだ。

思えばこれが人生初のバイトだった。




スタッフはいくつかある部署、というかまあ仕事内容ごとに人員を振り分けられる。

受付スタッフ、
プログラムやCD等の販売スタッフ、
出演者の誘導スタッフ、
舞台上のイスや譜面台、ピアノ等を団体ごとにセッティングするスタッフ、
審査員にお茶を出すスタッフ、
打楽器運搬トラック等の整理のための駐車場常駐スタッフ、
打楽器の搬入、搬出スタッフ、
客席出入り口で待機して団体入れ替えの間に扉を開けるスタッフ、

等々、、このように多岐にわたる。


このうち、駐車場スタッフは搬入・搬出スタッフと併用なのだが、
基本的に女社会である高校吹奏楽部において貴重な男手は120%ここに配備される。
まあ炎天下の屋外業務や肉体労働など、男にでもやらせておけということなのだろう。
吹奏楽部の男とはかくも不当な扱いの中で、理不尽のなんたるかを学び、強く逞しくなっていくのである。
まあそのぶん男同士の結束はかなり強くなり、
毎年コンクール後には、学年を越えて男だけの打ち上げをしていた。
打ち上げ後に中央公園で花火をしようとして職質されたのもいい思い出ですよ。


少し話は逸れるが、おれやJungleなんかは男で、さらに金管ということで一番割を食っていた気がする。
木管の「楽器が繊細だから屋内使わせて~」、低音の「思いから入口付近使わせて~」
まあ、ラッパは男の先輩多かったし、Jungleなんてボーンの練習場所離れておれんとこ来てたくらい、
目の届かないのをいいことに、割と好き勝手にしてた気がします。
おれとJungleの絆は、このような経験を経てガッチリと深まっていき、
今ではウィンドでは誰もが認めるコンビとなっていったのであります。 Fin.


閑話休題。
ということで、スタッフ腕章に加えて、麦わら帽子必携となるこの男の花園には、
もう一つ必需品がある。
それが、トランシーバー。



まず男は2グループにわかれて、それぞれ搬入口と搬出口に待機するのだ。
トランシーバーはそれぞれに1機ずつ渡される。
それぞれの場所には、その日のタイムスケジュールを記した紙が貼られており、
そこには当然トラック到着時間や舞台搬入時間、といったデータまで記されている。

トラックが到着すると、
駐車場ゲートのところで運転手に団体名を確認し、誘導。
そしてトラックに積まれている打楽器等をおろす。
積み下ろしは基本的に運転手やその団体の生徒、団員が中心になって行うが、
特に中学だと、かなりの部分補助が必須な場合も多い。
男手がほとんどいない高校なんかでも然り。

当然、1つの団体が完了したら、次のトラックが来て・・・・というわけにはいかない。
トラックは次々にやってくるので、そこらへんをうまくやりくりするのが慣れるまでは難儀した。


そして降ろした打楽器は搬入口の扉をくぐってすぐの舞台袖下手側に運び入れる。
そして、空っぽになったトラックを搬出口に回すのだが、ここでトランシーバーの出番だ。
搬入から搬出に、搬出口の様子を聞き、回してOKなら運転手に伝える。
そして搬出口には、「○○高校のトラック、中ピ(中国ピアノ運送)、ナンバー12-34、いまから回します、どうぞ。」
てな具合につけていく。
ナンバーなんかは到着した時点でタイムテーブルのその団体のところにメモしておくのだ。

搬出口での打楽器搬出や積み込みが手間取っており、駐車場の容量がいっぱいの場合は、
少し待機しなくてはいけない。
このようなときは、搬出から応援要請が来る場合もあるので、何人かそちらに回すこともある。

ちなみにおれは、スタッフ担当した2年間とも、一貫して搬入口担当だった。


炎天下だし肉体労働だが、
終始緊張して私語もロクにできない舞台袖待機組(セッティング担当)や受付組とは違い、
要所要所の仕事さえしていれば、待機中は私語し放題だし、
搬入口くぐったらすぐ舞台袖なので、演奏を聴きに行くのも容易かった。
ある意味、「人の目が行き届いていない」ような持ち場だったので、精神的にはかなり楽だったと思う。


駐車場入り口で待機中に中学時代の顧問と遭遇して話したり、
舞台袖にフラフラ~ッと入り、待機中の中学生と、
「この楽器何ていう楽器なん?」
「ああ、これクロテイルです。」
「へぇ~これが!現物初めて見たわ。」
なんつー会話したりね。
緊張しているであろう中学生の緊張を解すべく色々話しかけていたのだが、大迷惑だったに違いない。
いや、ちゃんと大人もいましたよ。アーツ楽器の人とか、K泰寺の顧問の先生とか。


なお、スタッフに召集された他校の吹奏楽部には当時あまり男がいなかったのか、
おれがスタッフした1年時と2年時はここのスタッフは大部分がウチの高校の生徒だった。
ある年など、ウチの男衆以外は、K泰寺とM実は1人ずつだけだったという年もあった。
ただ、そのときのK泰寺の人(1コ上)がコミュ力の塊のような人だったので
結局その人がみんなをまとめていた気がする。
コンクール終了後にその人の呼びかけで「男スタッフの打ち上げ」までやったし。

ホントお前ら打ち上げ大好きだな! と当時のおれたちに向けて一言。





さて、仕事をする上で何と言っても楽しみなのは弁当である。
スタッフには弁当が支給されるのだが、
毎日、何種類か弁当があり、好きなヤツを勝手に取って食べるのだ。

今でも非常によく覚えているのだが、
時々、「ウナギ弁当」があったのである。
うな重みたいなのがそのまま入ってる、たぶん1000円くらいもするヤツが。
それがあった日は必ずそれを奪取していた。まあ当然でしょ。

ちなみに、一日を終わって弁当が残っていた場合は、頼めば貰えたので、
頻繁に持ち帰って食べていた記憶がある。ヒドイ時は1日に3個貰って帰ったこともあった。
一度だけうなぎ弁当が残っていたときは、そりゃ嬉しかったね。


プログラムにも昼休憩は設定されているので(審査員やアナウンスの人もいるので当然だが)、
搬入口担当組は、午前の部のトラックを全て搬出口に回したら弁当タイムとなっていた。

弁当は、地下にあるスタッフの控室みたいな楽屋で食べるのだが、
あるとき、その部屋に設置されていたテレビを誰かがつけたことがある。
知っている人は知っていると思うが、舞台袖にあるような、ステージの様子が映るようなテレビだ。
だが、なんかほかに見れないのかなとチャンネルを適当に回していたときに悲劇、いや喜劇は起こった。


明らかにR-18的映像が流れたのである。
幸か不幸か音声はどうやっても流れなかったが、
なぜこんな映像が見れるのかと、血気盛ん、精力盛んな男子高校生は
その画面を笑いながらもどこか真に迫った様子で見ていた。
結局、見つかったら面倒だということで1分くらいでテレビは消したが、
コンクールの手伝いと言えばこの記憶が真っ先に浮かぶほどの衝撃度合となってしまった。
ある意味トラウマだぞこんなの。
ヤりたい盛りの男子高校生にこんなもの見せるなんて。



とまあ、非常にわかりづらい説明で申し訳ないが、
このような裏方の微力ながらも確実な仕事にも支えられて、コンクールは行われているのですよ。

ということをね、経験者としては知っておいてもらいたかったわけです。
ありていに言えば、感謝の気持ちですよ。


高校生の皆様、お疲れ様です。


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根魚
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