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♪ #42: 稚内から / 村下孝蔵
普段「彼女は(少なくとも今はまだ)別にいらない」とは言いつつも、
うっかり彼女ができる夢を見てしまった朝、目が覚めたときの虚しさよ。
お久しぶりです。
色々バタバタ仕事しておりまして3か月ぶりのご無沙汰です。
さて、前回記事では今年の朝日作曲賞、すなわち来年の課題曲Ⅰのお話をしましたが、
1か月ちょい前に、沈黙を破って例のブログの管理人様による記事がアップされ、
正式に朝日作曲賞が管理人様本人だと発表されました。
半ば確定情報みたいな状態でしたが、これでスッキリしました。
でもまあ変わらず過去の記事は一時的に見れない状態のままなんですけども、
これはまあ今の時代だと賢明な判断でしょうね。
特に彼はこれまで毎年のように課題曲のレビューをされてきておりましたので、
プロでない人がどうこう言ってることについて面白く思わない人から格好の標的にされるに決まってますのでね。
ただ、思わぬところでこの過去記事凍結のあおりを喰らっているのが、何を隠そうワタクシなのです。
以前申しました通り、アタクシ例のブログの大ファンでよく読ませてもらってたのです。
特に好きなのが、マイナーな曲を中心にレビューした「楽曲レビュー」というシリーズです。
1曲で1記事という分量ながらも、既に150曲くらいレビューされてた気がしますが、
当然ながらその記事を読んで初めて知り、興味を持ち、好きになった曲もあるわけです。
で、来年3月の定期のメイン曲に、その曲をチョイスしたんですけども、
なんせこの曲、曲も作曲家もなかなかにマイナーで、ネットにもこの方のレビュー以外にこの曲について語られた情報が全くないのです。
フルスコアにもライナーノーツみたいなのが記載されていないのでもうお手上げです。
ただ、選曲したのが5月頃の話で、その時はまだ過去記事見れてましたので、
団員にはこのHPを紹介して曲の背景やらなんかを読んどいてもらおう、とか考えていた矢先、今に至るわけです。
さあどうしよう。
そしてここからは完全に偶然なのですが、
定期1部でやる4曲のうち、1曲目のマーチを除いた3曲とも、この楽曲レビューで取り上げられていた曲だったのです。
最もメインじゃない2曲については、個人的に昔から好きでやりたかった曲ですし、
そこまでマイナーな曲というわけでもないのでネットで曲の背景やなんかは調べられるのでまだいいのですが。
朝日賞受賞は我々日曜作曲家の端くれに希望を与える喜ばしいニュースなのですが、
いかんせんこのタイミングで過去記事が見れなくなるのは完全に計算外でした。
まあその曲については内容はほとんど暗誦できるくらいには読み込んでたので、何かの折に伝えられればいいのかなと思ったり。
まあそんなこんなで課題曲が5曲出揃い、例年ならボチボチ録音・録画に入る時期…なんですが、
先日とんでもないニュースが吹連のHPにあがっておりました。
課題曲Ⅳに決まっていた渡部哲哉氏のマーチ「蒼昊~誇りを胸に~」が、
「旋律の一部が他曲と酷似している」ということで、本人からの辞退の申し出もあり、取り消されることになったと。。。
ビックリです。
これは応募規約の中の、「剽窃と認められた作品は入選後でも失格とする」みたいな内容の箇所に抵触しているのでしょうが、
僕が知る限りでは初めてのケースです。
そもそも、調性音楽で曲を書こうとしたら、
1曲の中で他の何らかの曲と似たような進行、旋律が少しでも出てこないようにするのはもはや不可能、とまで言われている現状ですので、
よっぽどひとつの練習番号が丸々似ている、というような事態だったのだと思われます。
増してやつい最近、佐村河内、小保方の流れを汲む逸材が彗星の如く登場してお茶の間を賑わせたばかりということで
世間全体がそのような事態に敏感になっていることも、原因の一つとして見逃せなかったのではないでしょうか。
で、代わりに繰り上げ入選したのが、鹿島康奨氏の『マーチ「クローバーフィールド」』という曲。
この曲、個人的にはちょっと気になりますねー。
クローバーっつったら、日本でいう桜みたいな存在なんですよね、アイルランドでは。
その名が示す通り、「アイリッシュ調のマーチ」だとしたら、これは全く新しい匂いがします。
第2のカタロニア、第2のラメセスになれるか、注目です。
……とか何とか言っといて、
「曲名に特に深い意味はありません」とか、
「これは近所のクローバーの生えた公園を歩いているときに構想が……」みたいな曲だったら目も当てられません。
毎年今の時期は期待で胸が膨らみます。
さてさて来年2月にどういう心境で届いたCDを聴いているのでしょうか…。
――――――――――――――――――――――――――――――
僕は普段アニメを見ないんですが、
(最近はもうアニメっていったら「子どもが見るもの」というより「オタクが見るもの」にシフトしてる気がします。昔みたいにご飯時にアニメやってないもんなぁ)
最近、『俺物語!!』というアニメにドップリハマりました。
アニメというか、まあアニメでもやってるけど、要は少女漫画です。
『俺物語!!』の魅力を語ったサイトはいくらでもあるので、それはそちらの方々に任せるとして…。
これ、何がきっかけでハマったのかもう覚えてないなぁ。何だったんだろ。
とにかく、久しぶりにアニメというものを見たのですが、
続き物のアニメなのに、なんで毎回こんなに安定して笑い所や突っ込み所、そしてイイハナシダナーな所が詰め込まれてるんだろうと。
というか、アニメどころか「あにこ便」とかでキャプ追ってるだけでも充分楽しめます。
とにかく言えることは一つ
「少女漫画なのに、顔も性格も超絶イケメンがなんでこんなに不憫な扱いなのか」ということ。
ちなみにこのイケメンってのは男女ともにです。すなわちスナの姉弟です。報われてほしいと思います。
ところで俺は姉がいる弟の例にもれず、
昔は姉の買っていた少女漫画雑誌を一緒になって読んでいたので、少女漫画に抵抗というものはそれほどない。
まあ昔だって全部読んでたわけじゃなく、1冊のうちせいぜい4作品程度読むかどうかだし、
あまりにもあんまりなものは「これはちょっと…」という反応にもなるだろうけども。
「小学○年生」をいつまで買ってたのかは覚えてないが
(一度姉が懸賞で全国で3人の中に当選してエアホッケーが届いたことあるので買ってた時期はあるはず)
最初の少女漫画雑誌は「ちゃお」、次に「なかよし」、そして「りぼん」に移り、
その後しばらくして女子中高生が読むようなティーン雑誌にシフトして、漫画雑誌は買わなくなった、と記憶している。
おれはちゃおの漫画についての記憶はほとんど残っていない。
なかよしに掲載されていた漫画もほとんど読んでいなかったのであんまり思い入れはない。
辛うじて「だぁ、だぁ、だぁ」という漫画を読んでいたのは憶えている。
ギャグ4コマ系だと、「けん・けん・ぱっ」が好きだった。
掲載期間は短かったが、インパクト及び突っ込みドコロという意味では「マリジュン」という漫画が強く残っている。
姉が買っていた3つの少女漫画雑誌の中では、りぼん期間が一番長かった記憶がある。
それだけに、昔読んだ少女漫画というのもりぼんのものが多かったです。
パッと思いつくだけでも、「グッドモーニング・コール」「ミントな僕ら」「GALS!」「赤ずきんチャチャ」あたりは毎回読んでました。
ギャグ4コマ系では、「めだかの学校」「HIGH SCORE」「まゆみ」「へそで茶をわかす」あたり。
後者2つは半分突っ込みの対象として見てた気がしますが(笑)
少女漫画雑誌を買わなくなってしばらくすると、
今度は姉が他の多くの女子と同じく少年漫画にシフトするという逆転現象が起きたものです。
このあたりはよくある構図ですよね。異性同士の姉弟だと特に。
それにしても上に挙げたラインナップ、今思い出すとなんと懐かしいことか。
10年以上も経って今再び少女漫画にハマるとは思いもよりませんでしたが、
なんていうか、漫画でキュンキュンするというのもたまにはよいではありませんか。
俺が持ってる漫画で恋愛が中心テーマにあるものっていったら「めぞん一刻」くらいか。
そういえば大学のときにめぞん好きの友人がいまして、「うおー!すげぇキュンキュンするわー」とか言ってました。
あれもいいんだけど、あの漫画はアンジャッシュ的な展開が頻発する上に、
響子さんが嫉妬深いわ人の話を聞かないわでなかなかやきもき、もといイライラしながら読むハメになるんですよね。あとこずえちゃんの存在。
ボクはまだ子どもなのでこずえちゃんの何がいいのか全く理解できません。
八神はアウトオブ眼中。
「のだめ」も恋愛要素あるのはあるけど、あれはそれより2回りくらい大きく「音楽」ありきですからね。
個人的には、黒木×ターニャのカップルが一番好きです。
「3月のライオン」は、最初はあるとすれば「家族愛」、あるいはもっと大きな意味での「(色んなカタチの)人の愛」かなと思ってたんですが、
最近なんだかフツーに色恋沙汰が起こっちゃって、
しかも桐山クンたらあかりさんにも所帯持ってもらおうと画策してるっぽいですしね。
そういう意味では、終始「家族愛」に一貫した「ネコあね。」は好印象です。
反対に、「高杉さん家のおべんとう」は、あまりにも「思ってたんと違ーう」な展開になってきたので途中で切っちゃいましたから。
地理ネタはマニアにはたまらないんだけど、
元々絵柄が好みじゃなかったのもあって、途中で「あ、これはもうアカン」と。
最近アニメにもなって何かと注目されている「干物妹うまるちゃん」も、
おれの中で徐々にデッドラインに近づきつつある気配がプンプンで、どうなることやら。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、そんな姉ですが、現在新婚ホヤホヤなわけです。
まあ、そんな雰囲気は微塵もないのですが。仲悪いわけではなく、こういう性格なんです。
おれ自身も初めてできた義兄という存在に浮き足立っておりますが、
仲良くさせてもらっており、盆に帰省した時は、姉と3人で夜中まで初代スマブラやマリオカート(もちろん安定のロクヨン印)で遊んでました。
5月に1回新居に遊びに行きましたし、実は今週末も邪魔しにいくことになっております。
目的なんて別に作らなくてもいい程度には姉弟仲は良好ではありますが、
今回の目的は、先月行ってきたという北海道への新婚旅行の話を聞くのが主です。多分。
さて、旅行からの帰宅後にもらったメールでは、とにかく最高だったということで何よりなのですが、
実は旅行先が北海道に決まるまでには笑えないレベルでの紆余曲折がありまして…。
最初に計画していたらしいのが、世界一の親日国として知られるトルコ。
あー、確かに以前姉がトルコ行きたいみたいなこと言ってた気がします。
「歴女」という言葉が生まれるはるか前から歴史、旧跡好きだった姉にはたまらないスポットだらけですね。
ただ、2年ほど前に日本人が巻き込まれる事件がありましたよね、
あれで周りからやめてくれとストップがかかったらしいのです。
そこで次に候補に挙げたのは、ギリシャ。
たしか従兄夫婦もギリシャあたりに行ったと記憶してますし、
あの辺は確かに魅力的な観光スポットがうじゃうじゃ点在してますからね。
僕も個人的にはエーゲ海周辺というのは少なからず興味はあります。
で、旅行の手続きも大詰め。もう2日くらいしたらキャンセル料が発生するぞ、ってな時期に、
皆さんニュースでよく御存じの例の一件が起こり、
これは危険な賭けすぎるってことで、土壇場であぼーん。
といった具合に、お前は東原亜希か!ってな悪運を発揮して北海道に落ち着いたのだとか。
いいじゃん北海道。
おれは国内だったら一番北海道に行きたいのです。彼女や奥さんと一緒じゃなくてもいいから。
クルマ借りて、3週間くらい休み取って……いいじゃないですか。
個人的には、なぜか美瑛に強い憧れがあるんですよね。
最初のきっかけはなんだろうか。
でもあの有名な「ケンとメリーの木」を写した写真を何かで見たときに、何か心に来るものがあったんですよね。
(余談ですが、おれは見てくれだけで言えば、樹木の中ではポプラなどのハコヤナギ系が一番好きです)
ちょっと西部アメリカっぽいなだらかな丘陵の続く地平なんかもそうですが、
もし実体験でなく、憧れとしての原風景みたいなものがあるとすれば、
おれの場合はきっとこういう景観なんだろうなぁ、なんて妄想に花咲かせてるわけですよ。
次点は釧路湿原とかサロベツ原野とかの湿原。これは是非とも春に行ってみたいですね。
ほんで途中でラーメンとかあげいもとか、ストップかけるまで店員さんが入れてくれるイクラ丼とか食いながら、
お土産に筋子をいっぱい買って帰るんだ。
そんな妄想。
―――――――――――――――――――――――――――――――
姉の結婚絡みの話題がもう一つありました。
結婚式に出席していたとある女性とお付き合いを始めたのですよ。
ウソです。
結婚式の引き出物の中にカタログギフトがあったんですが、
まあ例によって「また今度決めよう」になっていたんですが、
ハガキを見ると期限が8月末だったので、盆くらいには決めとかんないかんなー。
…なんて思いながら、次に思い出したのが、8月31日の夜11時。ヤバイ!
まあ姉からは「遅れても大丈夫よ~」とは言われていたのですが、
それでももう届かなくても文句が言えない立場であることには変わりないので、
急いで決めようとカタログを眺めていると、なんと期限は7月某日(上旬)との記載。あれ?
じゃあハガキの8月31日はなんだったんだ、とよく見てみると、
このテのハガキによくある、「この日までは切手なしで投函できます」の意味の日付。
オマケによく見ると「平成『28年』8月31日まで」と書いてあったのです。ナンテコッタ。
自分はこんなにもオマヌケだったのかとちょっとショックを受けながらも、
1か月過ぎようが2か月過ぎようが、今は姉の言葉を信じるしかあるまいと、
希望の商品番号を書いて翌朝一番に投函すると、あっけなく即行送品されてきました。はぇぇ!
そもそもなんでずっと後回しになっていたかと言うと、
「絶対にこれ」というものがなかったからだったのです。
欲しいと思うのはいくつかあっても、別に今じゃなくてもいいけどね、というものばかり。
普段使いのカバンが今ちょうど壊れてる(チャックがバカになって閉まらない)んですが、
カバン系は、実際に店に行って大きさやらなんかを吟味して入手したいし…。
こういう物で食べ物系を選択する勇気はおれは持ち合わせてないし…。
ということで、キッチン用品系の中から選ぼう、と思ってたんですが。
今おれが欲しいキッチン関連グッズのトップ3である、
・親子丼とか作るときの鍋
・保温できる弁当箱
・パスタゆでる鍋
がどれもなかったんですね。
キッチン用品じゃないですが、昔知人にプレゼントしたことのあるバス用品で、
風呂場でipod聴けるスピーカーみたいなのがあって、前から欲しいと思ってたその商品もなく。
散々悩みまくった挙句、
結局温度計付きの天ぷら鍋をいただくことにしたのです。
温度計は確かについてれば便利だとは思うけど、
油に衣落としたり菜箸突っ込んだりしてだいたいはわかるので今まで見送ってきたのですが、
ちょうどもってる天ぷら鍋がサビとか焦げとかでちょっと傷んできたので、いい機会といえばいい機会です。
今使ってるのが現役のうちはしばらく押し入れで眠っていてもらいますが、
またひとついい鍋が手に入って満足です。ていうかちゃんと届いてよかった~。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おれは普段楽譜を書くときにキーボード(カシオのCT-625という品番)を使っているのですが、
おれが物心ついたごろから実家にあったものなので、もうかれこれ20年以上になります。
この春、長年ウィンドにいた人が広島を離れるということで、
その人が所有していたもう不要な楽器やらなんやらを、処分もかねて格安で団内の欲しい人に譲ってたのですが、
おれのキーボードもいい加減古いので、いつ突然ぶっ壊れるかもわからないということで、
保険も兼ねてその人から5000円でキーボードを譲ってもらってたんですね。
その人が持ってたモノならいいモノに違いない、という思いもあったので。
事実、のちに定価を調べて目ン玉飛び出るほどぶったまげました。トランペットと大してかわらんやん…。
とはいえ、多方面の機械の扱いに精通しているその人でさえ、
「細部まで使いこなせんかった」と言うほど、今使ってるものとはポテンシャルが大違いということもあり、
なんとなく億劫でまだ試し弾きさえしてないのです。
今使ってるのがまだまだ元気だから大丈夫大丈夫、と余裕で構えていたのですが、
先日おれのうっかりミスで、コバエ捕獲用の麺ツユトラップをキーボードの上でひっくり返してしまったのです。
瞬間、「ヤバイヤバイ!」とすぐにふき取ったのですが、
スイッチを入れてもウンともスンとも反応しません。
動揺しながらもちょっと待つことにし、10分ほど経ってスイッチを入れると、
今度は鍵盤を押していないのに音がパー――と鳴り続ける。しかもスイッチをOFFにしても。
こりゃあいよいよイカンということで、意を決して分解することに。
電源ケーブルを抜いて黙らせた後、裏側にある大量のネジを全部外していきます。何個あるんだネジ。
さて、少なくともおれがこのキーボードを分解するのは初めてのことです。
実家にいたときも、Allegroのソフトを買ってもらって以降はほとんどおれしか使ってないので、
多分20年分の歴史が丸々詰まってたことになるんですよねぇ。。。
見たくないような光景がそこにはありました。
あんまりキレイな話じゃないので簡単に書きますと、
大量のコバエと大量のホコリが絡まって生成されたようなゴルフボール大くらいの塊が何個か入っておりました。オエオエ。
内部のゴミをキレイに除去し、念のためにアルコール消毒をしたのち、
いくつか原因となっているポイントをチェックしていくのですが、
接続部がはんだ付けされている基盤はどうにも外しようがなく、
その周辺のトランジスタなんかはどうにもこうにも手が出せませんでした。
でも、中学の時の技術の授業を思い出すような作業でちょっと懐かしかったです。
そんなこんなで出来る限りの掃除と簡単な修理をして、
祈る気持ちでおそるおそる電源ケーブルをつけてみた結果……
パーーーーーー
ダメだ。直ってません。さすがに万事休すです。
ここまでやってダメなのだとしたらしょうがない。
ずっと一緒に頑張ってくれた相棒ですが、寿命だと思ってあきらめましょう。
でもすぐにアレンジの依頼入ってるし、保険としてキーボード入手しといてよかったなー。
でもあんな多機能キーボードおれに使いこなせるのかな。
それよりこのキーボードをどう処分するか考えないと…。
そんなことを考えつつも、その日の午後を丸々修理に費やした疲れと喪失感から、
まあ、また今度考えよう、とその日はそのままにして終了。
で、2日ほどして何気なくキーボードの電源を入れてみると―――音が鳴ってない。
まさかと思って鍵盤を押してみると、すこし超音波みたいな雑音が混じるものの、
すっかり息を吹き返してくれたのです。よかったーー。
なんだかんだ言っても、使い慣れてるこのキーボードが元気で動いていてくれればそれが一番いいわけで、
まだまだ現役でいてもらわねばなりません。
もうキーボードの上に直接麺ツユトラップ容器仕掛けたりしないと約束するので、これからもよろしく!
最後にどうでもいい余談を一つ。
おれが麺ツユトラップの容器として愛用しているのは、
ローソンの「からあげクン」の容器(よくある台形のヤツじゃなくて、紙コップ型のほう)の、透明なフタの部分です。
程よい大きさかつ抜群の安定性で、今日もバンバンコバエを吸い寄せてくれるのです。
おわり
普段「彼女は(少なくとも今はまだ)別にいらない」とは言いつつも、
うっかり彼女ができる夢を見てしまった朝、目が覚めたときの虚しさよ。
お久しぶりです。
色々バタバタ仕事しておりまして3か月ぶりのご無沙汰です。
さて、前回記事では今年の朝日作曲賞、すなわち来年の課題曲Ⅰのお話をしましたが、
1か月ちょい前に、沈黙を破って例のブログの管理人様による記事がアップされ、
正式に朝日作曲賞が管理人様本人だと発表されました。
半ば確定情報みたいな状態でしたが、これでスッキリしました。
でもまあ変わらず過去の記事は一時的に見れない状態のままなんですけども、
これはまあ今の時代だと賢明な判断でしょうね。
特に彼はこれまで毎年のように課題曲のレビューをされてきておりましたので、
プロでない人がどうこう言ってることについて面白く思わない人から格好の標的にされるに決まってますのでね。
ただ、思わぬところでこの過去記事凍結のあおりを喰らっているのが、何を隠そうワタクシなのです。
以前申しました通り、アタクシ例のブログの大ファンでよく読ませてもらってたのです。
特に好きなのが、マイナーな曲を中心にレビューした「楽曲レビュー」というシリーズです。
1曲で1記事という分量ながらも、既に150曲くらいレビューされてた気がしますが、
当然ながらその記事を読んで初めて知り、興味を持ち、好きになった曲もあるわけです。
で、来年3月の定期のメイン曲に、その曲をチョイスしたんですけども、
なんせこの曲、曲も作曲家もなかなかにマイナーで、ネットにもこの方のレビュー以外にこの曲について語られた情報が全くないのです。
フルスコアにもライナーノーツみたいなのが記載されていないのでもうお手上げです。
ただ、選曲したのが5月頃の話で、その時はまだ過去記事見れてましたので、
団員にはこのHPを紹介して曲の背景やらなんかを読んどいてもらおう、とか考えていた矢先、今に至るわけです。
さあどうしよう。
そしてここからは完全に偶然なのですが、
定期1部でやる4曲のうち、1曲目のマーチを除いた3曲とも、この楽曲レビューで取り上げられていた曲だったのです。
最もメインじゃない2曲については、個人的に昔から好きでやりたかった曲ですし、
そこまでマイナーな曲というわけでもないのでネットで曲の背景やなんかは調べられるのでまだいいのですが。
朝日賞受賞は我々日曜作曲家の端くれに希望を与える喜ばしいニュースなのですが、
いかんせんこのタイミングで過去記事が見れなくなるのは完全に計算外でした。
まあその曲については内容はほとんど暗誦できるくらいには読み込んでたので、何かの折に伝えられればいいのかなと思ったり。
まあそんなこんなで課題曲が5曲出揃い、例年ならボチボチ録音・録画に入る時期…なんですが、
先日とんでもないニュースが吹連のHPにあがっておりました。
課題曲Ⅳに決まっていた渡部哲哉氏のマーチ「蒼昊~誇りを胸に~」が、
「旋律の一部が他曲と酷似している」ということで、本人からの辞退の申し出もあり、取り消されることになったと。。。
ビックリです。
これは応募規約の中の、「剽窃と認められた作品は入選後でも失格とする」みたいな内容の箇所に抵触しているのでしょうが、
僕が知る限りでは初めてのケースです。
そもそも、調性音楽で曲を書こうとしたら、
1曲の中で他の何らかの曲と似たような進行、旋律が少しでも出てこないようにするのはもはや不可能、とまで言われている現状ですので、
よっぽどひとつの練習番号が丸々似ている、というような事態だったのだと思われます。
増してやつい最近、佐村河内、小保方の流れを汲む逸材が彗星の如く登場してお茶の間を賑わせたばかりということで
世間全体がそのような事態に敏感になっていることも、原因の一つとして見逃せなかったのではないでしょうか。
で、代わりに繰り上げ入選したのが、鹿島康奨氏の『マーチ「クローバーフィールド」』という曲。
この曲、個人的にはちょっと気になりますねー。
クローバーっつったら、日本でいう桜みたいな存在なんですよね、アイルランドでは。
その名が示す通り、「アイリッシュ調のマーチ」だとしたら、これは全く新しい匂いがします。
第2のカタロニア、第2のラメセスになれるか、注目です。
……とか何とか言っといて、
「曲名に特に深い意味はありません」とか、
「これは近所のクローバーの生えた公園を歩いているときに構想が……」みたいな曲だったら目も当てられません。
毎年今の時期は期待で胸が膨らみます。
さてさて来年2月にどういう心境で届いたCDを聴いているのでしょうか…。
――――――――――――――――――――――――――――――
僕は普段アニメを見ないんですが、
(最近はもうアニメっていったら「子どもが見るもの」というより「オタクが見るもの」にシフトしてる気がします。昔みたいにご飯時にアニメやってないもんなぁ)
最近、『俺物語!!』というアニメにドップリハマりました。
アニメというか、まあアニメでもやってるけど、要は少女漫画です。
『俺物語!!』の魅力を語ったサイトはいくらでもあるので、それはそちらの方々に任せるとして…。
これ、何がきっかけでハマったのかもう覚えてないなぁ。何だったんだろ。
とにかく、久しぶりにアニメというものを見たのですが、
続き物のアニメなのに、なんで毎回こんなに安定して笑い所や突っ込み所、そしてイイハナシダナーな所が詰め込まれてるんだろうと。
というか、アニメどころか「あにこ便」とかでキャプ追ってるだけでも充分楽しめます。
とにかく言えることは一つ
「少女漫画なのに、顔も性格も超絶イケメンがなんでこんなに不憫な扱いなのか」ということ。
ちなみにこのイケメンってのは男女ともにです。すなわちスナの姉弟です。報われてほしいと思います。
ところで俺は姉がいる弟の例にもれず、
昔は姉の買っていた少女漫画雑誌を一緒になって読んでいたので、少女漫画に抵抗というものはそれほどない。
まあ昔だって全部読んでたわけじゃなく、1冊のうちせいぜい4作品程度読むかどうかだし、
あまりにもあんまりなものは「これはちょっと…」という反応にもなるだろうけども。
「小学○年生」をいつまで買ってたのかは覚えてないが
(一度姉が懸賞で全国で3人の中に当選してエアホッケーが届いたことあるので買ってた時期はあるはず)
最初の少女漫画雑誌は「ちゃお」、次に「なかよし」、そして「りぼん」に移り、
その後しばらくして女子中高生が読むようなティーン雑誌にシフトして、漫画雑誌は買わなくなった、と記憶している。
おれはちゃおの漫画についての記憶はほとんど残っていない。
なかよしに掲載されていた漫画もほとんど読んでいなかったのであんまり思い入れはない。
辛うじて「だぁ、だぁ、だぁ」という漫画を読んでいたのは憶えている。
ギャグ4コマ系だと、「けん・けん・ぱっ」が好きだった。
掲載期間は短かったが、インパクト及び突っ込みドコロという意味では「マリジュン」という漫画が強く残っている。
姉が買っていた3つの少女漫画雑誌の中では、りぼん期間が一番長かった記憶がある。
それだけに、昔読んだ少女漫画というのもりぼんのものが多かったです。
パッと思いつくだけでも、「グッドモーニング・コール」「ミントな僕ら」「GALS!」「赤ずきんチャチャ」あたりは毎回読んでました。
ギャグ4コマ系では、「めだかの学校」「HIGH SCORE」「まゆみ」「へそで茶をわかす」あたり。
後者2つは半分突っ込みの対象として見てた気がしますが(笑)
少女漫画雑誌を買わなくなってしばらくすると、
今度は姉が他の多くの女子と同じく少年漫画にシフトするという逆転現象が起きたものです。
このあたりはよくある構図ですよね。異性同士の姉弟だと特に。
それにしても上に挙げたラインナップ、今思い出すとなんと懐かしいことか。
10年以上も経って今再び少女漫画にハマるとは思いもよりませんでしたが、
なんていうか、漫画でキュンキュンするというのもたまにはよいではありませんか。
俺が持ってる漫画で恋愛が中心テーマにあるものっていったら「めぞん一刻」くらいか。
そういえば大学のときにめぞん好きの友人がいまして、「うおー!すげぇキュンキュンするわー」とか言ってました。
あれもいいんだけど、あの漫画はアンジャッシュ的な展開が頻発する上に、
響子さんが嫉妬深いわ人の話を聞かないわでなかなかやきもき、もといイライラしながら読むハメになるんですよね。あとこずえちゃんの存在。
ボクはまだ子どもなのでこずえちゃんの何がいいのか全く理解できません。
八神はアウトオブ眼中。
「のだめ」も恋愛要素あるのはあるけど、あれはそれより2回りくらい大きく「音楽」ありきですからね。
個人的には、黒木×ターニャのカップルが一番好きです。
「3月のライオン」は、最初はあるとすれば「家族愛」、あるいはもっと大きな意味での「(色んなカタチの)人の愛」かなと思ってたんですが、
最近なんだかフツーに色恋沙汰が起こっちゃって、
しかも桐山クンたらあかりさんにも所帯持ってもらおうと画策してるっぽいですしね。
そういう意味では、終始「家族愛」に一貫した「ネコあね。」は好印象です。
反対に、「高杉さん家のおべんとう」は、あまりにも「思ってたんと違ーう」な展開になってきたので途中で切っちゃいましたから。
地理ネタはマニアにはたまらないんだけど、
元々絵柄が好みじゃなかったのもあって、途中で「あ、これはもうアカン」と。
最近アニメにもなって何かと注目されている「干物妹うまるちゃん」も、
おれの中で徐々にデッドラインに近づきつつある気配がプンプンで、どうなることやら。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、そんな姉ですが、現在新婚ホヤホヤなわけです。
まあ、そんな雰囲気は微塵もないのですが。仲悪いわけではなく、こういう性格なんです。
おれ自身も初めてできた義兄という存在に浮き足立っておりますが、
仲良くさせてもらっており、盆に帰省した時は、姉と3人で夜中まで初代スマブラやマリオカート(もちろん安定のロクヨン印)で遊んでました。
5月に1回新居に遊びに行きましたし、実は今週末も邪魔しにいくことになっております。
目的なんて別に作らなくてもいい程度には姉弟仲は良好ではありますが、
今回の目的は、先月行ってきたという北海道への新婚旅行の話を聞くのが主です。多分。
さて、旅行からの帰宅後にもらったメールでは、とにかく最高だったということで何よりなのですが、
実は旅行先が北海道に決まるまでには笑えないレベルでの紆余曲折がありまして…。
最初に計画していたらしいのが、世界一の親日国として知られるトルコ。
あー、確かに以前姉がトルコ行きたいみたいなこと言ってた気がします。
「歴女」という言葉が生まれるはるか前から歴史、旧跡好きだった姉にはたまらないスポットだらけですね。
ただ、2年ほど前に日本人が巻き込まれる事件がありましたよね、
あれで周りからやめてくれとストップがかかったらしいのです。
そこで次に候補に挙げたのは、ギリシャ。
たしか従兄夫婦もギリシャあたりに行ったと記憶してますし、
あの辺は確かに魅力的な観光スポットがうじゃうじゃ点在してますからね。
僕も個人的にはエーゲ海周辺というのは少なからず興味はあります。
で、旅行の手続きも大詰め。もう2日くらいしたらキャンセル料が発生するぞ、ってな時期に、
皆さんニュースでよく御存じの例の一件が起こり、
これは危険な賭けすぎるってことで、土壇場であぼーん。
といった具合に、お前は東原亜希か!ってな悪運を発揮して北海道に落ち着いたのだとか。
いいじゃん北海道。
おれは国内だったら一番北海道に行きたいのです。彼女や奥さんと一緒じゃなくてもいいから。
クルマ借りて、3週間くらい休み取って……いいじゃないですか。
個人的には、なぜか美瑛に強い憧れがあるんですよね。
最初のきっかけはなんだろうか。
でもあの有名な「ケンとメリーの木」を写した写真を何かで見たときに、何か心に来るものがあったんですよね。
(余談ですが、おれは見てくれだけで言えば、樹木の中ではポプラなどのハコヤナギ系が一番好きです)
ちょっと西部アメリカっぽいなだらかな丘陵の続く地平なんかもそうですが、
もし実体験でなく、憧れとしての原風景みたいなものがあるとすれば、
おれの場合はきっとこういう景観なんだろうなぁ、なんて妄想に花咲かせてるわけですよ。
次点は釧路湿原とかサロベツ原野とかの湿原。これは是非とも春に行ってみたいですね。
ほんで途中でラーメンとかあげいもとか、ストップかけるまで店員さんが入れてくれるイクラ丼とか食いながら、
お土産に筋子をいっぱい買って帰るんだ。
そんな妄想。
―――――――――――――――――――――――――――――――
姉の結婚絡みの話題がもう一つありました。
結婚式に出席していたとある女性とお付き合いを始めたのですよ。
ウソです。
結婚式の引き出物の中にカタログギフトがあったんですが、
まあ例によって「また今度決めよう」になっていたんですが、
ハガキを見ると期限が8月末だったので、盆くらいには決めとかんないかんなー。
…なんて思いながら、次に思い出したのが、8月31日の夜11時。ヤバイ!
まあ姉からは「遅れても大丈夫よ~」とは言われていたのですが、
それでももう届かなくても文句が言えない立場であることには変わりないので、
急いで決めようとカタログを眺めていると、なんと期限は7月某日(上旬)との記載。あれ?
じゃあハガキの8月31日はなんだったんだ、とよく見てみると、
このテのハガキによくある、「この日までは切手なしで投函できます」の意味の日付。
オマケによく見ると「平成『28年』8月31日まで」と書いてあったのです。ナンテコッタ。
自分はこんなにもオマヌケだったのかとちょっとショックを受けながらも、
1か月過ぎようが2か月過ぎようが、今は姉の言葉を信じるしかあるまいと、
希望の商品番号を書いて翌朝一番に投函すると、あっけなく即行送品されてきました。はぇぇ!
そもそもなんでずっと後回しになっていたかと言うと、
「絶対にこれ」というものがなかったからだったのです。
欲しいと思うのはいくつかあっても、別に今じゃなくてもいいけどね、というものばかり。
普段使いのカバンが今ちょうど壊れてる(チャックがバカになって閉まらない)んですが、
カバン系は、実際に店に行って大きさやらなんかを吟味して入手したいし…。
こういう物で食べ物系を選択する勇気はおれは持ち合わせてないし…。
ということで、キッチン用品系の中から選ぼう、と思ってたんですが。
今おれが欲しいキッチン関連グッズのトップ3である、
・親子丼とか作るときの鍋
・保温できる弁当箱
・パスタゆでる鍋
がどれもなかったんですね。
キッチン用品じゃないですが、昔知人にプレゼントしたことのあるバス用品で、
風呂場でipod聴けるスピーカーみたいなのがあって、前から欲しいと思ってたその商品もなく。
散々悩みまくった挙句、
結局温度計付きの天ぷら鍋をいただくことにしたのです。
温度計は確かについてれば便利だとは思うけど、
油に衣落としたり菜箸突っ込んだりしてだいたいはわかるので今まで見送ってきたのですが、
ちょうどもってる天ぷら鍋がサビとか焦げとかでちょっと傷んできたので、いい機会といえばいい機会です。
今使ってるのが現役のうちはしばらく押し入れで眠っていてもらいますが、
またひとついい鍋が手に入って満足です。ていうかちゃんと届いてよかった~。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
おれは普段楽譜を書くときにキーボード(カシオのCT-625という品番)を使っているのですが、
おれが物心ついたごろから実家にあったものなので、もうかれこれ20年以上になります。
この春、長年ウィンドにいた人が広島を離れるということで、
その人が所有していたもう不要な楽器やらなんやらを、処分もかねて格安で団内の欲しい人に譲ってたのですが、
おれのキーボードもいい加減古いので、いつ突然ぶっ壊れるかもわからないということで、
保険も兼ねてその人から5000円でキーボードを譲ってもらってたんですね。
その人が持ってたモノならいいモノに違いない、という思いもあったので。
事実、のちに定価を調べて目ン玉飛び出るほどぶったまげました。トランペットと大してかわらんやん…。
とはいえ、多方面の機械の扱いに精通しているその人でさえ、
「細部まで使いこなせんかった」と言うほど、今使ってるものとはポテンシャルが大違いということもあり、
なんとなく億劫でまだ試し弾きさえしてないのです。
今使ってるのがまだまだ元気だから大丈夫大丈夫、と余裕で構えていたのですが、
先日おれのうっかりミスで、コバエ捕獲用の麺ツユトラップをキーボードの上でひっくり返してしまったのです。
瞬間、「ヤバイヤバイ!」とすぐにふき取ったのですが、
スイッチを入れてもウンともスンとも反応しません。
動揺しながらもちょっと待つことにし、10分ほど経ってスイッチを入れると、
今度は鍵盤を押していないのに音がパー――と鳴り続ける。しかもスイッチをOFFにしても。
こりゃあいよいよイカンということで、意を決して分解することに。
電源ケーブルを抜いて黙らせた後、裏側にある大量のネジを全部外していきます。何個あるんだネジ。
さて、少なくともおれがこのキーボードを分解するのは初めてのことです。
実家にいたときも、Allegroのソフトを買ってもらって以降はほとんどおれしか使ってないので、
多分20年分の歴史が丸々詰まってたことになるんですよねぇ。。。
見たくないような光景がそこにはありました。
あんまりキレイな話じゃないので簡単に書きますと、
大量のコバエと大量のホコリが絡まって生成されたようなゴルフボール大くらいの塊が何個か入っておりました。オエオエ。
内部のゴミをキレイに除去し、念のためにアルコール消毒をしたのち、
いくつか原因となっているポイントをチェックしていくのですが、
接続部がはんだ付けされている基盤はどうにも外しようがなく、
その周辺のトランジスタなんかはどうにもこうにも手が出せませんでした。
でも、中学の時の技術の授業を思い出すような作業でちょっと懐かしかったです。
そんなこんなで出来る限りの掃除と簡単な修理をして、
祈る気持ちでおそるおそる電源ケーブルをつけてみた結果……
パーーーーーー
ダメだ。直ってません。さすがに万事休すです。
ここまでやってダメなのだとしたらしょうがない。
ずっと一緒に頑張ってくれた相棒ですが、寿命だと思ってあきらめましょう。
でもすぐにアレンジの依頼入ってるし、保険としてキーボード入手しといてよかったなー。
でもあんな多機能キーボードおれに使いこなせるのかな。
それよりこのキーボードをどう処分するか考えないと…。
そんなことを考えつつも、その日の午後を丸々修理に費やした疲れと喪失感から、
まあ、また今度考えよう、とその日はそのままにして終了。
で、2日ほどして何気なくキーボードの電源を入れてみると―――音が鳴ってない。
まさかと思って鍵盤を押してみると、すこし超音波みたいな雑音が混じるものの、
すっかり息を吹き返してくれたのです。よかったーー。
なんだかんだ言っても、使い慣れてるこのキーボードが元気で動いていてくれればそれが一番いいわけで、
まだまだ現役でいてもらわねばなりません。
もうキーボードの上に直接麺ツユトラップ容器仕掛けたりしないと約束するので、これからもよろしく!
最後にどうでもいい余談を一つ。
おれが麺ツユトラップの容器として愛用しているのは、
ローソンの「からあげクン」の容器(よくある台形のヤツじゃなくて、紙コップ型のほう)の、透明なフタの部分です。
程よい大きさかつ抜群の安定性で、今日もバンバンコバエを吸い寄せてくれるのです。
おわり
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♪ #41: Skylove / PARQUETS
最近忙しくてなかなか更新できずスミマセン!
もう少ししたら一旦落ち着くので、そのときにまた色々話をするとして……
ドレスローザやっと決着ついたっぽいけどそんなのは今いいんだ。
先日第26回の朝日作曲賞が発表されましたね。
吹連作曲コン1位の方は、『コミカル☆パレード』でおなじみ
島田尚美さんが7年ぶり2度目の課題曲となる『焔』(←読みは「ほむら」)。
まあたちまちそれはいいのですよ。
問題は朝日の方。
兵庫県西宮市の矢藤学さんの『マーチ・スカイブルー・ドリーム』が受賞だそうなのですが、
朝日作曲賞スレを見ておりますと、どうもこの人、
一部吹奏楽マニアの間では有名な、通称・「某ブログの人」だという情報が…。
もちろん本人からの書き込みでは明らかにないのですが、
みんながみんなそう言ってるから、どうも信憑性が高い……のか?
確かについ先週か先々週か、当該ブログが
「諸般の都合により一時休業」ということになっており、
過去の記事、及びこの人が過去にニコニコに上げてた落選作や、送ってないけど書いた曲なんかが
全部見れなくなってるのです。
本当に「ただ忙しいだけ」なら、アップしてた曲まで非公開設定に変える必要はありません。
それに一時閉鎖したタイミングなどを鑑みると……
これはどうもホントにホントっぽいですねー。
正直言いますと、
そんなこと露ほども思わずに『マーチ・スカイブルー・ドリーム』ってタイトル見たとき、
「某ブログの人」みたいな曲名センスだな。と思ったんです。
今から考えるとちょっとビックリ。
しかもその人、過去にブログで「兵庫在住」みたいなこと言ってましたので、
「へー、偶然だなー」と思ってたんです。
全くその人がそうなのだと思わなかったのは、
この春その人がブログに「送ろうと作ったけど奥さんにダメだしされてボツになった曲」をあげてましたので
(←今回から応募料1万円が取られることになったため、1万払ってでも応募するにふさわしい曲かどうかを審査する「家庭内審査」が設けられたのだとか)
てっきり今年は送ってないのだとばっかり思ってました。
何の話かまったくチンプンカンプンな方のためにちょこっと説明しますと、
「自称・吹奏楽をこよなく愛するオッサン」が運営しているブログで、
とにかくこの人どんだけ曲知ってんの?ってくらい造詣が深くて面白くて勉強になるし参考になるので、
僕もかなり頻繁に読み漁ってたんです。
特に「楽曲レビュー」がまあとにかく詳しくて読みごたえがあり、
その豊富な知識と経験が垣間見れてたんですよね。
マイナーな曲のレビューなんかは特に価値が高く、正直普通にCDのブックレットに載せられるレベルです。
過去作は、どちらかというと「イロモノ系」で、所謂「万人に好かれるタイプ」ではないです。
「大衆に迎合しようとしてなんだかありきたりになる」というのを全力で拒絶しているかのような作風で、
毎回なんやかや奇をてらったような部分や展開が盛り込まれており、
正直、コースを狙いすぎてワイルドピッチをかますような曲もあったのは否めませんが、
なんだかその愚直さと不器用さに好感を感じる部分もあったのも事実です。
正直申しまして、
あれほど古今東西いろんな曲に精通し、
毎年その年の課題曲をあれほど徹底的にアナリーゼできるほどの専門的知識や経験をお持ちなのを考えると、
作る曲はなぜこうもなんというか……な感じなんだろう。
な感想も持ってたりするのですが、
毎年この人が朝日に応募し、落選した作品をニコニコにアップして
2ちゃんや動画内コメでケチョンケチョンにされているのを見ていた「某ブログの熱狂的ファン」であるボクとしては、
この悲願成就に我がことのように喜んでます。
確か今回で応募が7回目くらいでしたかね、この人。
過去に一度1次を通ったことがあると言ってましたが(2次ができて以降かそのまま本選時代かは失念)、
ホントに諦めずに努力を続けて研鑽を重ねれば夢は叶うのだなぁと。
ちょっとだけ勇気をもらいました。
ていうか、「一生に一度入選できれば…」みたいなこと言ってたのに、
何段飛ばしでいきなり頂点獲るってえげつなさすぎです。
なんだこのシンデレラ。
あまりの興奮に思わず書きすぎちゃった気もします。
辺境のブログなので大丈夫とは思いますが、
今回の記事がもしやばそうだったらすぐ削除します。
過去に一度課題曲をレビューした記事が、とある別のブログ(全然知らない人)にリンク張られてて訪問者数跳ね上がったことがあるからなぁ…。
あ、一応申しておきますが、今回話した人とはもちろん面識ないですよ。
こっちが勝手にファンなだけです。
ということで、去年落選作をニコニコにアップした際、
2ちゃん内で「アップされてる落選作の中では出来がいい」と評された経験を糧に(←知人の擁護コメでないことを願うばかり)
俺もこれからも頑張ります。
でもしばらくは……なかなか書けないだろうなぁ。
オリジナル書く時間あったら定期で使える楽器紹介用の曲とか書く時間に回したい。。。
最近忙しくてなかなか更新できずスミマセン!
もう少ししたら一旦落ち着くので、そのときにまた色々話をするとして……
ドレスローザやっと決着ついたっぽいけどそんなのは今いいんだ。
先日第26回の朝日作曲賞が発表されましたね。
吹連作曲コン1位の方は、『コミカル☆パレード』でおなじみ
島田尚美さんが7年ぶり2度目の課題曲となる『焔』(←読みは「ほむら」)。
まあたちまちそれはいいのですよ。
問題は朝日の方。
兵庫県西宮市の矢藤学さんの『マーチ・スカイブルー・ドリーム』が受賞だそうなのですが、
朝日作曲賞スレを見ておりますと、どうもこの人、
一部吹奏楽マニアの間では有名な、通称・「某ブログの人」だという情報が…。
もちろん本人からの書き込みでは明らかにないのですが、
みんながみんなそう言ってるから、どうも信憑性が高い……のか?
確かについ先週か先々週か、当該ブログが
「諸般の都合により一時休業」ということになっており、
過去の記事、及びこの人が過去にニコニコに上げてた落選作や、送ってないけど書いた曲なんかが
全部見れなくなってるのです。
本当に「ただ忙しいだけ」なら、アップしてた曲まで非公開設定に変える必要はありません。
それに一時閉鎖したタイミングなどを鑑みると……
これはどうもホントにホントっぽいですねー。
正直言いますと、
そんなこと露ほども思わずに『マーチ・スカイブルー・ドリーム』ってタイトル見たとき、
「某ブログの人」みたいな曲名センスだな。と思ったんです。
今から考えるとちょっとビックリ。
しかもその人、過去にブログで「兵庫在住」みたいなこと言ってましたので、
「へー、偶然だなー」と思ってたんです。
全くその人がそうなのだと思わなかったのは、
この春その人がブログに「送ろうと作ったけど奥さんにダメだしされてボツになった曲」をあげてましたので
(←今回から応募料1万円が取られることになったため、1万払ってでも応募するにふさわしい曲かどうかを審査する「家庭内審査」が設けられたのだとか)
てっきり今年は送ってないのだとばっかり思ってました。
何の話かまったくチンプンカンプンな方のためにちょこっと説明しますと、
「自称・吹奏楽をこよなく愛するオッサン」が運営しているブログで、
とにかくこの人どんだけ曲知ってんの?ってくらい造詣が深くて面白くて勉強になるし参考になるので、
僕もかなり頻繁に読み漁ってたんです。
特に「楽曲レビュー」がまあとにかく詳しくて読みごたえがあり、
その豊富な知識と経験が垣間見れてたんですよね。
マイナーな曲のレビューなんかは特に価値が高く、正直普通にCDのブックレットに載せられるレベルです。
過去作は、どちらかというと「イロモノ系」で、所謂「万人に好かれるタイプ」ではないです。
「大衆に迎合しようとしてなんだかありきたりになる」というのを全力で拒絶しているかのような作風で、
毎回なんやかや奇をてらったような部分や展開が盛り込まれており、
正直、コースを狙いすぎてワイルドピッチをかますような曲もあったのは否めませんが、
なんだかその愚直さと不器用さに好感を感じる部分もあったのも事実です。
正直申しまして、
あれほど古今東西いろんな曲に精通し、
毎年その年の課題曲をあれほど徹底的にアナリーゼできるほどの専門的知識や経験をお持ちなのを考えると、
作る曲はなぜこうもなんというか……な感じなんだろう。
な感想も持ってたりするのですが、
毎年この人が朝日に応募し、落選した作品をニコニコにアップして
2ちゃんや動画内コメでケチョンケチョンにされているのを見ていた「某ブログの熱狂的ファン」であるボクとしては、
この悲願成就に我がことのように喜んでます。
確か今回で応募が7回目くらいでしたかね、この人。
過去に一度1次を通ったことがあると言ってましたが(2次ができて以降かそのまま本選時代かは失念)、
ホントに諦めずに努力を続けて研鑽を重ねれば夢は叶うのだなぁと。
ちょっとだけ勇気をもらいました。
ていうか、「一生に一度入選できれば…」みたいなこと言ってたのに、
何段飛ばしでいきなり頂点獲るってえげつなさすぎです。
なんだこのシンデレラ。
あまりの興奮に思わず書きすぎちゃった気もします。
辺境のブログなので大丈夫とは思いますが、
今回の記事がもしやばそうだったらすぐ削除します。
過去に一度課題曲をレビューした記事が、とある別のブログ(全然知らない人)にリンク張られてて訪問者数跳ね上がったことがあるからなぁ…。
あ、一応申しておきますが、今回話した人とはもちろん面識ないですよ。
こっちが勝手にファンなだけです。
ということで、去年落選作をニコニコにアップした際、
2ちゃん内で「アップされてる落選作の中では出来がいい」と評された経験を糧に(←知人の擁護コメでないことを願うばかり)
俺もこれからも頑張ります。
でもしばらくは……なかなか書けないだろうなぁ。
オリジナル書く時間あったら定期で使える楽器紹介用の曲とか書く時間に回したい。。。
♪ #40: Gazer / 槇原敬之
ご無沙汰です。
色々バタバタしておりまして更新が滞っておりました。
この1か月間色々ありましたが、まずは東広島ウィンドの定期演奏会(遅っ!)
大変遅くなりましたが、今年も雨の中多くのお客様にご来場いただくことができました。
誠にありがとうございました。
一般バンドってのはホンマにこうして聴きに来てくださるお客様がいないことには
到底やっていけないものでして、感謝感謝です。
直後はなんやかんや書きたいことがてんこ盛りだったのですが、
1か月も過ぎてしまってはもはや自分の中で熱も鮮度もすうと失われ、
なんかもういいやあとなってしまったんです。
記録として記事にしときたいけど、どうしようかなぁと思っているところへ、
ウィンドの技術部署に新規参入した準マエストロ(?)原カントクから
定期のアンケートの集計結果が送られてきたので、
今更ではありますが、これを基にちょっとだけ振り返ってみようかなぁと思います。
(原先生ありがとうございます!!!!)
まず、『良かった曲』の項目について
アンケート用紙にはデフォルトでは記されていなかったであろうアンコールの計3曲を除いては、
なんだか自分でビックリするくらいにうまくバラけてました。
一番支持を得ていたのがDuskだったのが軽く衝撃でした。
まあサックスソロありきの得票なんでしょうが、
かなりイカツイ今回のプログラムの中でも最高に重厚でとっつきづらい曲だったもんで。
ちなみに、2部のアンコールで演奏したマイフェイバリットも、
「良かった曲」の選択肢に記されてたらかなり得票を得てそうでしたね。コメント読む限り。
10代に一番人気がミレニアムカノンだったのも、結構なオドロキです。
あと、なぜか「関白宣言」に1票入ってました。50代。
ありがとうございます。
そうそう、関白宣言の替え歌、『開演宣言』で思い出しました。
今回の定期、照明と音響が共に●●(自主規制)でした。
や、毎年お世話になってるとこなんですが、
当日朝に、いつも先頭に立ってくれてるスタッフさんがいないことを知り、
なんか不安だなぁと暗雲立ちこめる先行きだったんです。
リハの時にも、舞台袖と操作室でスムーズに伝達できてない様子が明白で、
これ大丈夫かなぁとヤキモキしてたんですよ。
尤もリハの時点ではそんなこと気にもならないくらいにウィンドのgdgdっぷりや某氏の大暴走にイライラしてたんですがね。
ほんで開場してからは面白いくらいに不安的中。
まず、本編前のJungleとの「開演宣言」では、渡されたマイクが音拾えてないという事態。
気持ちよく高らかに熱唱してたお陰か、どうやら舞台真ん中くらいまでは聴こえてたみたいですが、
せっかく歌詞考えて(←Jungleが)、何度も練習重ねたのになぁと。
まあいいよコレは。前座だし、おれとJungleの悪ふざけみたいな余興だから。
そしてウィンド本編開始。
曲間の照明の切り替わりがグダグダ。操作室で寝てたんじゃないかと。
時代劇では、ホントは冒頭の弱奏の部分で
おれが舞台袖でマイク使ってJungleの動きに軽いアフレコつけて、
寸劇の設定なんかを頭に入れてもらう段取りだったのに、
このときもマイクが入らず。
先ほどのことがあったので、「ホントにこのマイクでいいんですよね?」と念を押したにも関わらずこの有様だったんで、
さすがにおれも舞台袖でマイク乱暴に置いちゃいました。
お陰でアンケートのコメントには
「時代劇の設定がよくわからなかった」
「寸劇の内容が意味不明」
「時代劇は、何をやってるのか説明をしてほしかった」
の嵐。荒らし。A・RA・SHI。
極めつけは同じく時代劇。
「必殺!」のラッパソロから暴れん坊将軍への移行時、
リハで何度もやり直して何度も確認したにもかかわらず、
照明が結局リハ1回目の失敗時と同じ過ちを繰り返してくれました。
みんなよくズレずに入れたなぁ。
この舞台業者さんとの事前打ち合わせは企画であるおれの仕事だったわけで、
ほぼ毎日のようにメールをやり取りし、
実際に事務所に行って綿密に打ち合わせたにもかかわらずのこの惨状には、
自分の力量不足が情けないやら団員に申し訳ないやらで、
ついつい怒りの矛先を向けたくなったのですが、
結局おれがもっともっとしっかり確認に確認を重ねていればよかったわけで、
つまりはおれの怠慢だったと取られても仕方ないかな。
ウィンドの人間が演奏で失敗するのは仕方ないと割り切れるけど、
こういうことでケチがつくのはちょっと悔いが残っていけませんなぁ。
閑話休題。
次はアンケートのコメントで多かったもの、気になったものを拾ってみましょう。
■「時代劇のストーリーが分かりづらかった」系
ハード面での言い訳は上でした通りです。
ここからはソフトな観点からのウラ話というか弁解というか。
今年から企画が変わり、おれとJungleで務めてたわけです。
それで時代劇のシナリオも2人で作ってたんですが、
2人とも比較的シュールな方向性の笑いを好み、
また、極力余計な説明等をしたくない(野暮だし、漫才にテロップをつけるのと同じ種類の「寒さ」みたいなものを感じるから)、
そして「大衆受け」「オーソドックスな笑い」に走りたくない、
といったポリシーみたいなものがあったわけです。
これは今に始まったことではなく昔からのことで、
多分2人ともラーメンズ大好きなのも影響してると思うのです。
で、例えば今回やった『時代劇えきすぷれす』なんて、
恐らく演奏会で取り上げる団体のほとんどが何らかの演出を絡ませてくるタイプの曲なわけです。
そんな曲で、曲に合わせてその基となった時代劇のストーリーを忠実に再現する、
なんて当たり前すぎる演出、どこでもやってるわけで、何だったら結構本格的にやってる動画がYoutubeでも見れます。
どうせそんな曲をやるんだったら、最低限の世界観は壊さない程度に、
独自のアレンジを加えてオリジナリティの高いモノを作って演じた方が、
出来不出来はともかくとして色々な意味でオモシロイと思うのです。
その結果が、突然時代劇の世界に迷い込んでしまった現代のサラリーマンであり、
軽いノリで女好きな太った遠山の金さんであり、
将軍相手だとどうも気分が乗らないけど、妖艶な娘に撫でられると途端に元気を取り戻す馬であるわけです。
時代劇の世界でケータイで写真を撮るというアンバランス具合もその一端です。
当然こんなトリッキーすぎる世界観、設定の内容では、冒頭で最低限でも状況説明は入れとかないと、
いくらなんでもさすがに不親切すぎるだろうとの判断からナレーションを追加するわけです。
それがマイクトラブルにより一切語られぬまま引き込まれたのでは、
初めて観るお客さんにはこのような感想を抱かれるのは、至極当然の極みと言えます。
まあ、ナレーションが問題なく入っていたところで、
みんながみんなこんな超変則シナリオを支持するわけもないのは分かりきってるのですが、
こちらのカードを全て切れぬままで負の評価を受けてしまうというのは、やはり悔しいものです。
■「フィナーレの演出がよかった」系
これはホントにガッツポーズです。
演奏会ラストのアンコール曲として演奏したのが、完全に演出ありきの曲、
というかそれがなければ何にも面白みのない曲だったのですが、
そのクセ妙に演出のやり方に頭を悩まされたのです。
普通にやると最後には舞台上から奏者が1人もいなくなり、指揮者だけが取り残されるという曲なのですが、
いくらシュール好きなおれでも、最後の最後にこんな終わり方で締める勇気はなく、
仮に提案したとしても全力で却下されるに決まってる締め方です。
どうしようかと、散々意見を出し合ったのですが、
今回定期の企画係として集まってくれた方々に一番助けられたのがこの曲でした。
まさに会議を重ねて少しずつ構築していき、全員で創り上げた演出でした。
なんだか青臭いですが、そうとしか言いようがないのです。
定期の企画係に手を挙げてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回の演奏会が高評価だったのは、オチがきれいに決まったのが非常に大きいと思ってます。
■「時間が遅い。もっと早い時間にやってほしい」系
これに関しては、こちらの問題なので、ホントにご迷惑かけましたの一言です。
去年の3月に、「もう3月は1日しか日曜日がとれない」
↓
でも3月1日は高校の卒業式で、ウィンドにも高校の先生が何人かいる。
↓
じゃあ開演を少し遅くすれば先生も何とか間に合って、近隣の高校生も聴きに来れるかな?
↓
じゃあ16時開演で。結局間に合わないかもしれないけど、出来る限りのあがきはしよう。
こんな感じです。
むしろ例年より集客良かったんじゃないかという意見もありましたが、
たちまち来年は3月20日(日)の14時開演ということに決まりましたので関係各位はご安心を。
まあ遅くなるとこっちも色々と面倒なことが出てくるのでね。
■「今後演奏してほしい曲の欄に、【映画音楽、或いは映画で使われた曲】」系
選曲の参考にさせていただきますので、是非とも酒まつりコンサートにお越しください。
ウィンドでは、酒まつりコンサートという、「2時間丸々映画音楽シバリ」の演奏会があるため、
定期でコテコテの映画音楽をプログラミングする可能性はむしろ少ないと思ってください。
まあ今回の定期の「キャラバンの到着」「虹の彼方に」のように、
前年の酒まつりコンサートで演奏した映画音楽をそのまま持ってきてるパターンもありますが……
■「毎年やってたパート紹介がなくて残念だった」系
ここ数年の定番だったパート紹介ですが、
5年前くらいから始めた定番らしく、それ以前は、特定の楽器にスポットを当てたソロやコンチェルトみたいなのをよくやってたとのこと。
じゃあ今年は普段あんまり前でソロ吹く機会の与えられないホルンをオトコにしようと。
というのは建前です。
実際、パート紹介用の曲、或いはパート紹介用でなくとも
都合よく全てのパートに順繰り順繰り目立つ箇所が訪れるようなアレンジの、
なおかつ吹奏楽オリジナルとかではない、誰でも知ってるような曲を素材とした楽譜って、
想像以上に少ないんですよ。
それこそ毎年やってたら数年で尽きてしまうほどに。
そんなときこそ去年やった『90年代ヒットメドレー』みたいに
僭越ながら不肖・根魚アレンジが炸裂すればよいのですが、
如何せん今年はそんな余裕もなく、やむなくパート紹介枠を見送った、というワケです。
というか、学生やフリーターでしかもウィンド内で特に役職もなかった以前と違い、
今後はなかなか時間的余裕が確保しづらくなるかも。
ただでさえ昨年は割とマジで、日曜日はウィンド絡みの仕事して一日が終わる生活でした……
という事情で、今後は毎年恒例でお送りできるかどうかは約束しかねる状況です。
おれだってホントはパート紹介曲やりたいんですよ。
大っぴらに悪フザケやり倒したいんですよ。
なんとか努力します。
■「なんかウィンドのカラーが変わった?」「もっとウィンドらしい曲を!」系
これはなかなか深い問題です。
比較対象となっているのは恐らく2年前までのしゃどーさん指揮時代の話だと思うのですが、
指揮者が変われば音楽の志向性が大なり小なり変容するのは自然なことです。
増してや去年、これまで長年企画を務めていた方が役を降りておれにお鉢が回ってくるという変化もありました。
こんな短期間で、選曲を担当する企画と、創る音楽の方向性の大部分を司る指揮者がいずれも変わってしまっては、
2時間聴いただけで、そういった変化を感じ取る人がいるというのも無理からぬことなのかなと。
個人的にはよしわるしだと思ってますが、
この種の問題はどうしてもマイナスの印象を持って見てしまう人がいるのは仕方ないとも思ってます。
5年前の野村監督、そして今年の緒方監督、
どちらも最初、ファンからの評価は最悪でしたし、最悪です。
野村監督は5年かけて、ファンの誰もが認める名将にまで成長したわけですが、
それまで長年続いたものが変わった当初なんて、そんなもんです。
人間というのは、変化を恐れる生き物だ。
みたいなこと、誰か言ってませんでしたっけ?まさにそうです。
これが何年かけても言われ続けるようなら深刻ですが、
現時点では「一応頭の片隅には置いとくか」程度の話だと思ってます。
■「1部2部はしんどかった」「子どもでも楽しめる最近のヒット曲なんかを」系
前者については、全くもってその通り。
吹奏楽やってる人間にとってもなかなかゴツイ内容だったと思いますので、
普段吹奏楽とは関わりのない方にはしんどかったと思います。
まあ、例年は2部に当たる部分はないので、
その点で今年が特別だったとも言える……言い訳ですスミマセン。
後者については、まあ要するにAKBだったりももクロだったり、
例えば今回の定期のタイミングで言えば妖怪ウォッチだったり、という選曲ですね。
これについては、多少時代劇の項目で語ったことと重複するのですが、
そういうプログラムって、割とどこでもやってるのですよ。
例えば元祖、あそこは毎年衣装から振り付けまでハイレベルな演出をしていると聞きます。
近隣で言えば、賀茂吹やMKUなんかは、
ステージに団員や関係者の子どもさんを乗せて、踊りやキッズチアを取り入れるという演出を見せてくれます。
ウィンドって、年間通して比較的年配のお客さんが多いんですよね。
団としても、あんまり「子供も楽しめる」というコンセプトを前面に押し出してるわけでもないですし。
(もちろん、地域の依頼演奏なんかでは、5曲中1~2曲程度は子どもでも楽しめる曲を入れるようにはしてますし、ないがしろにしてるわけでは決してないです)
そういうスタンスの違いというか、まあ住み分けというか、
これまでもそうでしたし、今後もあまりそれに迎合するつもりは今のところないです。
何より、おれがAKBだったりももクロだったり、EXILEだったりという
所謂「最近のJ-POP」に対してあまりいい感情を持ってないから避けてると言うのもあります。
前任の企画担当者については、ジャニーズの某グループの大ファンということで
時折そういった曲が選ばれることがありましたが、
AKBやEXILE系統が選ばれたことはついぞありませんでした。
ウィンドはむしろここ数年で言うと、
「なごり雪」「春よ、来い」「ビューティフルネーム」「恋のバカンス」
みたいな懐メロの志向性が強いです。
最近の曲でいっても、
「ありがとう(いきものがかりのやつね)」「花は咲く」みたいな大正義NHK系や、
「涙そうそう」「Butterfly」のような、キャピキャピしてない曲ばかりです。
あ、でもなんだかんだでアニメ、特撮系は毎年何かしらやってますね。
ここ何年かで言うと、
「ようかい体操」「キョウリュウジャー」「ウィーアー」「夢をかなえてドラえもん」あたりか。
そういえば、この春から夏前にかけての本番でプリキュアの曲をやろうと思って、
身近なプリキュア視聴者である弟(重度のオタク。アイカツ、艦これ、ラブライブあたりが特に好きなのか?)に実は初めてメールして意見を求めたところ、
オタク心を刺激してしまったようで、色々とアツく指南してくれました。
弟の趣味に対して普段「このオタク野郎が」みたいな反応をするおれからある日突然、
「プリキュアの曲やろうと思うんじゃけど、最新のはまだ楽譜出とらん。
こないだ放送終ったシリーズのでも子どもは喜んでくれるだろうか」
みたいなメールが届いた彼の心中が
「やっと兄貴に認めてもらえた」なのか
「てめーは所詮オタクに頭下げないと何も分からない醜いブタ野郎だから仕方ない教えてやる」なのかは分かりませんが、
何らかのポイントで彼の琴線に触れたらしく、
twitterでつぶやくわ、オカンやアネゴに「見てくれ、ヤツからこんなメールがきた」と触れ回るわ、
とにかく何やら興奮していました。
■「まさか『風の島』が生で聴けるとは…次は是非『風と炎と…』を!」
このコメントの主は恐らく、ウィンドの定期直後にブログで感想を書いてくださった方なのですが、
そちらを見ると、どうも『風の島』に思い入れがあるようで、
随分とまあマニアックというか、なんだか自分と同じ方向性の人種かなと思ったりで
勝手に親近感を感じてたりしております。
記事を見ると、どうやらDuskが終わってすぐ帰ったようで、残念。
元祖と開催日がずれたことが幸いしたのでしょうが、
機会がありましたらまた是非お越しくださいませ。
で、風の島の作曲者による『風と炎と…』ですが、
委嘱元がこれを演奏する前に急逝されたということで、そのままお蔵入りになってしまったようです。
委嘱元がどこだったのかも、今となってはわかりませんし、出版も恐らく絶望でしょう。
管理人も非常に残念に思ってます。
ということで、定期の話は以上でおしまい。
なんとか企画としてスタートした2014年度を無事に終えることができました。
1年やって思ったのですが、
企画って存外に色々な仕事してたんだなぁと思いました。
恐らくほとんどの団員の目に触れる仕事は、「選曲。演奏会ごとのプログラム作成」
くらいのもんじゃないかなぁと思うのですが、
裏で実に様々なことをこなしていたことを初めて知りました。
地域の演奏会すべて作成したプログラム案をコンマスと団長に提出し、認可をもらう。
酒まつりや定期といった大きな演奏会では、それに加えて文章化した企画書を作成する。
プログラムの曲の参考音源を準備したり紹介したりする。
演奏会ごとに指揮者と司会進行者を選定し、司会原稿を作成する。
新譜の購入。新たに購入した楽譜の場合はそれらのコピーや製本。
ひがしひろしま音楽祭や酒まつり、寺西音楽会、定期あたりの演奏会では、提出しなければいけない資料があり、それの作成。
酒まつりや定期、空港まつり等、外部の方が司会の場合は、事前に打ち合わせしないとだし、
定期では司会者に加えて撮影スタッフ、舞台業者、ステマネと、実に様々な人と事前に打ち合わせしたり必要な書類を作ったり。
その他にも細々した仕事あったりで、まだ慣れてない身ではとてもじゃないけど休日は潰れまくり。
「給料でるわけじゃないんじゃけ、あんま根詰めすぎんさんな」と言われたこともありました。
無給どころか、自腹切ってやってる仕事だってあります。(フルスコア製本の際のノリとか。でもそんなとこまで一々請求できないし…泣)
それでも楽しいと思えるのはただ一点、
「ある程度自分のやりたいようにプログラムを組めるメリットがある」ことに尽きます。
吹奏楽やってる人間にとって、これがどれほどの特典かは説明の必要もありますまい。
もちろん独りよがりにならないように自制はしてるし、
おれが全部の曲知ってるわけじゃないから、「この曲どう?」って紹介してくれたらありがたく大いに参考にさせてもらうし、
そのあたりのケジメはつけてます。
でもこの「ある程度自分のカラーを出したプログラムが作れる」というメリットがなくなれば、
おれはすぐ企画辞めます。てくらいおれの中では美味しい特典なんです。
これがあるから、休日が潰れても自腹切っても色々悩んでも頑張れるのです。
先日、ウィンドのとある団員から、
「今年の酒まつりコンサート実行委員長に立候補したい」という意見を受けました。
それまでそんな役職なかったもんだから、
「実行委員長とは具体的にどういったことをするつもりで?」
と聞くと、
「ぶっちゃけ、企画に参入させろ」
まあ、気持ちはわからなくはないです。
この人が映画大好きで古今東西多くの映画を見てることも知ってますし、
「映画音楽をただの吹奏楽曲として捉えて欲しくない」というのもマニア的に全うな意見です。
おれだってネタに困ったらこの人に意見を聞いてみようという考えも大いにありました。
でも、要するに酒まつり期間だけ企画に入れろって話だったので却下しました。
年間予算がある以上、他の演奏会のプログラムとも何曲かはリンクさせて選曲しないといけないし、
だとするならば、去年で言えば『Sea Hawk』系統の曲ばかりを取り上げるわけにもいかない。
酒まつり単体だけで見ても、洋画、邦画、さらにその中でも様々な年代、ジャンル、
あるいは実写かアニメか、といった多面的な観点からバランスよくプログラミングするのが理想ですし、
ガッツリコテコテの曲もあれば、スナック感覚で楽しく聴ける曲もないといけません。
映画音楽だからと派手なものばかりじゃ疲れるから、しっとり系も必要。
先述したように、おれが全て曲知ってるわけじゃないから、
どんどん曲の紹介はしてほしいし、それをそのまま組み込むことだってあります。
だからそのときだけ企画に入れろというのは無理だけど、
そういった面で是非協力してくださいとは言ったんですけどねぇ。。。
「今度時間のあるときに話したい」だって。何なんでしょうねぇ。
少し乱暴な言い方をすると、
「他の仕事はまっぴらゴメンだけど、特定の演奏会の選曲だけさせてくれ」
ってことですよ。おれからすればすごく虫の良すぎる要求なんですよね。
先述したように、他のしんどい仕事を頑張れる大きなファクターだけ奪っていく格好になるわけですから。
美味しいとこどりもいいトコです。
で、坊主憎けりゃなんとやらですが、頼み方もそうですね。
そりゃあ向こうの方が年上だしウィンド歴も長いけど、
今の企画長は畏れ多くもボクなわけです。
学生と教師みたいな立場ならともかく、
一応社会人同士な以上、ああいう言い方をされてはこちらもいい返事はしたくなくなります。
彼が年齢の割にイマイチ信頼されてない理由がこの一言見てもわかる気がします。
底の浅さが窺い知れますよね。
自分で言うのも何ですが、相手の出方で大分態度が変わるおれに対して、非常にまずい言い方したなと感じます。
ともあれ、来期も企画として勉強、精進しますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
なるべく良心的なプログラムを心がけます。
―――――――――――――――――――――――――――――
そして定期の翌週は、アネゴの結婚式がありました。
ついに来たかー。
姉弟3人いるけど、全般にあんまり色恋沙汰には縁がないのか興味がないのかな親不孝ブラザーズだったので、
1人でも無事にこの日を迎えられただけでも良しとしませんか?
とりあえず披露宴が終わって帰宅後、弟と2人で両親に、
「最後の結婚式参列、お疲れ様でしたーー」
と明るく労をねぎらっておきました。
親は「弟(前述のオタク)は諦めたからアンタ頼むで」とプレッシャーかけて応戦してましたけど。
なんだよー。ちょっと前まではおれに
「アンタは結婚しそうにない(できそうにない、ではなく)と思う」
なんてあっけらかんと話してたのにさ。
ところで今まで結婚式には5回出席してきたわけですが、
2親等レベルの身内の結婚式は初めてだったので、
今回はまた違った心の準備が必要でした。
とにかくあんま目立つ行動、ふざけた行動は控えなければと自分に言い聞かせて、
正月に言い渡されてた中座の手引きを無難に済ませて、
あとはまぁ軽く写真でも撮っといてやるかー。
なんて考えてたら前夜にいきなり
「中座の時に司会の人からマイク渡されるけぇなんか喋って」と宣告されてしまったのです。
で、ウィンドの人ならばよく御存じだとは思いますが、
おちゃらけてもいい場面ならともかく、おれに真面目な場で人前で喋れと言うのは
それこそ大事故に繋がりかねない暴挙なワケですよ。
ウィンドでおれがヘタレ、残念な感じな扱いを受けているのは、
おれが思うにひとえにJungleが有能過ぎるせいで、
その割をモロに食っているからなのじゃないかと思ってるのですが、
こと喋りに関してだけはぐうの音もでないほどにダメダメなので、
その夜は頭の中でどんなことを喋ろうかあれこれ言葉を巡らせてました。
そして当日。
2人のこれからを暗示させるような(笑)ぐずついた空模様。なんちゃって。
勘弁してくれ。
これまで何度か呼んでいただいた結婚式の経験はやっぱり貴重でした。
もしこれが初めてとか2回目とかだったなら、
きっと浮き足立って色々気遣いができない部分が出てきてたんだろうなぁと思います。
まあ、今回ちゃんとできてたかどうかも怪しいもんですが。
とりあえず一番心がけたことは、「とにかく写真を撮りまくる」こと。
まあ結婚式における新郎新婦の兄弟の役割としては定番ですね。
式場には当然プロのカメラマンもいますし、
何よりおれにカメラの心得なんて微塵もないですが、
プロ相手だと少々硬くなってしまいがちでも、そうでない人間相手ならより自然な姿でポーズを決めてくれることもあるはず。
あとは、カメラマンがいない場面での写真撮ったりとかね。
午前9時半、招待客が続々と集まってきました。
受付付近で張り込みを続け、アネゴサイドの招待客をバシャバシャ撮っていきます。
営業スマイルで近づき、同僚をパシャ、友人をパシャ、輝きを放つ上司をパシャ。
披露宴中は、両親がビールを持ってテーブルを回るタイミングと少しずらして回ってました。
カメラを構えると皆さんホントにノリがよくて大助かりでした。
ちなみに一番ノリがよかったのは上司の方が集うテーブル。
すげぇな大進。
結果的に、この「所構わず誰彼かまわず」の理念の基で撮影された多くの写真については
後日アネゴから感謝されたので一安心です。
感謝のしるしに、借金少し負けてください。
でも結局最後までフラッシュたくかどうか迷いっぱなしでした。
たいたりたかなかったり。
問題の中座ですが、
一応、考えてたんですよ。どんなこと話すか。
でも、司会者からのフラれ方が「思ってたんとちがーう」だったため、
その瞬間に全部飛んでしまい、咄嗟にアドリブで乗り切るハメに。
アドリブが決定した途端、なんかもう真面目な挨拶とかどうでもよくなってしまい、
姉曰く「二次会のノリ」な砕けたトークをしてしまったんですねー。
やっちまったなぁ!
なんとか笑いは取れてたので、おれ的には満足です。
ああ、新郎の家族席見るのが怖い。。。
ところで今までウィンド関係者の結婚式には3回招待されたのですが、
恥ずかしいことに毎回泣くハメになってたんです。
なのできっと今回も泣くんだろーなあと思ってたんですが、
自分が思ってたよりもワンランク上の泣きっぷりだったらしく、
クライマックス、新郎新婦が両家の両親の前に立ちなんやかんややってるとき、
アネゴの職場の方が集うテーブルから主役に向かう視線の途中にちょうど新婦家族席があったという不運。
アネゴは後日会社でおれの泣きっぷりについての話を聞いたようで、
それらの話は全て余すところなくおれのもとに辿り着いたのでした。あー恥ずかしや情けなや。
披露宴自体は、とてもいい式でした。
贔屓目ではなく、何度か流れるムービーの完成度、満足度は
今までおれが見てきた中でも最高だったと思います。
笑いもあり、驚きもあり、むず痒いような恥ずかしさもあり、
そして思わずウルッときてしまうものもあり、
「やべー準備全然してない」とか「ホンマに間に合わんかもしれん」とか地獄のミサワみたいなこと言っときながら、
なんだよ、ちゃんとマトモな式になってんじゃないかよー。
ちょっと感動しちゃったじゃねーかよ。
先日無事に引越しも終わったようで、
今は、落ち着いたら遊びに行くのを楽しみにしているところです。
「アンタが結婚したくなるよーな幸せな姿を見せてやるけぇ楽しみにしとけ」
なんて憎いメッセージをくれましたが、
先ほど弟のtwitterで、早速姉から愚痴が炸裂してるらしい情報を入手。
ホントマジでいい加減にしてくれよもー。
離婚なんてしたら祝儀倍にして返してもらうからなー。
ご無沙汰です。
色々バタバタしておりまして更新が滞っておりました。
この1か月間色々ありましたが、まずは東広島ウィンドの定期演奏会(遅っ!)
大変遅くなりましたが、今年も雨の中多くのお客様にご来場いただくことができました。
誠にありがとうございました。
一般バンドってのはホンマにこうして聴きに来てくださるお客様がいないことには
到底やっていけないものでして、感謝感謝です。
直後はなんやかんや書きたいことがてんこ盛りだったのですが、
1か月も過ぎてしまってはもはや自分の中で熱も鮮度もすうと失われ、
なんかもういいやあとなってしまったんです。
記録として記事にしときたいけど、どうしようかなぁと思っているところへ、
ウィンドの技術部署に新規参入した準マエストロ(?)原カントクから
定期のアンケートの集計結果が送られてきたので、
今更ではありますが、これを基にちょっとだけ振り返ってみようかなぁと思います。
(原先生ありがとうございます!!!!)
まず、『良かった曲』の項目について
アンケート用紙にはデフォルトでは記されていなかったであろうアンコールの計3曲を除いては、
なんだか自分でビックリするくらいにうまくバラけてました。
一番支持を得ていたのがDuskだったのが軽く衝撃でした。
まあサックスソロありきの得票なんでしょうが、
かなりイカツイ今回のプログラムの中でも最高に重厚でとっつきづらい曲だったもんで。
ちなみに、2部のアンコールで演奏したマイフェイバリットも、
「良かった曲」の選択肢に記されてたらかなり得票を得てそうでしたね。コメント読む限り。
10代に一番人気がミレニアムカノンだったのも、結構なオドロキです。
あと、なぜか「関白宣言」に1票入ってました。50代。
ありがとうございます。
そうそう、関白宣言の替え歌、『開演宣言』で思い出しました。
今回の定期、照明と音響が共に●●(自主規制)でした。
や、毎年お世話になってるとこなんですが、
当日朝に、いつも先頭に立ってくれてるスタッフさんがいないことを知り、
なんか不安だなぁと暗雲立ちこめる先行きだったんです。
リハの時にも、舞台袖と操作室でスムーズに伝達できてない様子が明白で、
これ大丈夫かなぁとヤキモキしてたんですよ。
尤もリハの時点ではそんなこと気にもならないくらいにウィンドのgdgdっぷりや某氏の大暴走にイライラしてたんですがね。
ほんで開場してからは面白いくらいに不安的中。
まず、本編前のJungleとの「開演宣言」では、渡されたマイクが音拾えてないという事態。
気持ちよく高らかに熱唱してたお陰か、どうやら舞台真ん中くらいまでは聴こえてたみたいですが、
せっかく歌詞考えて(←Jungleが)、何度も練習重ねたのになぁと。
まあいいよコレは。前座だし、おれとJungleの悪ふざけみたいな余興だから。
そしてウィンド本編開始。
曲間の照明の切り替わりがグダグダ。操作室で寝てたんじゃないかと。
時代劇では、ホントは冒頭の弱奏の部分で
おれが舞台袖でマイク使ってJungleの動きに軽いアフレコつけて、
寸劇の設定なんかを頭に入れてもらう段取りだったのに、
このときもマイクが入らず。
先ほどのことがあったので、「ホントにこのマイクでいいんですよね?」と念を押したにも関わらずこの有様だったんで、
さすがにおれも舞台袖でマイク乱暴に置いちゃいました。
お陰でアンケートのコメントには
「時代劇の設定がよくわからなかった」
「寸劇の内容が意味不明」
「時代劇は、何をやってるのか説明をしてほしかった」
の嵐。荒らし。A・RA・SHI。
極めつけは同じく時代劇。
「必殺!」のラッパソロから暴れん坊将軍への移行時、
リハで何度もやり直して何度も確認したにもかかわらず、
照明が結局リハ1回目の失敗時と同じ過ちを繰り返してくれました。
みんなよくズレずに入れたなぁ。
この舞台業者さんとの事前打ち合わせは企画であるおれの仕事だったわけで、
ほぼ毎日のようにメールをやり取りし、
実際に事務所に行って綿密に打ち合わせたにもかかわらずのこの惨状には、
自分の力量不足が情けないやら団員に申し訳ないやらで、
ついつい怒りの矛先を向けたくなったのですが、
結局おれがもっともっとしっかり確認に確認を重ねていればよかったわけで、
つまりはおれの怠慢だったと取られても仕方ないかな。
ウィンドの人間が演奏で失敗するのは仕方ないと割り切れるけど、
こういうことでケチがつくのはちょっと悔いが残っていけませんなぁ。
閑話休題。
次はアンケートのコメントで多かったもの、気になったものを拾ってみましょう。
■「時代劇のストーリーが分かりづらかった」系
ハード面での言い訳は上でした通りです。
ここからはソフトな観点からのウラ話というか弁解というか。
今年から企画が変わり、おれとJungleで務めてたわけです。
それで時代劇のシナリオも2人で作ってたんですが、
2人とも比較的シュールな方向性の笑いを好み、
また、極力余計な説明等をしたくない(野暮だし、漫才にテロップをつけるのと同じ種類の「寒さ」みたいなものを感じるから)、
そして「大衆受け」「オーソドックスな笑い」に走りたくない、
といったポリシーみたいなものがあったわけです。
これは今に始まったことではなく昔からのことで、
多分2人ともラーメンズ大好きなのも影響してると思うのです。
で、例えば今回やった『時代劇えきすぷれす』なんて、
恐らく演奏会で取り上げる団体のほとんどが何らかの演出を絡ませてくるタイプの曲なわけです。
そんな曲で、曲に合わせてその基となった時代劇のストーリーを忠実に再現する、
なんて当たり前すぎる演出、どこでもやってるわけで、何だったら結構本格的にやってる動画がYoutubeでも見れます。
どうせそんな曲をやるんだったら、最低限の世界観は壊さない程度に、
独自のアレンジを加えてオリジナリティの高いモノを作って演じた方が、
出来不出来はともかくとして色々な意味でオモシロイと思うのです。
その結果が、突然時代劇の世界に迷い込んでしまった現代のサラリーマンであり、
軽いノリで女好きな太った遠山の金さんであり、
将軍相手だとどうも気分が乗らないけど、妖艶な娘に撫でられると途端に元気を取り戻す馬であるわけです。
時代劇の世界でケータイで写真を撮るというアンバランス具合もその一端です。
当然こんなトリッキーすぎる世界観、設定の内容では、冒頭で最低限でも状況説明は入れとかないと、
いくらなんでもさすがに不親切すぎるだろうとの判断からナレーションを追加するわけです。
それがマイクトラブルにより一切語られぬまま引き込まれたのでは、
初めて観るお客さんにはこのような感想を抱かれるのは、至極当然の極みと言えます。
まあ、ナレーションが問題なく入っていたところで、
みんながみんなこんな超変則シナリオを支持するわけもないのは分かりきってるのですが、
こちらのカードを全て切れぬままで負の評価を受けてしまうというのは、やはり悔しいものです。
■「フィナーレの演出がよかった」系
これはホントにガッツポーズです。
演奏会ラストのアンコール曲として演奏したのが、完全に演出ありきの曲、
というかそれがなければ何にも面白みのない曲だったのですが、
そのクセ妙に演出のやり方に頭を悩まされたのです。
普通にやると最後には舞台上から奏者が1人もいなくなり、指揮者だけが取り残されるという曲なのですが、
いくらシュール好きなおれでも、最後の最後にこんな終わり方で締める勇気はなく、
仮に提案したとしても全力で却下されるに決まってる締め方です。
どうしようかと、散々意見を出し合ったのですが、
今回定期の企画係として集まってくれた方々に一番助けられたのがこの曲でした。
まさに会議を重ねて少しずつ構築していき、全員で創り上げた演出でした。
なんだか青臭いですが、そうとしか言いようがないのです。
定期の企画係に手を挙げてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今回の演奏会が高評価だったのは、オチがきれいに決まったのが非常に大きいと思ってます。
■「時間が遅い。もっと早い時間にやってほしい」系
これに関しては、こちらの問題なので、ホントにご迷惑かけましたの一言です。
去年の3月に、「もう3月は1日しか日曜日がとれない」
↓
でも3月1日は高校の卒業式で、ウィンドにも高校の先生が何人かいる。
↓
じゃあ開演を少し遅くすれば先生も何とか間に合って、近隣の高校生も聴きに来れるかな?
↓
じゃあ16時開演で。結局間に合わないかもしれないけど、出来る限りのあがきはしよう。
こんな感じです。
むしろ例年より集客良かったんじゃないかという意見もありましたが、
たちまち来年は3月20日(日)の14時開演ということに決まりましたので関係各位はご安心を。
まあ遅くなるとこっちも色々と面倒なことが出てくるのでね。
■「今後演奏してほしい曲の欄に、【映画音楽、或いは映画で使われた曲】」系
選曲の参考にさせていただきますので、是非とも酒まつりコンサートにお越しください。
ウィンドでは、酒まつりコンサートという、「2時間丸々映画音楽シバリ」の演奏会があるため、
定期でコテコテの映画音楽をプログラミングする可能性はむしろ少ないと思ってください。
まあ今回の定期の「キャラバンの到着」「虹の彼方に」のように、
前年の酒まつりコンサートで演奏した映画音楽をそのまま持ってきてるパターンもありますが……
■「毎年やってたパート紹介がなくて残念だった」系
ここ数年の定番だったパート紹介ですが、
5年前くらいから始めた定番らしく、それ以前は、特定の楽器にスポットを当てたソロやコンチェルトみたいなのをよくやってたとのこと。
じゃあ今年は普段あんまり前でソロ吹く機会の与えられないホルンをオトコにしようと。
というのは建前です。
実際、パート紹介用の曲、或いはパート紹介用でなくとも
都合よく全てのパートに順繰り順繰り目立つ箇所が訪れるようなアレンジの、
なおかつ吹奏楽オリジナルとかではない、誰でも知ってるような曲を素材とした楽譜って、
想像以上に少ないんですよ。
それこそ毎年やってたら数年で尽きてしまうほどに。
そんなときこそ去年やった『90年代ヒットメドレー』みたいに
僭越ながら不肖・根魚アレンジが炸裂すればよいのですが、
如何せん今年はそんな余裕もなく、やむなくパート紹介枠を見送った、というワケです。
というか、学生やフリーターでしかもウィンド内で特に役職もなかった以前と違い、
今後はなかなか時間的余裕が確保しづらくなるかも。
ただでさえ昨年は割とマジで、日曜日はウィンド絡みの仕事して一日が終わる生活でした……
という事情で、今後は毎年恒例でお送りできるかどうかは約束しかねる状況です。
おれだってホントはパート紹介曲やりたいんですよ。
大っぴらに悪フザケやり倒したいんですよ。
なんとか努力します。
■「なんかウィンドのカラーが変わった?」「もっとウィンドらしい曲を!」系
これはなかなか深い問題です。
比較対象となっているのは恐らく2年前までのしゃどーさん指揮時代の話だと思うのですが、
指揮者が変われば音楽の志向性が大なり小なり変容するのは自然なことです。
増してや去年、これまで長年企画を務めていた方が役を降りておれにお鉢が回ってくるという変化もありました。
こんな短期間で、選曲を担当する企画と、創る音楽の方向性の大部分を司る指揮者がいずれも変わってしまっては、
2時間聴いただけで、そういった変化を感じ取る人がいるというのも無理からぬことなのかなと。
個人的にはよしわるしだと思ってますが、
この種の問題はどうしてもマイナスの印象を持って見てしまう人がいるのは仕方ないとも思ってます。
5年前の野村監督、そして今年の緒方監督、
どちらも最初、ファンからの評価は最悪でしたし、最悪です。
野村監督は5年かけて、ファンの誰もが認める名将にまで成長したわけですが、
それまで長年続いたものが変わった当初なんて、そんなもんです。
人間というのは、変化を恐れる生き物だ。
みたいなこと、誰か言ってませんでしたっけ?まさにそうです。
これが何年かけても言われ続けるようなら深刻ですが、
現時点では「一応頭の片隅には置いとくか」程度の話だと思ってます。
■「1部2部はしんどかった」「子どもでも楽しめる最近のヒット曲なんかを」系
前者については、全くもってその通り。
吹奏楽やってる人間にとってもなかなかゴツイ内容だったと思いますので、
普段吹奏楽とは関わりのない方にはしんどかったと思います。
まあ、例年は2部に当たる部分はないので、
その点で今年が特別だったとも言える……言い訳ですスミマセン。
後者については、まあ要するにAKBだったりももクロだったり、
例えば今回の定期のタイミングで言えば妖怪ウォッチだったり、という選曲ですね。
これについては、多少時代劇の項目で語ったことと重複するのですが、
そういうプログラムって、割とどこでもやってるのですよ。
例えば元祖、あそこは毎年衣装から振り付けまでハイレベルな演出をしていると聞きます。
近隣で言えば、賀茂吹やMKUなんかは、
ステージに団員や関係者の子どもさんを乗せて、踊りやキッズチアを取り入れるという演出を見せてくれます。
ウィンドって、年間通して比較的年配のお客さんが多いんですよね。
団としても、あんまり「子供も楽しめる」というコンセプトを前面に押し出してるわけでもないですし。
(もちろん、地域の依頼演奏なんかでは、5曲中1~2曲程度は子どもでも楽しめる曲を入れるようにはしてますし、ないがしろにしてるわけでは決してないです)
そういうスタンスの違いというか、まあ住み分けというか、
これまでもそうでしたし、今後もあまりそれに迎合するつもりは今のところないです。
何より、おれがAKBだったりももクロだったり、EXILEだったりという
所謂「最近のJ-POP」に対してあまりいい感情を持ってないから避けてると言うのもあります。
前任の企画担当者については、ジャニーズの某グループの大ファンということで
時折そういった曲が選ばれることがありましたが、
AKBやEXILE系統が選ばれたことはついぞありませんでした。
ウィンドはむしろここ数年で言うと、
「なごり雪」「春よ、来い」「ビューティフルネーム」「恋のバカンス」
みたいな懐メロの志向性が強いです。
最近の曲でいっても、
「ありがとう(いきものがかりのやつね)」「花は咲く」みたいな大正義NHK系や、
「涙そうそう」「Butterfly」のような、キャピキャピしてない曲ばかりです。
あ、でもなんだかんだでアニメ、特撮系は毎年何かしらやってますね。
ここ何年かで言うと、
「ようかい体操」「キョウリュウジャー」「ウィーアー」「夢をかなえてドラえもん」あたりか。
そういえば、この春から夏前にかけての本番でプリキュアの曲をやろうと思って、
身近なプリキュア視聴者である弟(重度のオタク。アイカツ、艦これ、ラブライブあたりが特に好きなのか?)に実は初めてメールして意見を求めたところ、
オタク心を刺激してしまったようで、色々とアツく指南してくれました。
弟の趣味に対して普段「このオタク野郎が」みたいな反応をするおれからある日突然、
「プリキュアの曲やろうと思うんじゃけど、最新のはまだ楽譜出とらん。
こないだ放送終ったシリーズのでも子どもは喜んでくれるだろうか」
みたいなメールが届いた彼の心中が
「やっと兄貴に認めてもらえた」なのか
「てめーは所詮オタクに頭下げないと何も分からない醜いブタ野郎だから仕方ない教えてやる」なのかは分かりませんが、
何らかのポイントで彼の琴線に触れたらしく、
twitterでつぶやくわ、オカンやアネゴに「見てくれ、ヤツからこんなメールがきた」と触れ回るわ、
とにかく何やら興奮していました。
■「まさか『風の島』が生で聴けるとは…次は是非『風と炎と…』を!」
このコメントの主は恐らく、ウィンドの定期直後にブログで感想を書いてくださった方なのですが、
そちらを見ると、どうも『風の島』に思い入れがあるようで、
随分とまあマニアックというか、なんだか自分と同じ方向性の人種かなと思ったりで
勝手に親近感を感じてたりしております。
記事を見ると、どうやらDuskが終わってすぐ帰ったようで、残念。
元祖と開催日がずれたことが幸いしたのでしょうが、
機会がありましたらまた是非お越しくださいませ。
で、風の島の作曲者による『風と炎と…』ですが、
委嘱元がこれを演奏する前に急逝されたということで、そのままお蔵入りになってしまったようです。
委嘱元がどこだったのかも、今となってはわかりませんし、出版も恐らく絶望でしょう。
管理人も非常に残念に思ってます。
ということで、定期の話は以上でおしまい。
なんとか企画としてスタートした2014年度を無事に終えることができました。
1年やって思ったのですが、
企画って存外に色々な仕事してたんだなぁと思いました。
恐らくほとんどの団員の目に触れる仕事は、「選曲。演奏会ごとのプログラム作成」
くらいのもんじゃないかなぁと思うのですが、
裏で実に様々なことをこなしていたことを初めて知りました。
地域の演奏会すべて作成したプログラム案をコンマスと団長に提出し、認可をもらう。
酒まつりや定期といった大きな演奏会では、それに加えて文章化した企画書を作成する。
プログラムの曲の参考音源を準備したり紹介したりする。
演奏会ごとに指揮者と司会進行者を選定し、司会原稿を作成する。
新譜の購入。新たに購入した楽譜の場合はそれらのコピーや製本。
ひがしひろしま音楽祭や酒まつり、寺西音楽会、定期あたりの演奏会では、提出しなければいけない資料があり、それの作成。
酒まつりや定期、空港まつり等、外部の方が司会の場合は、事前に打ち合わせしないとだし、
定期では司会者に加えて撮影スタッフ、舞台業者、ステマネと、実に様々な人と事前に打ち合わせしたり必要な書類を作ったり。
その他にも細々した仕事あったりで、まだ慣れてない身ではとてもじゃないけど休日は潰れまくり。
「給料でるわけじゃないんじゃけ、あんま根詰めすぎんさんな」と言われたこともありました。
無給どころか、自腹切ってやってる仕事だってあります。(フルスコア製本の際のノリとか。でもそんなとこまで一々請求できないし…泣)
それでも楽しいと思えるのはただ一点、
「ある程度自分のやりたいようにプログラムを組めるメリットがある」ことに尽きます。
吹奏楽やってる人間にとって、これがどれほどの特典かは説明の必要もありますまい。
もちろん独りよがりにならないように自制はしてるし、
おれが全部の曲知ってるわけじゃないから、「この曲どう?」って紹介してくれたらありがたく大いに参考にさせてもらうし、
そのあたりのケジメはつけてます。
でもこの「ある程度自分のカラーを出したプログラムが作れる」というメリットがなくなれば、
おれはすぐ企画辞めます。てくらいおれの中では美味しい特典なんです。
これがあるから、休日が潰れても自腹切っても色々悩んでも頑張れるのです。
先日、ウィンドのとある団員から、
「今年の酒まつりコンサート実行委員長に立候補したい」という意見を受けました。
それまでそんな役職なかったもんだから、
「実行委員長とは具体的にどういったことをするつもりで?」
と聞くと、
「ぶっちゃけ、企画に参入させろ」
まあ、気持ちはわからなくはないです。
この人が映画大好きで古今東西多くの映画を見てることも知ってますし、
「映画音楽をただの吹奏楽曲として捉えて欲しくない」というのもマニア的に全うな意見です。
おれだってネタに困ったらこの人に意見を聞いてみようという考えも大いにありました。
でも、要するに酒まつり期間だけ企画に入れろって話だったので却下しました。
年間予算がある以上、他の演奏会のプログラムとも何曲かはリンクさせて選曲しないといけないし、
だとするならば、去年で言えば『Sea Hawk』系統の曲ばかりを取り上げるわけにもいかない。
酒まつり単体だけで見ても、洋画、邦画、さらにその中でも様々な年代、ジャンル、
あるいは実写かアニメか、といった多面的な観点からバランスよくプログラミングするのが理想ですし、
ガッツリコテコテの曲もあれば、スナック感覚で楽しく聴ける曲もないといけません。
映画音楽だからと派手なものばかりじゃ疲れるから、しっとり系も必要。
先述したように、おれが全て曲知ってるわけじゃないから、
どんどん曲の紹介はしてほしいし、それをそのまま組み込むことだってあります。
だからそのときだけ企画に入れろというのは無理だけど、
そういった面で是非協力してくださいとは言ったんですけどねぇ。。。
「今度時間のあるときに話したい」だって。何なんでしょうねぇ。
少し乱暴な言い方をすると、
「他の仕事はまっぴらゴメンだけど、特定の演奏会の選曲だけさせてくれ」
ってことですよ。おれからすればすごく虫の良すぎる要求なんですよね。
先述したように、他のしんどい仕事を頑張れる大きなファクターだけ奪っていく格好になるわけですから。
美味しいとこどりもいいトコです。
で、坊主憎けりゃなんとやらですが、頼み方もそうですね。
そりゃあ向こうの方が年上だしウィンド歴も長いけど、
今の企画長は畏れ多くもボクなわけです。
学生と教師みたいな立場ならともかく、
一応社会人同士な以上、ああいう言い方をされてはこちらもいい返事はしたくなくなります。
彼が年齢の割にイマイチ信頼されてない理由がこの一言見てもわかる気がします。
底の浅さが窺い知れますよね。
自分で言うのも何ですが、相手の出方で大分態度が変わるおれに対して、非常にまずい言い方したなと感じます。
ともあれ、来期も企画として勉強、精進しますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
なるべく良心的なプログラムを心がけます。
―――――――――――――――――――――――――――――
そして定期の翌週は、アネゴの結婚式がありました。
ついに来たかー。
姉弟3人いるけど、全般にあんまり色恋沙汰には縁がないのか興味がないのかな親不孝ブラザーズだったので、
1人でも無事にこの日を迎えられただけでも良しとしませんか?
とりあえず披露宴が終わって帰宅後、弟と2人で両親に、
「最後の結婚式参列、お疲れ様でしたーー」
と明るく労をねぎらっておきました。
親は「弟(前述のオタク)は諦めたからアンタ頼むで」とプレッシャーかけて応戦してましたけど。
なんだよー。ちょっと前まではおれに
「アンタは結婚しそうにない(できそうにない、ではなく)と思う」
なんてあっけらかんと話してたのにさ。
ところで今まで結婚式には5回出席してきたわけですが、
2親等レベルの身内の結婚式は初めてだったので、
今回はまた違った心の準備が必要でした。
とにかくあんま目立つ行動、ふざけた行動は控えなければと自分に言い聞かせて、
正月に言い渡されてた中座の手引きを無難に済ませて、
あとはまぁ軽く写真でも撮っといてやるかー。
なんて考えてたら前夜にいきなり
「中座の時に司会の人からマイク渡されるけぇなんか喋って」と宣告されてしまったのです。
で、ウィンドの人ならばよく御存じだとは思いますが、
おちゃらけてもいい場面ならともかく、おれに真面目な場で人前で喋れと言うのは
それこそ大事故に繋がりかねない暴挙なワケですよ。
ウィンドでおれがヘタレ、残念な感じな扱いを受けているのは、
おれが思うにひとえにJungleが有能過ぎるせいで、
その割をモロに食っているからなのじゃないかと思ってるのですが、
こと喋りに関してだけはぐうの音もでないほどにダメダメなので、
その夜は頭の中でどんなことを喋ろうかあれこれ言葉を巡らせてました。
そして当日。
2人のこれからを暗示させるような(笑)ぐずついた空模様。なんちゃって。
勘弁してくれ。
これまで何度か呼んでいただいた結婚式の経験はやっぱり貴重でした。
もしこれが初めてとか2回目とかだったなら、
きっと浮き足立って色々気遣いができない部分が出てきてたんだろうなぁと思います。
まあ、今回ちゃんとできてたかどうかも怪しいもんですが。
とりあえず一番心がけたことは、「とにかく写真を撮りまくる」こと。
まあ結婚式における新郎新婦の兄弟の役割としては定番ですね。
式場には当然プロのカメラマンもいますし、
何よりおれにカメラの心得なんて微塵もないですが、
プロ相手だと少々硬くなってしまいがちでも、そうでない人間相手ならより自然な姿でポーズを決めてくれることもあるはず。
あとは、カメラマンがいない場面での写真撮ったりとかね。
午前9時半、招待客が続々と集まってきました。
受付付近で張り込みを続け、アネゴサイドの招待客をバシャバシャ撮っていきます。
営業スマイルで近づき、同僚をパシャ、友人をパシャ、輝きを放つ上司をパシャ。
披露宴中は、両親がビールを持ってテーブルを回るタイミングと少しずらして回ってました。
カメラを構えると皆さんホントにノリがよくて大助かりでした。
ちなみに一番ノリがよかったのは上司の方が集うテーブル。
すげぇな大進。
結果的に、この「所構わず誰彼かまわず」の理念の基で撮影された多くの写真については
後日アネゴから感謝されたので一安心です。
感謝のしるしに、借金少し負けてください。
でも結局最後までフラッシュたくかどうか迷いっぱなしでした。
たいたりたかなかったり。
問題の中座ですが、
一応、考えてたんですよ。どんなこと話すか。
でも、司会者からのフラれ方が「思ってたんとちがーう」だったため、
その瞬間に全部飛んでしまい、咄嗟にアドリブで乗り切るハメに。
アドリブが決定した途端、なんかもう真面目な挨拶とかどうでもよくなってしまい、
姉曰く「二次会のノリ」な砕けたトークをしてしまったんですねー。
やっちまったなぁ!
なんとか笑いは取れてたので、おれ的には満足です。
ああ、新郎の家族席見るのが怖い。。。
ところで今までウィンド関係者の結婚式には3回招待されたのですが、
恥ずかしいことに毎回泣くハメになってたんです。
なのできっと今回も泣くんだろーなあと思ってたんですが、
自分が思ってたよりもワンランク上の泣きっぷりだったらしく、
クライマックス、新郎新婦が両家の両親の前に立ちなんやかんややってるとき、
アネゴの職場の方が集うテーブルから主役に向かう視線の途中にちょうど新婦家族席があったという不運。
アネゴは後日会社でおれの泣きっぷりについての話を聞いたようで、
それらの話は全て余すところなくおれのもとに辿り着いたのでした。あー恥ずかしや情けなや。
披露宴自体は、とてもいい式でした。
贔屓目ではなく、何度か流れるムービーの完成度、満足度は
今までおれが見てきた中でも最高だったと思います。
笑いもあり、驚きもあり、むず痒いような恥ずかしさもあり、
そして思わずウルッときてしまうものもあり、
「やべー準備全然してない」とか「ホンマに間に合わんかもしれん」とか地獄のミサワみたいなこと言っときながら、
なんだよ、ちゃんとマトモな式になってんじゃないかよー。
ちょっと感動しちゃったじゃねーかよ。
先日無事に引越しも終わったようで、
今は、落ち着いたら遊びに行くのを楽しみにしているところです。
「アンタが結婚したくなるよーな幸せな姿を見せてやるけぇ楽しみにしとけ」
なんて憎いメッセージをくれましたが、
先ほど弟のtwitterで、早速姉から愚痴が炸裂してるらしい情報を入手。
ホントマジでいい加減にしてくれよもー。
離婚なんてしたら祝儀倍にして返してもらうからなー。
♪ #39: Whisper Sweet Nothing / PARQUETS
昨日2月22日はご存じにゃんこの日。
会社にいるやつで現時点で一番最近生まれた子猫は、
昨年暮れくらいに生まれた黒ネコが1匹いるんですが、
コイツの最近の懐きっぷりといったら!
どれくらいかと申しますと、
カリカリやら弁当の残りやらのエサなんかを手に乗っけてソイツの目の前に差し出すと、
ちっちゃい前足を2つとも使ってガッシと必死で手に捕まり、
ペロペロと舐め上げるのです。手のほうを。
しばらくするとエサに気付いてちっちゃい口で一生懸命ほおばり始めるのですが、
何度やっても最初は必ず手を舐め上げてくるのです。
なんじゃこのクソかわいらしい黒いちっこいのは!!
コイツの母親が異様に人に慣れたヤツであることを差し引いても、
野良の、しかも子ネコとは思えぬ懐きっぷり。
そもそもこれまでに数十匹といたこの母ネコから生まれたネコたちでも、
少なくとも子ネコ時代は全然寄ってこなかったそうなので。
子ネコの時点でここまで慣れたヤツは初めてだと職人さんが言ってました。
満腹と思われるときに、母ネコが近くにいない場合には逃げることも多いですが、
エサの時以外でも、事務所のドアの外にソイツがいるときに
ドアをちょろっと開けて下の隙間から指先を出して誘いをかけると、
すぐに指先でたまをとり、爪でひっかけて捕えて、指を舐め上げてきます。
過去、どんなに好景気のときでも必ずヒマになっていた1月2月なのに
今年はなぜか忙しく、現場に出ずっぱりの毎日ですが、
今おれは最高に幸せな気持ちで会社に行くことが出来てます。
ええ、幸せですとも。彼女なんていなくたって。
―――――――――――――――――――――――
こないだ金ローで『風立ちぬ』が地上波初放映されました。
ハヤオが手掛ける最後の作品ということで当時からすごく注目されてましたが、
上映されてからしばらくしてネットの声を見ていると、
総じてあんまりいい評価でなかった記憶があったのです。
なのであんまり期待せずに、「とりあえず見てみようか」と軽い気持ちで見始めたわけですが…
メチャクチャ感動しました。
菜穂子さんは色々な意味で潔癖でいいヒロインだと思うし、
黒川さんや本庄も内面のカッコ良さがにじみ出る日本的で好感の持てる人物像でした。
ラストの展開、急すぎるという声もあるようですが、
個人的にはあの畳み掛けの妙、潔さはすごくこの作品に合ってたと思ってます。
菜穂子さんの死を直接は描かないけど、
時代背景や作中の描写からそれが自明であるという見せ方、
その後の余韻に至るまで、とても綺麗な演出が際立ったいい作品だと。
ジブリ見て泣いたの初めてです。
これがハヤオの作りたかった映画だったんだなーと、
妙に説得力を感じました。
コクリコ坂みたいなリアル路線ですが、
特に「ジブリ」というブランドにおいては、こういうのは評価分かれるとは思います。
でもおれの中ではコクリコも割と好印象でしたし、多分好きなんだと思います。
史実に基づいていたりするわけではないとはいえ、比較的リアル寄りの作品もいくつかありますが、
(変な架空の生命体が出てこない、人が空を飛ばない、現代でも無理な科学力の何かが登場しない、等)
どちらかと言えば基本的にそういった作品のほうが好みです。
もちろん例外もありますけどね。
おれの中のジブリの嗜好は、まとめるとこんな感じかな。
◎大好き
・紅の豚
・耳すま
○好き
・ラピュタ
・猫
・風立ちぬ
□まあ、どちらかといえば好きかな
・トトロ
・魔女宅
・おもひで(回想パートのイライラ感を除けば1ランクアップ)
・ぽんぽこ
・コクリコ
△うーん、まあ…ね……
・千と千尋
・ポニョ
・アリエッティ
×あはは
・火垂る
※質とは関係なく肌に合わない
・ナウシカ
・もののけ
?未視聴
・ホーホケキョ
・ハウル
・ゲド
皆さまはいかがでしょうか?
あ、今年のウィンドのジブリ枠は、去年ようやく出版された紅の豚のメドレーで行く予定ですので。
難しい予感がしますが、皆さん紅の豚を見ておいてくださいね。
別に好きになれと言ってるわけではありませんので。
でも、大人になったからこそわかる良さってのもあると思うんですよ。
かっこいいとはああいうことです。
――――――――――――――――――――――――――
今週末はいよいよ定期演奏会。
前回の記事でも書きましたが、今一度告知をしておきます。
■ 東広島ウィンドアンサンブル第25回定期演奏会 ■
○日時 : 3月1日 (日)
○場所 : サタケメモリアルホール (広島大学敷地内)
○開場 : 15:30
○開演 : 16:00
☆入場無料☆
■ 演奏曲目 ■
~第1部~
♪ ザ・×××××× (最近「流星ワゴン」がブームですね。CMでなんでマッキーの「素直」が流れてるのかわかりませんが。クレジットされてないし。)
♪ ××××リ×・コラール (???「やーい。お前ん家 おっ化けやーしき~」)
♪ ×の島 ―吹奏楽×××××曲 (15年前になぜか課題曲になり損ねた幻の曲。今はもう星になってしまった人の作品です。大好きな曲です。)
♪ ミレニアム・カノン (指揮が加藤さんになってから、今までのウィンドではやらなかった毛色の曲を演奏する機会が増えました。)
~第2部~ 【指揮者・加藤和也氏によるアルトサキソフォン・コンチェルト】
♪ アルト・サキソフォンと吹奏楽のための協奏曲「たそがれの夢」 (委嘱ではないですが、日本初演です。無料で聴けるのは絶対美味しいです。)
♪ ×y ×a×××i×× ×××n×× (1曲だけじゃなんだし……そうだ!アンコール、しよう)
~第3部~
♪ ××ラ××の到× (地味に昔から演奏したかったアレンジ。ソロないので気が楽です。)
♪ 虹×××× (いつもは楽器紹介枠ですが、今年はホルンだけにスポットを当てます。)
♪ ××劇えきす××× (2年前の民謡のときよりは若干やりやすかったですが、やっぱり絵柄が変わらないと演出も難しいです。)
♪ スカイ・ハイ (最近「プ女子」が流行っておりますが(いい加減「○○女子」ってのもウンザリしてきたな)、上辺だけじゃない根っからの元祖プオタには懐かしの曲です。)
~アンコール~
・・・・は果たしてあるのか??乞うご期待
皆様お誘いあわせの上、おヒマでしたらお越しください。
よろしくです。
♪ #38: おさらばだ / 槇原敬之
今更な話題ですが、自分でチェックするようになって初めて年賀状のくじが当たりました。
モチロン一番下の、下2ケタ(確率2/100)のやつですがね。
今度切手シート貰いに行かねば。
ちなみに送り主はsekishさん。ありがとう!
こっちに帰省してるときにはだいたい連絡くれますが、
忙しいのに来てもらってばかりでは悪いし、ラーメン食べまくりたいので今年はなんとしても福岡に行きたいものです。
sekishさんで思い出しましたが、
最近マッキーがニューアルバムをリリースしたようです。
13曲入ってますね、いつもより2曲くらい多いね。
ツアーやるっていうCMとか流れてたから新しいアルバム出るのかとは思ってたけど。
今度チェックしなくては。
ついでにアーティストの話題をもう一つ。
今年いっぱいでPE'Zが解散するみたいです。わーショック。
高校のときに薦められて一気に好きになり、
当時某ピアノ教室が主催したクラブクアトロで演奏できるオーディションに、
高校の器楽部の有志5人で即席コピーバンド「P」(←「ペジ」。もちろん「PE'Z(ペズ)」のモジリですが、「ページ」を意味する「P」の上にスタッカートをつけてムリヤリ読ませた)を組んで乗り込んだ際も、
演奏したのは「Akatsuki」でした。
サビは今でも暗譜で吹けます。
当然結果は大惨敗でしたが、この先一生縁のないであろう経験はいい思い出になってます。
4年前のRYTHEMのときもそうでしたけど、
好きなアーティストの解散というのは悲しいものですね。
(まあRYTHEMに関してはあの路線のままあれ以上続けてたら逆に嫌いになった可能性高そうですが……)
ちなみに村下孝蔵さんに至っては、亡くなった当時既に聴いていましたが、
まだ自分から積極的に聴いていたわけではなかったのと、
その事実を後から知った&まだ小さかったのでそれがどういうことかイマイチ実感できなかったんですかね。
岡崎律子さんも、大学に入ってから好きになったので、亡くなって5年経ってたのでね。
―――――――――――――――――――――――――
さあ、定期演奏会まであと半月です。
今年は例年より1~2週間早いです。
会場となるホールの予約が取れなかった関係でこうなったのですが、
3月1日って曜日関係なく高校の卒業式じゃないですか。
それと見事にカチ合ってしまいまして。
団にも何人か高校で教えてる先生がいますし、
そういった団員や近隣の高校生が少しでも演奏会に出られる&聴きに来られる可能性を上げるため
例年より遅い時間帯での演奏会になります。
・例年とタイミングの違う週での開催
・例年より遅い時間帯での開催
・高校の卒業式
もう集客数がガタ落ちする材料しかないのですが、
こればっかりは地道に宣伝活動を続けていくしか道はありません。
団の広報からも、SNSで宣伝してくれと言われてますので、
ワタクシもここで宣伝します。
今もうみんなFacebookやっちゃってますから、
不特定多数の人がネットで情報得られる数少ないブログ組の生き残りとして、
しっかりお伝えしますよ!
少なくとも「東広島ウィンド」で検索してヒットするブログのヌシの中に、団員おれしかいないからね。
例年同様、チラシやポスターで公表されてる曲目以外はチョメチョメで許してね。
(今年は団のHPからアンコールを除いた全曲目が見れるようになってるんだけど、
他の団の演奏会聴きに行くときに仮にそんなのがあっても、ワクワク感が薄れるので個人的には見ないし、ということでこちらでも全公開はしません。
オマケに曲名間違ってるのあるし。もうちょっと責任もって仕事してもらいたいものです。)
■ 東広島ウィンドアンサンブル第25回定期演奏会 ■
○日時 : 3月1日 (日)
○場所 : サタケメモリアルホール (広島大学敷地内)
○開場 : 15:30
○開演 : 16:00
☆入場無料☆
■ 演奏曲目 ■
~第1部~
♪ ザ・×××××× (最近「流星ワゴン」がブームですね。CMでなんでマッキーの「素直」が流れてるのかわかりませんが。クレジットされてないし。)
♪ ××××リ×・コラール (???「やーい。お前ん家 おっ化けやーしき~」)
♪ ×の島 ―吹奏楽×××××曲 (15年前になぜか課題曲になり損ねた幻の曲。今はもう星になってしまった人の作品です。大好きな曲です。)
♪ ミレニアム・カノン (指揮が加藤さんになってから、今までのウィンドではやらなかった毛色の曲を演奏する機会が増えました。)
~第2部~ 【指揮者・加藤和也氏によるアルトサキソフォン・コンチェルト】
♪ アルト・サキソフォンと吹奏楽のための協奏曲「たそがれの夢」 (委嘱ではないですが、日本初演です。無料で聴けるのは絶対美味しいです。)
♪ ×y ×a×××i×× ×××n×× (1曲だけじゃやっぱ物足りないっすよね~)
~第3部~
♪ ××ラ××の到× (地味に昔から演奏したかったアレンジ。ソロないので気が楽です。)
♪ 虹×××× (いつもは楽器紹介枠ですが、今年はホルンだけにスポットを当てます。)
♪ ××劇えきす××× (2年前の民謡のときよりは若干やりやすかったですが、やっぱり絵柄が変わらないと演出も難しいです。)
♪ スカイ・ハイ (最近「プ女子」が流行っておりますが(いい加減「○○女子」ってのもウンザリしてきたな)、上辺だけじゃない根っからの元祖プオタには懐かしの曲です。)
~アンコール~
・・・・は果たしてあるのか??乞うご期待
皆様お誘いあわせの上、おヒマでしたらお越しください。
よろしくです。
今更な話題ですが、自分でチェックするようになって初めて年賀状のくじが当たりました。
モチロン一番下の、下2ケタ(確率2/100)のやつですがね。
今度切手シート貰いに行かねば。
ちなみに送り主はsekishさん。ありがとう!
こっちに帰省してるときにはだいたい連絡くれますが、
忙しいのに来てもらってばかりでは悪いし、ラーメン食べまくりたいので今年はなんとしても福岡に行きたいものです。
sekishさんで思い出しましたが、
最近マッキーがニューアルバムをリリースしたようです。
13曲入ってますね、いつもより2曲くらい多いね。
ツアーやるっていうCMとか流れてたから新しいアルバム出るのかとは思ってたけど。
今度チェックしなくては。
ついでにアーティストの話題をもう一つ。
今年いっぱいでPE'Zが解散するみたいです。わーショック。
高校のときに薦められて一気に好きになり、
当時某ピアノ教室が主催したクラブクアトロで演奏できるオーディションに、
高校の器楽部の有志5人で即席コピーバンド「P」(←「ペジ」。もちろん「PE'Z(ペズ)」のモジリですが、「ページ」を意味する「P」の上にスタッカートをつけてムリヤリ読ませた)を組んで乗り込んだ際も、
演奏したのは「Akatsuki」でした。
サビは今でも暗譜で吹けます。
当然結果は大惨敗でしたが、この先一生縁のないであろう経験はいい思い出になってます。
4年前のRYTHEMのときもそうでしたけど、
好きなアーティストの解散というのは悲しいものですね。
(まあRYTHEMに関してはあの路線のままあれ以上続けてたら逆に嫌いになった可能性高そうですが……)
ちなみに村下孝蔵さんに至っては、亡くなった当時既に聴いていましたが、
まだ自分から積極的に聴いていたわけではなかったのと、
その事実を後から知った&まだ小さかったのでそれがどういうことかイマイチ実感できなかったんですかね。
岡崎律子さんも、大学に入ってから好きになったので、亡くなって5年経ってたのでね。
―――――――――――――――――――――――――
さあ、定期演奏会まであと半月です。
今年は例年より1~2週間早いです。
会場となるホールの予約が取れなかった関係でこうなったのですが、
3月1日って曜日関係なく高校の卒業式じゃないですか。
それと見事にカチ合ってしまいまして。
団にも何人か高校で教えてる先生がいますし、
そういった団員や近隣の高校生が少しでも演奏会に出られる&聴きに来られる可能性を上げるため
例年より遅い時間帯での演奏会になります。
・例年とタイミングの違う週での開催
・例年より遅い時間帯での開催
・高校の卒業式
もう集客数がガタ落ちする材料しかないのですが、
こればっかりは地道に宣伝活動を続けていくしか道はありません。
団の広報からも、SNSで宣伝してくれと言われてますので、
ワタクシもここで宣伝します。
今もうみんなFacebookやっちゃってますから、
不特定多数の人がネットで情報得られる数少ないブログ組の生き残りとして、
しっかりお伝えしますよ!
少なくとも「東広島ウィンド」で検索してヒットするブログのヌシの中に、団員おれしかいないからね。
例年同様、チラシやポスターで公表されてる曲目以外はチョメチョメで許してね。
(今年は団のHPからアンコールを除いた全曲目が見れるようになってるんだけど、
他の団の演奏会聴きに行くときに仮にそんなのがあっても、ワクワク感が薄れるので個人的には見ないし、ということでこちらでも全公開はしません。
オマケに曲名間違ってるのあるし。もうちょっと責任もって仕事してもらいたいものです。)
■ 東広島ウィンドアンサンブル第25回定期演奏会 ■
○日時 : 3月1日 (日)
○場所 : サタケメモリアルホール (広島大学敷地内)
○開場 : 15:30
○開演 : 16:00
☆入場無料☆
■ 演奏曲目 ■
~第1部~
♪ ザ・×××××× (最近「流星ワゴン」がブームですね。CMでなんでマッキーの「素直」が流れてるのかわかりませんが。クレジットされてないし。)
♪ ××××リ×・コラール (???「やーい。お前ん家 おっ化けやーしき~」)
♪ ×の島 ―吹奏楽×××××曲 (15年前になぜか課題曲になり損ねた幻の曲。今はもう星になってしまった人の作品です。大好きな曲です。)
♪ ミレニアム・カノン (指揮が加藤さんになってから、今までのウィンドではやらなかった毛色の曲を演奏する機会が増えました。)
~第2部~ 【指揮者・加藤和也氏によるアルトサキソフォン・コンチェルト】
♪ アルト・サキソフォンと吹奏楽のための協奏曲「たそがれの夢」 (委嘱ではないですが、日本初演です。無料で聴けるのは絶対美味しいです。)
♪ ×y ×a×××i×× ×××n×× (1曲だけじゃやっぱ物足りないっすよね~)
~第3部~
♪ ××ラ××の到× (地味に昔から演奏したかったアレンジ。ソロないので気が楽です。)
♪ 虹×××× (いつもは楽器紹介枠ですが、今年はホルンだけにスポットを当てます。)
♪ ××劇えきす××× (2年前の民謡のときよりは若干やりやすかったですが、やっぱり絵柄が変わらないと演出も難しいです。)
♪ スカイ・ハイ (最近「プ女子」が流行っておりますが(いい加減「○○女子」ってのもウンザリしてきたな)、上辺だけじゃない根っからの元祖プオタには懐かしの曲です。)
~アンコール~
・・・・は果たしてあるのか??乞うご期待
皆様お誘いあわせの上、おヒマでしたらお越しください。
よろしくです。
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プロフィール
HN:
根魚
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/09/16
職業:
臨時職員
趣味:
作曲・編曲、釣り、ラーメン屋巡り
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